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2008年08月08日

『大作家 その三・裏』 (山梨県)


『四八(仮)』 プレイ日記 vol.79
『大作家 その三・裏』 (山梨県)
 契力15消費

 今度は吉池さんを東京に、編集長を山梨に置く必要がありそうです。
 冒頭のやりとりは 『大作家 その三』 と共通。
 ここで吉池さんが断固拒否した場合のお話、といった感じかな?




 自分は 『四八』 の会議があるので、一生懸命、吉池 マリアさんを説得していた編集長・バカタール加藤さん。
 すると、タイミング良くバンプレストの石川 肇さんから会議の延期を申し出る電話が入りました。
 大ファンの筒井 康隆先生に会えることになり、喜色満面で山梨へと向かう編集長…。
 若女将の三枝 美子さんに出迎えられ、立派な離れに通されます。

1. 充実感(契力45獲得)
 離れに通された編集長は、待っている間、部屋の中を見て回ることに。
 隣の部屋は寝室らしき部屋で、天井には 『本陣の怪異』 のように複雑な木目が広がっています。
 主人公のように、寝転がり、天井板を数えてみる編集長。
 すると、14枚目の天井板に一瞬、老人の顔が見えたような……。
 それを気のせいと片付け、居間に戻った編集長は、若女将から筒井先生の帰還が夜になると告げられます。
 筒井先生から、この離れに泊まっていって欲しいと言われた編集長は大喜び。
 食事を終え、風呂に入った編集長は、筒井先生の原稿を読み返しながら帰りを待ちました。
 いつの間にか時刻は明け方近く。
 明日、先生に会うのだから早く寝なければ、と思うのですが、眠気が訪れません。
 仕方なく、また天井板を数えていると、またもあの老人の顔が……。
 死の瞬間、あれがノンフィクションだったと知った編集長の心は満たされきっていました。

2. 悪戯の代償(契力45獲得)
 天井裏の筒井先生は、なかなか寝ない編集長に苛々していました。
 早く戻らないと、真面目な秘書の鮎川 桂さんに叱られてしまうというのに。
 そのとき、不意に足元に何かが触れたような感触があります。
 見れば、見知らぬ老人が自分と同様、這い蹲った姿勢でこっちを見ているではありませんか。
 老人は、「早く天井板を打ち付けないと怒られる」 と言います。
 すると、筒井先生の体は、自分の意志に反して天井板をはめ直し、釘を打ち付けていきました。
 体の自由が戻った筒井先生は出口へ向かって逃げ出します。
 ところが、老人はすべて穴を塞がなければならない、と言い、筒井先生を金槌で殴りました。
 それどころか、筒井先生の全身に容赦なく釘を打ち付けていくのです。
 …翌日、慌てた様子で編集長の部屋にやってきた若女将や鮎川さんは、
 編集長に最後の原稿を手渡すと、必死に天井を棒で突き始めました。
 事情を聞ける雰囲気ではなく、原稿を手に帰ってきた編集長。
 その日以来、筒井先生の消息は知れぬままだと言います。

3. 天井裏のサンタクロース(契力35獲得)
 深夜に目を覚ました編集長は、何かがこちらの様子を窺っている気配を感じました。
 「そこだ!」 と叫んで、手にした筒井先生の本を、天井に投げつける編集長。
 すると、叫び声と共に、天井から人が降ってきました。
 怪しい男を警察に突き出そうとする編集長でしたが、顔を見て吃驚。
 何と筒井先生本人ではありませんか。
 そこへ秘書の鮎川さんが入ってきて、ひっくり返った筒井先生にまた吃驚。
 妙な空気のまま居間へ移動すると、筒井先生はこれが原稿を使った悪戯だと白状します。
 お茶を運んできた鮎川さんは、渋い顔ですが、筒井先生は懲りない顔で、
 お茶より酒の方が良いなどと言う始末。
 結局、3人は編集長がお土産に持ってきた日本酒を飲みながら夜を明かし、一緒に朝食を取りました。
 無事に最後の原稿も貰った編集長は、また今度酒を飲もうと約束し、旅館を後にします。
 憧れの筒井先生と酒を飲み、次の仕事の約束まで出来た編集長は満足しきりでバスに揺られていました。

