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2008年09月10日

『地底霊界』 (東京都)


『四八(仮)』 プレイ日記 vol.92
『地底霊界』 (東京都)
 契力15消費

 心霊関係のシナリオを複数クリアすれば見られるそうです。




1. 生け贄(契力45獲得)
 ジメジメとしたある日の夜、名倉 英司と同級生の冴嶋 しじまさんは、運動場で霊らしき者を目撃します。
 冴嶋さんは霊が消えていった泥の中に引きずり込まれてしまいました。
 何とか地中から這いだしてきた彼女と共に逃げ帰りますが、冴嶋さんはあの日以来、体調が思わしくなく、
 暗い部屋に居ないと安心できないと言います。
 冴嶋さんの調べによれば、例の場所はこの世とあの世の境目である六道の辻…。
 胡散臭い冴嶋さんの話に、見舞いも早々に帰ってきてしまった名倉さん。
 ところがその帰り道、名倉さんの足は勝手にあの運動場へと向かってしまいます。
 そして暗闇の中、ぎらりと光る目で見たのは冴嶋さんでした。
 名倉さんが自分を見捨てて逃げたから地獄の霊魂に捕まってしまったと言う冴嶋さんは、
 名倉さんの体にすがりつき、そのまま地面に沈んでいきます。
 彼女は、自分が助かるための身代わりを求めていたのでした。

2. 地下の帝国(契力65獲得)
 魂は死後、生前の罪により六道のいずれかに転生し、生死を繰り返すと言います。
 望まない道に転生した場合、六道を統括するお地蔵様に頼めば、別の道へ行ける…。
 道祖神という名で奉られている六地蔵は、この逸話が元になっているそうです。
 名倉さんは、冴嶋さんを救おうと、霊能者・三宮 劉子さんに助けを求めました。
 すると三宮さんは、冴嶋さんの幽体の一部が、地下幽界に取り残されたのだと言います。
 彼女の幽体を助けるため、自分と冴嶋さんの幽体を地底に向かわせると言う三宮さん。
 冴嶋さんの手を取った三宮さんが呪文のようなものを唱えると、どうやら彼女たちの幽体は、
 地下へ向かったようで、肉体の口からは地下で交わしている会話がこぼれ落ちています。
 そうして無事に幽体を取り戻した冴嶋さんと三宮さんは、再び自分たちの肉体へ……。
 こうして、冴嶋さんの幽体は無事に地下の冥界から帰ってくることが出来たのでした。

3. 幽霊列車(契力35獲得)
 ジメジメとした夜、自宅の布団でうとうとしていた名倉さんは、いつものように悪夢にうなされました。
 内容こそ違えど、場所はいつも洞窟の中のような湿った暗い場所。
 するとその日は、暗闇の向こうから和服の男が奇妙な言葉を呟きながら歩いてきました。
 そこでふと目が覚めた名倉さんは、二本の手に体を捕まれ、そのまま布団の下へ引きずり込まれ……
 もう駄目だと思ったとき、母親の声に起こされた名倉さん。
 けれども夢ではない証拠に、彼の体にはくっきりと手の痕が残っていました。
 翌日の夢では地下を進む名倉さんの前に地下鉄が現れました。
 その地下鉄に乗ると、中にいるのは幽霊と思しき半透明の人影ばかり。
 彼らはいっせいに名倉さんに襲いかかり、生気を吸い取ってしまいます。
 電車は名倉さんの成れの果てを乗せたまま、走り去っていきました…。

4. 盗人対策(契力65獲得)
 腕に引きずり込まれそうになった翌日、何か判らないかと書店で本を漁っていると、
 『東京地下迷宮』 という本に、夢とよく似た風景の写真が載っていました。
 本を買って読んでみると、その写真は埋蔵金に関するコラムのものです。
 昔、米の買い占めで大金を稼ぎ、民の怒りを買った生井屋九太郎という商人がいました。
 死後、自宅に財産は一切無く、代わりに地下道へと通じる穴が発見されます。
 そして、地下に財産を隠したと見られる絵図も見つかりました。
 結局隠し財産は発見されず、絵図が真実ならば何十億という埋蔵金が今も地下に眠っているのです。
 その日の夢には再び、あの和服の男が出てきました。
 彼こそが九太郎に違いないと確信した名倉さんは、その後をつけて黄金色の光が漏れる石垣を見つけます。
 埋蔵金を掘り出そうと石垣を崩した途端、崩れ落ちたのは名倉さんの足元の方でした。
 地獄へ落ち行く名倉さんが聞いたのは、男の高笑い……。

5. 浄霊完了(契力25獲得)
 おかしな夢ばかり見ることを母親に相談してみると、どうやら霊感は母親譲りだったようです。
 一度霊能者に見て貰った方が良いかもしれない、と話し合っていたところに突然尋ねてきたのは
 まさに話題に上っていた霊能者であり、母の友人でもある三宮さんでした。
 彼女はおかしな霊的波動を感じて様子を見に来てくれたのだそうです。
 三宮さんと共に幽体をあの地下道へと飛ばす名倉さん。
 2人は名倉さんに取り憑いている和服の男…生井屋九太郎に遭遇しました。
 三宮さんは九太郎と対峙し、その霊魂を成仏させることに成功します。
 気が付いたとき、名倉さんは自宅に戻ってきていました。
 もう悪夢に悩まされる心配はしなくても良さそうです。

6. 罪と罰(契力35獲得)
 九太郎を成仏させてしまっては埋蔵金が手に入らないと思った名倉さんが彼女を制止すると
 隙をつかれた三宮さんは、浄霊に失敗し、苦しみ始めました。
 そして、その魂は地下道から消えてしまったのです。
 取り残された名倉さんに男は、生け贄が1人手に入ったからお前は助けてやろうと言いました。
 その場を逃げ出す名倉さんは、縄梯子の掛けられた深い竪穴を発見します。
 奥から聞こえてくるのは、助けを求める三宮さんの声…。
 竪穴を降りていくと、光の漏れる石垣の向こうから、三宮さんの声がします。
 必死に石垣を壊した瞬間、暖かい光に包まれ、気が付いたときは肉体に戻っていました。
 そのおかげか三宮さんも無事に肉体へ戻っています。
 そして名倉さんの手の中には、何故か1枚の大判が……。

7. 侵入防止(契力25獲得)
 自宅を訪れた三宮さんに地獄の夢について相談してみると、
 名倉さんのベッドの下を、幽界と現界を繋ぐトンネルが通っているせいだと言います。
 三宮さんは、部屋に結界を張り、名倉さんには霊符を渡してくれました。
 それ以来、悪夢を見ることはありません。
 きっと埋蔵金のことは、霊が名倉さんをおとしめるための罠だったのでしょう。


違和感がありますが、つのだじろう漫画を読んだことがあるなら、何となく雰囲気を感じ取れる文体です。
なんと言いますか…すべてがやけに唐突で、登場人物の言い回しが独特に過ぎるんですよね。
あの漫画の感じをそのまま文章におこした空気がありました。
異色のシナリオと言っても良いでしょう。

【住民情報】
 名倉 英司(なぐら えいじ) 14歳 男性  東京都/東京都  生存
 冴嶋 しじま(さえじま しじま) 15歳 女性  東京都/東京都  生存
 三宮 劉子(さんのみや りゅうこ) 44歳 女性  東京都/東京都  生存
 名倉 和枝(なぐら かずえ) 43歳 女性  東京都/東京都  生存
 つのだ じろう 00歳 男性  東京都/東京都  生存





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Posted by 黴 at 23:14│Comments(0)四八(仮)
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