『パラダイス・キラー』 プレイ日記　vol.2
　かつて神にそそのかされて罪を犯し、300万日にも及ぶ追放生活を送っていた捜査官レディ・ラブ・ダイ。
　完璧なはずの楽園で大量殺人事件が起きたことにより、再び捜査官としての任務に就くことになりました。
　まずは、判事なる人物から捜査の指示を受けることになります。

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【裁判所】星々の前の試練
　裁判所へやってきました。
　判事は人間というよりメガテンシリーズの仲魔に出てきそうなビジュアルをしています。
　三面六臂ならぬ四面四臂で、顔は金色の仮面で覆われていますが、腕や足は女性の造形。
　4つの腕のうち1つは木槌、1つは天秤を持っていました。
　判事は公正な正義の執行のため、自らのエゴをそぎ落とし、島と融合した存在。
　判事は、指導者たるモンセラット議長を初めとした議員たちが殺害されたことを告げます。
　彼らは新たな島『25号島(パーフェクト25)』を生み出すため、議員のペントハウスに集まって瞑想をしていました。
　そこを殺人犯に襲撃され、皆殺しにされたのが午前零時のこと。
　悪魔に取り憑かれた庶民 ヘンリー・ディビジョンが犯人として拘留されています。
　ヘンリーは10年前にも殺人を犯しており、凶器と思われるナイフを所持していたうえに、胃が議員の血で満たされていました。
　しかし、議事堂には聖なる4つの封印が施されており、封印は議員にしか開くことができません。
　一体、どうやって殺人事件が起きたのかを解決して欲しい、と判事はレディ・ラブ・ダイに命じました。
　第1の聖なる封印＝2人の神なる正義の保安軍衛兵と言われましたが、要は兵士がペントハウスを警備していたってこと？
　そして、ペントハウスは封印によって議員しか入れないがゆえに、殺害現場を実際に確認してはいないもよう。
　また、議員不在となった状況で、パーフェクト25を設計した建築士カルメリーナを臨時議長にしたそうです。
　この事件と関係があるかは不明ですが、第2の封印をつくった腕の良い職人であるK.HXが行方不明とのこと。
　うーむ、一気にいっぱい情報が出てきましたね。
　それに、超常的な要素や一般的ではない言い回しが多いので、事態を理解するにも時間がかかるんですよ。
　判事から得られた情報をまとめると以下のような感じ。

○殺害現場について
・議員にしか開けない聖なる4つの封印が施されたペントハウス。
・第1の封印は2人の衛兵で、事件の際に殺害されている。現場には悪魔の刻印があった。
・第2の封印をつくった職人K.HXが数日前から行方不明。

○有力容疑者について
・庶民のヘンリー・ディビジョン。
・10年前に殺人を犯している。
・捕まったとき血液のついたナイフを所持していた。
・胃の中が議員の血で満たされていた。

○時系列について
・23:52 孤独な監獄からヘンリー・ディビジョンが脱走。アキコ14大元帥がヘンリーを護衛中であった。
・00:00 モンセラット議長を初めとする議員が殺害された。
・00:03 アキコから証人にヘンリー発見及び衛兵殺害の報告。
・00:05 聖なる封印が閉ざされていることを確認。封印は議員しか開けられないためペントハウスは未確認。
・00:06 判事がパラダイスゲートを封鎖。
・00:32 シンジケート会合により25号島を設計した建築士カルメリーナが臨時議長に指名される。
・03:16 判事がレディ・ラブ・ダイによる捜査を決定。
・03:31 判事によりスターライトが起動。

　どうやら、血液が重要な証拠になるらしく、スターライトに議員やヘンリーの血液記録が保存されます。
　いよいよこれから捜査が始まるのですが、判事の台詞を要約すると、任意のタイミングで裁判を開始できるそうな。
　すべてのフラグが立ったらとか、制限時間内にとかではなはく、もう充分捜査したと思ったら判事に報告して裁判開始。
　そして、スターライトを起動して、事件の証拠やメモを閲覧できるようになりました。
　備忘録もあるので、これから何をすべきか、解決していない謎は何か、を確認することができます。

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　さて、裁判所から外へ出ると、またシンジが待ち構えていました。
　この世界ではブラッドクリスタルというものが通貨として使われています。
　壊れゆく24号島に残されたブラッドクリスタルを大量に盗んだシンジは、それを島中にばらまいたと言いました。
　どうやら、ゲーム中でも通貨の消費を必要とするらしく、それを入手する手段がシンジのばらまいたものを拾うことみたいですね。
　その言葉どおり、近くに赤い鉱石のアイコンが表示されており、調べるとブラッドクリスタルを1つ入手できました。
　プレイ中はブラッドクリスタルや遺物を集めるのにウロウロしたりもしているのですが、プレイ記ではすべてカットで。
　また、ところどころにある公衆電話のようなものを調べるとセーブができます。
　ここでもブラッドクリスタルを1つ消費すると、そのセーブポイントがファストトラベルポイントとしても開放されるもよう。
　自販機からも飲料が買えますし、祭壇にブラッドクリスタルを捧げることもでき、あちこちで使い道があります。
　ブラッドクリスタルがどれくらい手に入って、どれくらいを情報収集などに要するのか解らないのでしばらく様子見しますけども。


【議事堂】虐殺の宮殿
　まずは第1の聖なる封印である衛兵殺害現場へ赴きます。
　ペントハウスへ向かう道で血塗れのコンバットナイフを発見。
　これがヘンリーの所持していたと言われる凶器のようです。
　スターライトで血液分析をしたところ、議員たちとそれ以外の2名の血液が検出されました。
　一方、衛兵の死体を調べると、のどにぎざぎざの深い裂傷があります。
　刃物で切られたことは間違いないのですが、きれいな刃ではなく、傷か刃こぼれがあったのでしょう。
　この衛兵の死体から血液分析をしてみたところ、衛兵として登録された血液と一致しないことが判明。
　彼らの正体は不明ですが、少なくとも保安軍に登録された衛兵ではないようです。
　コンバットナイフに付着した血液とは一致するので、本物の衛兵の死体がどこかにある……ということではなさそう？
　また、血で描かれたシンボルが彼らの倒れる床に複数確認されました。
　レディ・ラブ・ダイには解読できない宇宙語で、これが悪魔の関与している証拠っぽいですね。
　シンボルは死体の血を使って指で描かれています。
　判事は、このシンボルがヘンリーの体に刻まれたものと同じだ、と言っていましたね。

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【議事堂】虐殺の宮殿
　衛兵の死体を調べた後、議事堂の外周を調べていたところ、1カ所だけベランダから中に入れるところがありました。
　どうやら、議員の1人であるアイズ・キワミの住居みたいですが、テキストの感じからして先に調べるところじゃないな、これ？
　アイズ・キワミは医師のドゥーム・ジャズと共にシンジケート入りし、その後議員になりましたが、数年前に謎の自殺を遂げました。
　議員が自殺するなど前代未聞でしたが、結局、その理由は今も不明のままになっています。
　そんな彼のアパートからは、2つの出生記録が出てきました。
　名前は隠されていますが、27年前と25年前の記録であることがわかります。
　ヘンリーが生まれたのは27年前。
　もしかすると、何か関係があるのかもしれない……と匂わせる程度の証拠ですね、今は。





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