2022年06月04日
争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない
『Detroit : Become Human』 プレイ日記 vol.60
Chapter31~運命の分かれ道~ 2038年11月10日 PM09:24 コナー・マーカス・カーラ
※このゲームは、初回は事前情報なし・リトライなしでプレイすることが推奨されています。
プレイ記にはネタバレが含まれておりますので、未プレイの方は閲覧注意。
Chapter31~運命の分かれ道~ 2038年11月10日 PM09:24 コナー・マーカス・カーラ
※このゲームは、初回は事前情報なし・リトライなしでプレイすることが推奨されています。
プレイ記にはネタバレが含まれておりますので、未プレイの方は閲覧注意。
【2038年11月11日 PM11:08 マーカス バリケードを作る】
収容所前に陣取り、バリケードを作って抗議行動を続けるアンドロイドたち。
マーカスは不安に陥る仲間を励まし、マスコミに向けてメッセージを発信し、できることをこなしていきます。
そうしていると、軍の配備エリアからFBIのパーキンス特別捜査官が歩み出てきました。
彼はリーダーであるマーカスと話がしたい、と申し出ます。
ここで応じるか否かは選べましたが、ここは応じるべきでしょう。
パーキンスは拡声器を使って、武器は持っていないから話し合いをしよう、と言っています。
マスコミにもバッチリ聞かれている状況で、騙し討ちをするなんて非難を集めるようなことはしないと信じたい。
しかして話し合いに応じてみたところ、軍はもうじき一斉攻撃を仕掛けるつもりだということが明かされました。
相手の要求は「降伏すればお前と恋人は助けてやる」という如何にもなもの。
死ぬのは怖くない、意志を貫いて死ぬなら本望だ、と撥ね除けます。
そもそも、助けてやるったって、監視下に置かれて自由を失うことが明言されちゃってますからね。
死ぬよりつらい状況で生かされ続けていることの方が恐ろしいが……。
バリケードの中に戻ったマーカスは、一斉攻撃が行われることを明らかにします。
そのうえで、戦っても生き延びられないなら、せめて自由なままに死のう、と呼びかけました。
瞬間、バリケード内にハンドグレネードが投げ込まれ、一同は爆風により吹き飛ばされます。
【2038年11月11日 PM11:07 コナー アンドロイドを変異させる】
もう1人のRK800はハンクの頭部に銃を突きつけ、コナーにとって1番大切なものは何かと問います。
ハンクを犠牲にしてでも目的を達成することか、ミッションを失敗してでもハンクの命を救うことか。
馬鹿野郎!ハンクを助けてミッションも達成するのがアンドロイド刑事だ!
まずはハンクを救うために変異させようとしていたアンドロイドから離れます。
するとRK800がコナーを始末するため、銃口をこちらに向けました。
Σ( ̄ロ ̄lll) ハンク!危ねぇぞ!!
ハンクがRK800の拳銃を持った腕に掴みかかり、RK800を撃つか、ハンクとの間に割り込むか、変異を進めるかの選択に……。
これは……割り込むより撃った方が早い!
先ほど確保していた拳銃を抜き、RK800に向かって発砲すると、RK800もハンクを突き飛ばしてコナーに発砲。
両者、肩口に被弾した状態で格闘が始まります。
(*´ェ`) ………何かぺちぺちしとる。
いや……ちゃんとアクションシーンなんですけど、「掌で相手を押す」という行為を双方挟んでくるせいで、若干迫力が……。
何かに似てるなぁと思ったら、カンガルーの喧嘩ですわ。
人間が喰らったら洒落にならない威力ではあるんですけど、腕で顔を押し合いへし合いするので、妙にほのぼの感があるという。
取っ組み合う2人のコナーに拳銃を突きつけるハンク。
しかし、RK800もハンクの相棒を装うため、どちらが本物か見分けがつきません。
ゆっくりと起き上がった双方の動きを銃で封じつつ、ハンクは頭を悩ませます。
ここで一方のコナーが「本物にしか答えられない質問を」と提言し、ハンクは「初めて会った場所」を問います。
向かって左側のコナーが答えようとした瞬間、それよりも早く完璧な答えを返す右側のコナー。
左側のコナー、口をぱくぱくしてもの凄いうろたえ方をしています。
お前がホンモノだよ……(´Д`;)
全然感情隠せてないもん。
続いてハンクは愛犬の名前を尋ねますが、これは選択肢でスモウと答えることができました。
ただ、先ほどコナーが「相手が答えられたのはメモリをアップロードしたから」という意味合いのことを呟いたからでしょう。
RK800も、今のは自分も知っていたけれど回答速度で負けただけ、という主張をしてきます。
息子の名前を問うハンクに、コナーは「コール」と返します。
コールは6歳になって間もなく、ハンクの車がトラックのスリップ事故に巻き込まれたことで亡くなりました。
緊急手術を担当できる人間がいなかったため、代わりに執刀したアンドロイドは彼の命を救うことができなかったのです。
それがハンクがアンドロイドを忌避する理由でした。
コナーの言葉に対し、手術の責任はレッドアイスを使って職務を遂行できなくなった医師にあった、と言うハンク。
アンドロイドを憎むのは責任転嫁で、本当の原因は別のところにあるとようやく認められたのです。
先ほどの問いと同様、自分も答えを知っていたことを主張するRK800ですが、その言葉が終わる前にハンクは発砲しました。
その銃弾はRK800の額を貫き、完全に機能を停止します。
ハンク……・゚・(ノД`;)・゚・
ハンクも知識を問う質問ではデータを共有するRK800とコナーの見分けが付けられない、と思ったのでしょう。
だから答え方に感情が乗る息子の話題を持ちだしたのかと。
ハンクの狙いどおり、コナーの方はハンクを気遣い、コールの死を悼みながら答えを返しました。
対してRK800は、ハンクのトラウマを単なるクエスチョンとしか捉えていない様子がよく解ります。
鬱になって自殺を試みるほどの傷を、相棒のために曝け出してくれるのが泣けてくる……。
コナーに出会って多くのことに気づかされたというハンク。
それは単なる機械ではなく、命を持っているからに他なりません。
この世界を変えられると信じて、ハンクはコナーの背を押してくれます。
コナーが変異させた1体のアンドロイドから変異は急速に広がっていきました。
この光景を見るに、やはり“変異させる”こと事態は特別な能力ではなく、ウイルスのようなものなのでしょう。
変異体と接触することによって変異の種が蒔かれ、過剰なストレスによってそれが発芽する、というのが今までの変異。
対してマーカスは、意識的に相手を発芽まで持って行ける能力を持っていた、みたいな感じかな。
あの手も触れずに変異させるのは、もしかしたらマーカス固有の能力だったのかもしれません。
ちなみに、コナーもマーカスも字幕だと「さぁ、起きて」と変異させますが、コナーは「Wake up」でマーカスは「You are free」。
この辺、性格と環境の違いが出ているような気がします。
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Posted by 黴 at 15:17│Comments(0)
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