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2010年06月06日

陽留見七神の噂


『夕闇通り探検隊』プレイ日記 vol.51
【陽留見七神の噂】

 人面ガラスの呪いを受けた者は、100日目に死ぬ。
 呪いを解く方法はないのだろうか。




【陽留見七神の噂】 噂入手方法
8月14日(金) 100日目
 自動入手


【陽留見七神の噂】 噂検証方法
1日目(8月14日) ナオ
 1) 《古街通り》 へ移動
 2) パノラマ画面で 『カスカ』 と会話
 3) 自動的に 《迷い通り》 へ移動
 4) 迷い通りを2周し、ゴミボックスにアイコンが出たら調べて▲、「塀の向こうへ行く」 を選択
 5) パノラマ画面で 『塀の落書き』 を調べる
 6) かごめかごめが聞こえたら、「答える」 を選択
 7) 「鳩を追う」 を選択
 8) 自動的に 《工事現場通り》 へ移動
 9) 工事現場の入口を調べて▲、「中に入る」 を選択
 10) 鳴子様を調べて▼、「蝶の群を追う」 を選択
 11) 自動的に 《輪坂横町》 へ移動
 12) 猫道に入る▲
 13) 画面左手へ進み、鳥居を調べて▼、「くぐる」 を選択
 14) 画面右手へ進み、猫神様と会話
 15) 猫道を出て、「猫についていく」 を選択
 16) 自動的に 《塚里稲荷への道》 へ移動
 17) 鳥居の前にいるアイバ ミナミと会話
 18) 自動的に塚里の森へ移動
 19) 画面右手へ進み三叉路を南へ、画面右手へ進み三叉路を北へ
 20) 画面右手へ進み、祠を調べて▲、「この奥に行ってみる」 を選択
 21) 川面を調べる▼
 22) 《陽見坂の下》 へ移動
 23) 病院への階段を調べ、「行ってみる」 を選択
 24) 地下室への階段を調べ、「行ってみる」 を選択
 25) 地下室から出て、画面右手へ進み、ショベルカーのアームの間を調べて▲、「行ってみる」 を選択
 26) 画面右手へ進み、パノラマ画面で数ヶ所調べた後、『人面ガラス』 を調べる




【陽留見七神の噂】 ストーリー
 遅くなるから夕食はいらない。
 メロスの散歩をお願い。
 そう言い残し、1人家を出るナオ。
 すべては呪いのせいだとしたら、クルミが死ぬことは避けられないのでしょうか?
 それでもナオには、クルミが居なくなることなど受け入れられません。
 サンゴなら…クルミなら、こんなときどうするのかを必死に考えたナオは、
 クルミが何度か口にしていた 『カスカ』 という名を思い出しました。
 呪いが降りかかる前に一刻も早く…ナオは古街通り目指して走り出します。

 川沿いの四辻に足を踏み入れたナオは、そこで幼い女の子に出会いました。
 カスカは不思議な言葉を紡ぎ、思いは良いことも悪いことも、色々なことを起こすと言います。
 ナオはカスカにクルミをカラスの呪いから助けたいと訴えました。
 するとカスカは、日没を待ってあげるから、急いであと6つの友達を回ってごらんと教えてくれます。



 いつの間にかナオは、迷い通りに立っていました。
 取り敢えず、がむしゃらに走りますが、迷い通りはナオを惑わすばかり。
 そのとき、塀の向こうから見える大木に気が付いたナオは、カスカの助言を思い出しました。
 カスカは、塀の裏に行ってみろと言っていたはずです。
 塀を乗り越え、社のある空き地に降り立ったナオは辺りを見回しました。
 すると、壁にチョークで六芒星が描いてあるのを見つけます。
 そのとき、背後から男の子の声で、かごめかごめの歌声が聞こえてきました。
「うしろの正面だぁれ?」
 ナオはクルミの言葉を思い出しました。
 あのときクルミは、ここに居たのは 『塀の裏の坊ちゃん』 だと言っていたはずです。
 その名を呼んで振り返ると、そこには1羽の鳩が居ました。
 社に留まっていた鳩は、不意に飛び去っていきます。
 ナオは、急いで鳩を追いかけました。



 鳩を追って工事現場に入ったナオは、そこで切られたはずの御神木を見ました。
 鳴子様に手を合わせるおばあさんは、ナオにもお参りするよう薦めます。
 すると鳴子様の根本から無数の蝶が飛び立ちました。
 ナオは、蝶の群れを追いかけ、再び走り出します。



 蝶の群れが消えたのは、輪坂神社の前でした。
 ふと見れば、1匹の三毛猫が猫道へと入っていきます。
 猫道にある小さな鳥居をくぐり、あのときと同じ場所へ辿り着いたナオは、
 カギシッポの猫が居た場所に、1人の老人を見つけました。
 老人は言いました。
「七ツ神の縁起を申す。 陽留見を拓きし対のもの。
 女は黒き鳥となり、男は猛き滝となる。 これにて陽留見は七神の里となりぬる」
 黒き鳥とは、やはりカラスのこと…?
 そう口にしたナオに老人は告げます。
 すべては人の業なのだと。
 人の願いが念ならば、人の怨みもまた念。
 そう言うと、老人はしばしの眠りについてしまいました。
 猫道を出たナオの前を、数匹の猫が歩いていきます。
 ナオは、彼らの行く先に何かがあると確信し、猫たちを追いかけました。