4. 期待はずれ(契力35獲得)
 明日に備えて早めに寝ることにした編集長は、一度も目を覚ますことなく朝を迎えます。
 すると部屋を訪れた若女将が、筒井先生からの原稿と手紙を手渡し、
 先生は急な用事で神戸に戻ったと告げました。
 がっかりした編集長は、先生直筆の手紙だけを喜びに、電車で東京へ。
 一方、実は旅館に居た筒井先生は、編集長が爆睡していたせいで悪戯が失敗したことに落胆しています。
 若女将はそんな筒井先生を慰め、あまり無理はしないように、と言い含めるのでした。

5. 盲信(契力65獲得)
 離れに通された編集長は “礼儀正しい日本男児” として筒井先生をお待ちすることに。
 と、ここで日本男児の正しい接待とは何か、ということに思いを馳せます。
 「次の作品のネタを提供しよう」 との結論に至った編集長は、様々に考えを巡らせました。
 夜半、シャワーが壊れているようだ、と若女将を呼んだ編集長は、その顔を湯に沈め、窒息死させます。
 更に、同じクレームで次々に従業員を呼び出し……。
 夜遅くに旅館へ戻ってきた筒井先生と秘書の鮎川さんは、血まみれでニヤニヤと笑う男に仰天しました。
 男は、ファミ通編集長の加藤と名乗り、先生に人を殺すときの体験を話したかったと言います。
 先生のお役に立ちたくて……。
 そんな理由で次々に殺人を犯したと聞き、筒井先生は呆然としていました。

6. 残念な結果(契力35獲得)
 大したおもてなしを思いつかないまま、朝を迎え、おまけに筒井先生にも会えず、
 原稿の封筒だけを貰って東京に帰るハメになったのでした。

7. 大作家の災難(契力65獲得)
 日本男児として尊敬する先生に何か奉仕活動を…と思い立った編集長。
 筒井先生は帰ってこないということでしたが、ファンである自分を試すため、
 夜中に来訪するかもしれない…と考え、いつ先生が訪れても良いように準備万端です。
 しかし、そのとき編集長は天井裏に何者かの気配を感じました。
 本を投げつけ見事退治した曲者の正体は何と筒井先生。
 驚く編集長ですが、筒井先生の方も素っ裸の編集長の驚愕しています。
 日本古来の高貴なたしなみを…と迫る編集長に怯えた筒井先生は死にものぐるいで逃げ出しました。
 編集長は夜の庭園を全​裸で風のように走るのでした。


こちらは選択肢総当たりで、すべての分岐が網羅できますが、
『大作家 その三』 と同じく、どうしちゃったの?ってなくらいに豊富な分岐ですね。
筒井先生の書いた原稿が現実になってしまい、先生自体が被害に遭うストーリーは良質でした。
利吉が、死しても尚、天井裏から出るのではなく、天井板を打ち付けなければ、と考えているのが物悲しいですね。
しかし、筒井先生のグラフィックでの表情は、他の登場人物よりずっと良い顔してます。
流石、作家で役者、といったところでしょうか。

【住民情報】
 吉池 マリア(よしいけ まりあ) 27歳 女性  東京都/東京都  生存
 バカタール加藤(ばかたーる かとう) 42歳 男性  東京都/山梨県  生存 or 死亡 or 錯乱
 三枝 美子(さえぐさ よしこ) 31歳 女性  山梨県/山梨県  生存 or 死亡
 筒井 康隆(つつい やすたか) 73歳 男性  大阪府/山梨県  生存 or 行方不明
 鮎川 桂(あゆかわ けい) 35歳 女性  東京都/山梨県  生存





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Posted by 黴 at 23:19│Comments(0)四八(仮)
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