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2008年03月16日

『殺生石』 (栃木県)


『四八(仮)』 プレイ日記 vol.16
『殺生石』 (栃木県)
 契力60消費(契力70獲得)

 これも木村さんが取材に行くシナリオなので、彼が別の県に居たり、死亡したりしている場合は、
 住民情報を操作しなければなりません。




 殺生石の取材に来た月刊心霊マニアの木村 篤敏さんを出迎えたのは、森井 幸雄さん。
 観光名所ともなっている殺生石は、周囲に柵が設けてあり、近づくことは出来ません。
 何故なら、周囲には硫化水素・砒素・亜硫酸ガスなどの毒ガスが噴き出し、大変危険なのだとか。
 毒ガスのせいで、子狐が石の周囲で死んでいることがあり、祟りのせいだと言われています。
 お狐様が子狐たちを引き寄せる…と言った方が、殺生石伝説らしいのでしょうが、
 実際は、殺生石の周囲が温かいので、暖を取りに来た子狐がそのまま死んでしまう、というのが
 真相だと森井さんは言いました。
 しかし、子狐を殺すことはなくとも、ここには確かに恐ろしい九尾の狐がいるのだと言う森井さんは、
 その伝説を語ってくれました。


 殷王朝の時代、紂王の后・妲己になりすました妖狐・白面金毛九尾の狐
 狐は王をたぶらかし、悪事の限りを尽くしましたが、武王の軍師・太公望に正体を見破られ、
 神剣で体を3つに裂かれて、敗走することとなりました。
 妖狐は次に天竺で、斑足太子の后・華陽に成り代わります。
 そこでも、夫の権力を使い、やりたい放題だった妖狐は、更に若藻という少女に化け、
 吉備真備を騙して、遣唐船で日本に渡りました。
 日本に潜伏した妖狐は、1100年頃、藻女という幼子の姿で、子どものない武士に拾われ、
 大事に育てられた結果、玉藻前という名で宮中に仕えるようになります。
 妖狐は、鳥羽上皇に見初められますが、陰陽師・安倍晴明に正体を見破られてしまいました。
 逃げ出した妖狐が那須野で女子どもを喰らうようになると、鳥羽上皇は安倍晴明を軍師とした討伐隊を立てます。
 多数の犠牲を出しながらも、妖狐を追いつめた彼らは、首を落とすことに成功しました。
 しかし、死の間際、恨みの言葉を残した妖狐は、毒を吐く石に姿を変えたと言います。
 常に毒を放ち続ける石のせいで、周囲は生命のない荒れ地となりはてました。
 室町時代になり、玄翁和尚という僧が、妖狐の祟りを断ち切り、石を破壊することに成功します。
 殺生石は、呪いの言葉を吐きながら、全国へ飛び散りました。
 福島県・愛知県・岡山県・大分県など、各地に奉られている殺生石はその破片なのだと言います。
 そして、その石が再び1つに戻ったとき、妖狐は甦るのだ…とも。


鬼婆伝説とは違い、こちらは森井さんの語りだけで完結してしまいます。
“ゲーム” としては、何だこりゃ?と思うかもしれませんが、黴は案外気に入りました(*´∇`*)
こういうのが、1つ2つなら良いんですけどね…。


【住民情報】
 木村 篤敏(きむら あつとし) 33歳 男性  東京都/栃木県  生存 →青森県・福島県にも登場
 森井 幸雄(もりい ゆきお) 36歳 男性  栃木県/栃木県  生存





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Posted by 黴 at 19:14│Comments(0)四八(仮)
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『殺生石』 (栃木県)
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