2019年11月02日
船内同時多発殺人
『Return of the Obra Dinn』プレイ日記 vol.7
今更ですが、手記で見られるスケッチは航海中に乗客である画家が描いたものと思われます。
そのため、画家自身は絵画の中にいないのですが、隅に書かれたサインをが彼の肖像代わりになるもよう。
というわけで、画家のエドワード・スプラットは、先に名前だけ特定しておきました。
今更ですが、手記で見られるスケッチは航海中に乗客である画家が描いたものと思われます。
そのため、画家自身は絵画の中にいないのですが、隅に書かれたサインをが彼の肖像代わりになるもよう。
というわけで、画家のエドワード・スプラットは、先に名前だけ特定しておきました。
【IX 脱出 その4】死体の場所:船尾砲列甲板/現場に居合わせた者:6名
次は、顔面を銃で吹っ飛ばされて死んでいる無残な死体です。
「船長は信用できねえ」
「何か考えでも?」
「船を乗っ取って、東へ向かう」
「あの気色悪い魚と貝を、売りさばくんだ」
(息をのむ声)
「あ…?誰かいるのか?」
(荒い息)
「反乱だぁッ!」
「あの新入りめ…!」
(足音と悲鳴)
「やめろ!」
(もみ合う音)
(銃声)
新入りという発言から考えると、「反乱だ」 と叫んで殺されたのは、【IX 脱出 その6】で死亡した士官候補生でしょう。
このシーンでは、【IX 脱出 その5】と同じように、刺された状態で床を這って逃げているところ。
そして、誰が殺されたか、ですが、ここで役立つのが会話ログ。
冒頭の会話は黒い画面に字幕だけで表示されるのに対し、手記の中では、被害者の発言の前に 「×」 がつきます。
それを見ると、反乱を提案している男が死んでいるのがわかりました。
「あの新入りめ…!」 と言っているのも同じく被害者です。
つまり、流れとして、
今回の被害者は仲間に反乱を提案したが、それを士官候補生に聞かれてしまった。
追いかけてナイフで刺したものの、仲間はそれに驚いて、今回の被害者を止めようとする。
もみ合ううちに、銃が発射されてしまい、顔面に炸裂して、今回の被害者は死亡した。
……ということかな?
そうなると、今回の被害者=反乱の提案者=士官候補生の殺害犯、ですね。
「この人物は、何者かに、銃で射殺された」 まで埋めることができます。
【IX 脱出 その3】死体の場所:船尾楼甲板/現場に居合わせた者:11名
さて、この殺人と事故が立て続けに発生した直後、ウィリアム・ホスカット一等航海士と、ヘンリー・ブレナン甲板員が駆けつけてきます。
では、発生時はどこに居たかというと、その上の主甲板。
階段の手前で驚いたように階下を見ています。
また、主甲板から階段を上がったところ、ちょうど船長室の真上あたりで、頭を抱える船長の姿がありました。
おいおい、どうした船長?
Σ( ̄ロ ̄lll) こっちも死んでんじゃねーか!!
同時多発殺人じゃないか……。
甲板が血にまみれ、サーベルのような形の剣が落ちています。
死体は、終幕で船長に撲殺された男によって、船外に投げ捨てられようとしていました。
その死体から、残留思念を追います。
(刃物に刺される音)
(雄叫び)
「行かせろ!」
(ロープのきしむ音と咆吼)
(発砲音)
サーベルを片手に欄干に足をかけて飛び上がろうとしているのが被害者ですね。
彼に対して、船外につるされたボートからショットガンを発射しているのは女性です。
船長の妻・アビゲイルが怪物に殺されたとき、逃げ惑っていた乗客の一人。
よく見ると、ボートには他にも人が乗っています。
そして、甲板には別の人物の遺体が転がっていました。
少し離れたところからは、船長が被害者の方向に銃を向けていますが、発砲しているわけではありません。
ウィリアム・ホスカット一等航海士と、ヘンリー・ブレナン甲板員は階段を駆け上がろうとしているところ。
また、被害者の遺体を投げ捨てていた男の姿もあります。
ここで解るのは、「この人物は、何者かに、銃で射殺された」 ということ。
状況としては、ボートでこの船から逃げだそうとした人々を止めようとした船員に対し、船長が 「行かせろ」 と制止。
しかし、命令を聞かずに襲いかかろうとしたところを、返り討ちにされてしまった……って感じでしょう。
【IX 脱出 その2】死体の場所:船尾楼甲板/現場に居合わせた者:12名
先ほどのシーンで、甲板に倒れていた男の残留思念を見てみましょう。
「積荷はこれで全部です」
「行かせるか!それは最後のボートだ!」
「ポール!危ない!」
(剣を交える音)
「構わん!行かせろ!」
(刺される音とうめき声)
「やめて!」
「クソッ…」
被害者が、先のシーンの被害者に胸を剣で突かれています。
先ほどのシーンで加害者になった女性は、刺された男に向かって手を伸ばしていました。
彼女以外にも、3人の男女がボートで逃げようとしています。
久々に人物の名前が特定できましたね。
名簿でポールという名前を探すと、一等航海士付き司厨手という役職を持つ、ポール・モスが居ました。
司厨手というのは、料理を出したり、荷の積み込み・保管をしたりする仕事のようです。
「ポール・モス(一等航海士付き司厨手)は、何者かに、剣で殺された」 となりました。
発言から推測するに、このご婦人と懇意にしていたのか、あるいは逃げようとした一行に同情したのか、彼らに協力していたようですね。
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Posted by 黴 at 04:58│Comments(0)
│Return of the Obra Dinn
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