 猫たちは、塚里稲荷の辺りで姿が見えなくなりました。
 ナオが稲荷の前まで行くと、巫女装束のアイバ ミナミが立っています。
 話し掛けると、クスクスと含み笑いで古めかしい言葉を発し、何だか様子が変です。
 しかし彼女は何か知っていると感じたナオは、人面ガラスの呪いは本当なのか尋ねてみました。
 するとミナミは、呪いを本当のものにしたいのなら、祟り神のことは口に出すなと言います。
 “あの娘” がついてからは、自分たちにも手に負えないのだと。
 ミナミは、井戸に行ったら、「お前なんか居るわけがない」 と言ってやれ、とも言いました。
 井戸とは一体、何のことでしょうか?
 自分は教えないから、対の隠れ杜に聞いてみろと笑うミナミ。



 森の中を走るナオの耳に、木々のざわめきに混じって何やら声が聞こえてきました。
 声は、しきりに 「カクレモリ」 と繰り返しています。
 声が消えた方を調べると、どうやら祠の奥へ進めそうな気配…。
 奥へ向かったナオは、そこに立派な滝を見つけました。
 ここが隠れ杜?
 そう呟いたとき、どこからか 「川面を見よ」 という声が聞こえてきました。
 言われるがままに水の中を覗き込むと、そこには3本の枝と7つの小石があります。
 そして石は1つずつ順に光を放ち始めました。
 そこでナオは気が付きます。
 3本の枝を道路や新王子線に見立てると、石が置かれているのは、
 今まで通ってきた陽見七神の居場所ではないでしょうか。
 だとすると、残る1つ…6つの場所の中心こそが、カラスの呪いを解く鍵になるはず…。



 今度は、鳩も蝶も猫たちも、道案内をしてくれません。
 けれどもナオには確信がありました。
 地図の場所から考えても、最後の場所は……。
 クルミによく似た女の子が閉じこめられていた地下室へ向かったナオですが、
 そこには、手がかりになりそうなものは何もありません。
 地下室から出たナオは、工事現場の奥…森に続くフェンスの向こうに、道を見つけました。
 ナオは、病院裏の森へと歩みを進めます。





 サンゴは、昨晩のナオとの電話から、一睡もせず、部屋の隅でうずくまっていました。
 そして夕方になっても、ただ膝を抱えて胎児のように丸まっているばかり。
 心の拠り所を求めて、トモキさんに電話を掛け、原稿のことを口にするサンゴに “彼女” は言いました。
 やるべきことをやりなさい。
 貴女がサンゴであることを決めているのは誰なのか、と。
 サンゴは答えます。
 それを決めているのは自分自身、自分はサンゴだから何も変わらない。
 するとトモキさんは、子供のサンゴに失望したと言い、別離を告げました。
 あなたはもっと傷つきなさい、と言い残して。





 森に立ち入ったナオは、どこかで覚えのある空気を感じ取っていました。
 それは、100日前のあの夜と同じ…。
 森を抜けると、そこからは夕陽に染まる陽見が見下ろせます。
 その夕陽を背に、烏塚と古井戸が静かに佇んでいました。
 そして聞こえる、翼をはためかせる音…。
 歌が聞こえます。
 壊れたオルゴールのあのメロディー。
 やはり呪いは本当だったのです。
 管理人さんも、あの医者も、カラスの呪いで死んでいったのです。
 だから自分たちも、きっとみんな死んでしまう!

「何やってんの、ナオッ!」

 ナオを正気に戻したのはサンゴの声とメロスの咆哮でした。
 ナオは思い出しました。
 自分が何のために来たのかを。
 他の誰でもない、“クルミ” を助けるために来たのです。
 ナオは叫びました。
 呪いなんかない。
 お前なんか居るわけがない。
 これはすべて自分が作り出したんだ、と…。




【陽留見七神の噂】 総評
 これまでに体験してきた陽留見七神に関わる噂。
 その現場を順に回らなければいけません。
 しかも、それぞれ制限時間が設けられており、間に合わないと、そこでおしまい。
 まぁ、難しいのは塀の中の坊ちゃんと、隠れ杜くらいで、他は問題ないでしょう。
 個人的には、鳩や猫などを追いかけながら、等身大の街並みを駆け抜けたかったところです。

 さて、この七神巡りですが、カスカの手が及んでいるせいでしょうか、
 いつもの街並みに誰一人として通行人がいません。
 BGMと相まって、効果的に非日常が演出されています。
 普段は生活音のみの街中を、緊迫したBGMと共に走るナオ。
 感覚的に物事を受け止められる柔軟性で、陽留見七神の言葉を正しく理解し、
 ついに人面ガラスと対峙するに到ったわけですが、そこで感受性の高さが裏目に出てしまいます。
 人面ガラスに畏れを抱き、“呪い” という言葉で雁字搦めになってしまいました。
 それを断ち切ってくれたのが、サンゴとメロス。
 我に返ったナオの言葉は、心底胸を打ちます。

 人面ガラスの呪いは消えました。
 ナオ自身がつくり出したものだったのか、呪いが打ち消されたのかは解りません。
 しかし、“呪い” が無くなったことだけは事実です。
 そして、その事実がどのような結果をもたらしたのかを描いたのがエンディング。
 これにて、44の噂はすべて終了しました。





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Posted by 黴 at 22:36│Comments(0)夕闇通り探検隊
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