2008年03月12日
『安達ヶ原ふるさと村』 (福島県)
『四八(仮)』 プレイ日記 vol.15
『安達ヶ原ふるさと村』 (福島県) 契力60消費(契力70獲得)
青森県の 『キリストの墓』 に出てきた木村さんが再登場です。
彼がまだ青森県に居る場合、まず住民移動を使わなければ、シナリオをプレイすることが出来ません。
『安達ヶ原ふるさと村』 (福島県) 契力60消費(契力70獲得)
青森県の 『キリストの墓』 に出てきた木村さんが再登場です。
彼がまだ青森県に居る場合、まず住民移動を使わなければ、シナリオをプレイすることが出来ません。
月刊心霊マニアの木村 篤敏さんを出迎えたのは、安達ヶ原ふるさと村の村長・柿本 秀治さん。
柿本さんは、この地方で有名な、安達ヶ原の鬼婆伝説を語ってくれました。
美しい姫君を、娘のように可愛がっていた乳母・岩手。
姫はある日、病で口をきくことが出来なくなってしまいます。
どんな医師も匙を投げた、この病を治すためには、妊婦の腹から取り出した胎児の胆が必要だという占い師。
姫を救うため、岩手は娘の恋衣にお守りを渡して、1人旅に出ました。
しかし、妊婦の腹を割くなどということは出来ず、かと言って屋敷にも戻れない岩手は、
安達ヶ原の岩屋に住み着き、そのまま幾年が過ぎます。
あるとき、岩屋に身重の女性とその夫が、一夜の宿を求めて立ち寄りました。
岩手は、この機会を逃すまいと、女の腹を割き、胎児を取り出したのです。
胎児を手に喜ぶ岩手が女を見下ろすと、その首には見覚えのあるお守りが…。
この手で娘を殺してしまった岩手は気が触れ、旅人を襲っては喰らう、鬼婆と化してしまったと言います。
柿本さんに、ふるさと村を見て回ると良い、と奨められた木村さんは、本来の目的である 『黒塚宝物資料館』 へ。
ここでは、ロボットと人形を用いた鬼婆伝説を上演しているのですが、その鬼婆は本当の死体を使って
作られている…という投書が、月刊心霊マニア宛に届けられたのです。
木村さんは、このネタを面白おかしく捏造して取り上げようと、取材にやってきたのでした。
黒塚劇場に入ろうとした木村さんに、突然背後から声を掛けたのは柿本さん。
鬼婆伝説の続きを話しておこうと思った、と言う柿本さんですが…。
岩手が鬼婆と化してから数年、岩屋を訪れた旅の僧・祐慶は、
岩屋の中で、無数の人骨や生々しい死体を見つけてしまいました。
逃げ出した祐慶を、恐ろしい形相の鬼婆が追いかけてきます。
祐慶が一心不乱にお経を唱えると、光の中から現れた観音様が鬼婆に破魔矢を放ちました。
破魔矢によって命を落とした鬼婆を哀れと思った祐慶が、岩手を奉ったのが現在の黒塚なのです。
柿本さんが、黒塚劇場での上演を口にしたのを幸いと、ロボットを見せてくれるよう頼む木村さんですが、
あいにく、子どもが悪戯をして壊れてしまったのだと言います。
それでも取材のために、何とか見せて欲しいと頼み込むと、柿本さんはおかしなことを言い出しました。
木村さんには、ロボットの修理を手伝って貰うので、見せるのは不可能だ…と。
矛盾した発言に首をかしげる木村さんに、柿本さんは包丁を突きつけます。
鬼婆の一部として、これから頑張ってください…と、柿本さんが出刃包丁を振り下ろしたその瞬間、
昔話の如く経を唱えた木村さんでしたが、信仰が足りなかったのか、観音様が現れることはありませんでした…。
分岐は一切ありません。
柿本氏の鬼婆伝説語りを楽しむのがメインですね。
ちなみに、鬼婆伝説の部分だけはフルボイスになっております。
【住民情報】
木村 篤敏(きむら あつとし) 33歳 男性 東京都/福島県 死亡 →青森県にも登場
柿本 秀治(かきもと しゅうじ) 44歳 男性 福島県/福島県 生存
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Posted by 黴 at 22:05│Comments(0)
│四八(仮)