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2020年01月01日

被害者は牛


『Return of the Obra Dinn』プレイ日記 vol.8
 甲板の上と船内で同時に殺人が起きるというイカれた状況。
 上も下も大忙しです。




【IX 脱出 その1】死体の場所:職員食堂内/現場に居合わせた者:5名
 船内で反乱の計画と殺人が起こり、ちょうどその頃、甲板ではボートで逃げようとする乗客とそれを止めようとする船員の間で殺人が……。
 というカオスきわまりない状況でしたが、甲板の上で行われた死の連鎖は止まったのに、まだ懐中時計の反応が止まりません。
 じゃあ、今度はまた船内か。
 船室を見に行くと、これは士官候補生が 「反乱だ!」 と叫ぶ前の時間軸ですね。
 物陰で士官候補生が立ち聞きをしており、中には数人の男たちが。
 1人が血を流してぐったりと椅子にもたれかかっており、その周辺に頭を抱えて座り込む男たちがいます。
 どうも、この血を流している男が息を引き取ったところらしく、彼の残留思念を追うことができました。
(荒い息)
「離せッ!下ろせッ!」
「落ち着け、ひどいケガだ」
「大イカが…!フランス野郎は無事か!?」
「イカは消えた。あんたの助手は、八つ裂きに…」
「クソッ…!…あの怪物を、倒したのか?いったい、どうやって…」
「嵐が収まったら帰ってったよ。船長が倉庫から上がってきて- 「追い払った」 とさ」
(咳き込む音)
「いいから、休んでろ」
「あの手の呪いは…自然に解けはしない……」

 食堂以外の場所を見て回ると、ウィリアム・ホスカット一等航海士が部屋から出てくるところでした。
 ただ、食堂の出来事に気づいている様子はなく、甲板へ続く階段の方を見ています。
 恐らく、そちらからも何か物音がして、見に行くところなのでしょう。
 さて、今回の被害者ですが、ヒントが言うまでもなく 「フランス野郎」。
 フランス人の部下を怪物に殺されたようです。
 名簿をチェックするとフランス人の乗員は、甲板手のチャールズ・マイナーのみ。
 では、この人物は、甲板長のアルフレッド・クレスティルでしょうか。
 そう言えば、甲板でクラーケン(仮)に襲われたとき、この人の腕が触手に巻き付かれていたはずです。
 死体に左腕がないんですよね。
 ……もぎ取られたのか。
 「アルフレッド・クレスティル(甲板長)は、恐ろしい怪物に、体を切断されて死亡した」 かな。
 失血死という死因はないみたいですからね。
 それにしても、最後の会話を聞く限り、クラーケン(仮)に襲われているのは、呪いのせい?
 そして、反乱を企てているときの 「気味の悪い魚と貝」 という発言。
 終幕で、貝殻を巡って起きた殺人。
 一連の事件の鍵になりそうですね。
 このシーンでは、他の遺体は見つかりませんでしたので、一度、現実世界へ戻りましょう。
 すると、【IX 脱出】の章の総括ページが開きました。
 そこに 「失踪者」 として4名の人物が記載されます。
 ボートで脱出しようとしていた人たちでしょう。
 彼らは1人1人の死ではなく、まとめて安否情報を問われています。
 安否を一気に推測できる証拠があるってことかな。
 今のところ、明確な根拠がないので、一旦、保留です。



【II 死に至る病 その3】死体の場所:最下甲板/現場に居合わせた者:10名
 現実世界に戻ると、階段の床扉が開き、もう一層下へ行けるようになっていました。
 ここ、残留思念を見ているときに、士官候補生が押し開けていたところです。
 なるほど、扉が開いている過去を見ることで、現実世界でも探索範囲が広がる感じか。
 しかし、あちこち見て回っても、白骨死体が見つかりません。
 あれ?これじゃ過去の記憶が見られませんよね。
 うろうろしながらあたりを見回していたところ、壁にかけられた牛の頭骨にエフェクトが出ています。
 ぱっと見、虫がたかっているようにも見えるのですが、肉のない白骨死体に出ているので、虫じゃなくてエフェクトっぽいんですよね。
 いずれにせよ、「調べられる遺体はここだよ」 という目印です。
 これは……牛の残留思念が調べられるってことか?
「船匠のところへ運んで弔いの準備を…」
(牛の鳴き声)
「頭を殴れ。一撃で決めろ。頭骨をカチ割れ。俺が喉をかき切る」
「ここを?」
「ああ。早くしないと暴れ出すぞ」
(打撲音)
(刃物の音)
(咳き込む声)
「大丈夫かい?」
(嘔吐する音)
「チャールズは牧場育ちじゃないからな」
「靴を汚すなよ」

 死因はプレイヤーが特定するまでもなく、自動的に入力されました。
 被害者が名簿にないからでしょう。
 「巨大な牛は、食肉用に処理された」 と記載されます。
 さて、この場にいるのは4名。
 士官候補生3人組と、分厚いエプロンをつけた男です。
 これで、士官候補生はすべて名前が特定できます。
 まず、今嘔吐しているのは、チャールズ・ハーシュティク
 残り2人は、ナイフによる刺殺と、爆死という死因のみ判明しています。
 ピーターの名を言い残して死んだ刺殺された士官候補生は、トーマス・ランケでしょう。
 そして、爆死したのがピーター・ミルロイです。
 エプロンの男は、家畜番の役職を持っている人物だとは思うのですが、まだ断定できないので保留しておきます。
 いずれは証拠がなくても推測で埋めていかなければならなくなるでしょうが、まずはきちんと証拠があるところから埋めていきたいので。



【VII 破滅 その6】死体の場所:主甲板/現場に居合わせた者:5名
 士官候補生・ピーターは完全な特定が完了。
 「ピーター・ミルロイ(士官候補生)は、爆発に巻き込まれて死亡した」 となります。
 この情報を入れたことで、3名の安否情報が確定。
 怪物に腕を引きちぎられて死亡した甲板長のアルフレッド・クレスティル、
 最終的に船長にナイフで殺された甲板員のヘンリー・ブレナン、
 そして爆死してしまった士官候補生のピーター・ミルロイの情報は正しかったようです。
 裏表紙のドクロの周辺に、また3本の線が刻み込まれました。


【IX 脱出 その6】死体の場所:士官候補生の船室内/現場に居合わせた者:3名
 一方、トーマスの方は、まだ犯人の名前が明らかになっていません。
 「トーマス・ランケ(士官候補生)は、何者かに、ナイフで殺された」 までですね。




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Posted by 黴 at 21:16│Comments(0)Return of the Obra Dinn
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