2008年07月23日
『猫屋敷』 (岐阜県)
『四八(仮)』 プレイ日記 vol.71
『猫屋敷』 (岐阜県) 契力50消費
『火葬場の町』 から派生するシナリオです。
居なくなった猫を探しに、某ホラー漫画家のお屋敷へ…。
このシナリオのタイトルバック、滝園くんと福沢さんが可愛いです(*´∇`*)
『猫屋敷』 (岐阜県) 契力50消費
『火葬場の町』 から派生するシナリオです。
居なくなった猫を探しに、某ホラー漫画家のお屋敷へ…。
このシナリオのタイトルバック、滝園くんと福沢さんが可愛いです(*´∇`*)
外壁に蔦の絡まる大きな洋館。
その漫画家は、ここを即金で購入し、移り住んだと言います。
そして、噂通り絶えず聞こえてくる猫の鳴き声……。
滝園 信也さんはチャイムを鳴らし、インターホン越しに猫を探している旨を伝えますが、
対応した男性は、「猫は一匹もいない」 と素気ない態度です。
しかし、福沢 玲子さんが口にした猫の名を気に入ったのか、男性は敷地に入れてくれました。
1. 猫草(契力60獲得)
その広い庭の中、滝園さんが目にした物置小屋からは、黒い煙が上がっています。
あれは火葬場の煙だ、と確信した滝園さんが物置小屋の扉を開けると、
中には廃墟と同じ煉瓦で出来た井戸のようなものがあり、そこから煙が出ていました。
そのとき、福沢さんが短い悲鳴をあげ、彼女の足に引っ掻き傷が付きます。
見ると、驚いたことに地面から猫の手が突き出ており、動いているではありませんか。
生き埋めにされたのだと思った2人が掘り起こすと、それは猫の腕…に見えるものに、
植物の根が生えた奇妙な物体でした。
滝沢さんがそれを踏みつぶすと、どす黒い液体と煙を出して、潰れてしまいます。
小屋の中には、猫の手足・しっぽ・頭…にしか見えないものが幾つも生えていました。
そしてそれは皆、「にゃあにゃあ」 と鳴いているのです。
「猫草だ」
その声に振り返ると、黒いフードを被り、巨大な鎌を持った男が立っていました。
男が言うには、庭で死んでいた猫を埋めてやったところ、この煙のせいか、
こうした草が生えてくるようになったのだそうです。
そして、草に誘われるのか、近所の猫がやってきては死に、また猫草が生える…。
火葬場の煙が養分になってこんな草が生えるのなら、人の血だったらどうなるだろう。
それを試したくて仕方がなかった男にとって、2人は格好の餌食だったようです。
落ちていく意識の中、猫たちの嬉しそうな声が辺りに響いていました。
2. 猫少女(契力100獲得)
屋敷から出てきた主・伊藤 潤二さんは何故か口に釘を銜えています。
広い屋敷内には、奇妙なオブジェが多数置かれていました。
滝園くんは、おかしな家主とおかしな屋敷に、帰りたくて仕方がありません。
伊藤さんが、富江を見つけたらこちらから連絡すると約束してくれたのを機にお暇しようとします。
一方、福沢さんは奇怪なオブジェを気に入った様子。
また遊びにおいで、と言われて大喜びです。
その後、どうやら福沢さんは1人で頻繁にあの猫屋敷を訪れているようです。
滝園さんは、彼女の体から無数の猫の声がするのを、はっきりと聞きました。
けれども、真相を確かめるためにあの屋敷を再訪する気にはなれません。
福沢さんは、最近何だか顔付きまで猫に似てきたように見えるのですが……。
こんな役で良いんだろうか、伊藤潤二さん……(´Д`;)
そして、『火葬場の町』 で排煙口から出てきた滝園さんを殺したのは伊藤さんだったんですね。
あのとき聞こえていた猫の鳴き声は、猫草のものだった、と。
……猫草をストレイ・キャットと読んだ人は正直に名乗り出るように。
【住民情報】
滝園 信也(たきぞの しんや) 15歳 男性 岐阜県/岐阜県 生存 or 死亡
福沢 玲子(ふくざわ れいこ) 15歳 女性 岐阜県/岐阜県 生存 or 死亡
伊藤 潤二(いとう じゅんじ) 44歳 男性 岐阜県/岐阜県 生存
<< BACK NEXT >>
Posted by 黴 at 23:16│Comments(0)
│四八(仮)