2025年01月05日
はじめての逆夢
『山海旅人 THE REWINDER ~黄泉からの旅人~』 プレイ日記 vol.3
ここまで判明していることをまとめると、産女と化して七雲を殺そうとしているのは薬屋の妻・繍。
繍は身重の自分を置いていった夫・何貴を恨んでいるもよう。
他に何百勝という人物が首なし死体となり、岳明誠という茶屋の主人が行方不明ですが関係性は未だ不明。
まずは産女に捕らわれた肉体を解放するため、七雲は繍の過去へと飛びました。
ここまで判明していることをまとめると、産女と化して七雲を殺そうとしているのは薬屋の妻・繍。
繍は身重の自分を置いていった夫・何貴を恨んでいるもよう。
他に何百勝という人物が首なし死体となり、岳明誠という茶屋の主人が行方不明ですが関係性は未だ不明。
まずは産女に捕らわれた肉体を解放するため、七雲は繍の過去へと飛びました。
少し色褪せた背景ですが、現在の朽ちた村とは違って生活感があります。
ここは繍(シュウ)の記憶の中だと説明する明心。
七雲が直接人や物に触れることはできませんが、“感覚”を通じて人に影響を及ぼすことができます。
ゲームシステム的に言うと、例えば家の中から出てくる湯気を調べると≪ご飯のにおい≫を獲得。
こういった“感覚”をアイテムのようにストックしておけます。
また逆夢ステージでは画面下にタイムラインが表示されており、今が全体の時間軸のどのあたりかがわかるようになっていました。
タイムラインを一時停止したり早送りすることはできますが、巻き戻しはできないもよう。
そしてタイムライン上の登場人物が「悩む」「考える」といった行動をとっているポイントは、タイムラインにマークで示されるそうです。
それでは、実際にタイムラインをスタートしてみましょう。
場所は薬屋の横にある畑で、登場人物は畑仕事をしている何貴(ホーロクイ)とお椀を持った物乞い。
何貴さんが何やら「悩んで」おり、そのことを示す吹き出しとタイムライン上のマークも出ています。
ここで彼の思考を調べると、何貴は「このまま畑仕事を続ける」か「帰ってご飯にする」か悩んでいるようです。
現在は「畑仕事を続ける」が優勢ですが、ここに先ほど入手した≪ご飯のにおい≫を使って刺激を与えると思考が変化。
なるほど、これはわかりやすい。
いい匂いで空腹が刺激されて、やっぱり帰って食事にしようという気になったわけだ。
何貴さんが家に入った後、茶屋の瑛さんがやってきて壁に貼紙をしていきました。
現在では朽ちかかっていて読めなくなっていましたが「明誠失踪 村の酒蔵は危険 妖怪に注意 瑛より」と書かれています。
この貼紙を調べたことで≪妖怪の出現≫を獲得しました。
瑛さんの出番はここで終わりのようなので、何貴さんを追って家の中へ。
繍さんは何百勝さんが酒蔵で恐ろしい死に方をしたことで、妖怪を恐れているようです。
一方の何貴さんは「妖怪は迷信だし、黄おばさんが道士を呼んでいるから大丈夫」と妻を宥めていました。
産女の記憶によれば、連れて行ってほしいと頼む繍さんを「身重だから」と置いていったのが悲劇につながったはず。
さて、ここで何貴さんには「悩み」マーク、繍さんには「考え」マークが出ています。
明心の助言によれば、心の中の「考え」を逆夢の力で獲得して、それを「刺激」にできるとのこと。
例えば今回は「今度の薬草は高く売れそう」「貴はいつも博打で負ける」「道士様が来れば妖怪も怖くない」「百勝の死に方は恐ろしい」。
そのうち「百勝の死に方は恐ろしい」を選ぶと、≪何百勝の死≫を獲得できました。
考えを獲得するためにはゲージを消費するので、当てずっぽうで手当たり次第に……というわけにはいかないようです。
……ということで、≪妖怪の出現≫と≪何百勝の死≫の刺激によって何貴さんの思考に影響を与えます。
「妻は身重だから村に置いていくべき」と考えていたものを、「妻を連れてしばらく村を離れよう」と心変わりさせられました。
すると【逆夢成功】という表示が出て、この逆夢ステージを終えることができます。
過去が変わり夫婦が共に村を出たことで、何貴に恨みを抱いていた繍の怨念も消滅。
怨念に捕らわれていた七雲の肉体も戻ってきました。
しかし村に取り残された繍が何者に殺されたのかは不明ですし、土地公に薬屋の鍵を渡した道士の正体も不明です。
ただ道士に関しては、恐らく夫婦の会話に出てきた「黄おばさんが呼んだ道士」と同一人物。
過去が変わって生き延びた夫婦が、隣村に居れば何か話が聞けるかもしれません。
初めての逆夢はこれにて完了。
過去の記憶が変わって繍さんが救われる……というのではなく、本当に過去の事実自体が変わって夫婦が生き延びるんですね。
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Posted by 黴 at 20:19│Comments(0)
│山海旅人(ザ・リワインダー)