2008年08月04日
『大作家 その三』 (山梨県)
『四八(仮)』 プレイ日記 vol.77
『大作家 その三』 (山梨県) 契力30消費
『大作家 その二』 の続きです。
分岐がまったくなく、2~3回プレイしても分岐が埋まらなかったので、
どうやらこのシナリオ以外の要素が分岐条件になっているようです。
『大作家 その三』 (山梨県) 契力30消費
『大作家 その二』 の続きです。
分岐がまったくなく、2~3回プレイしても分岐が埋まらなかったので、
どうやらこのシナリオ以外の要素が分岐条件になっているようです。
編集長・バカタール加藤さんの出張命令を断固拒否する吉池 マリアさん。
けれど、どちらも引かなければ、結局弱いのは部下の吉池さんです。
仕方なく、最後の原稿を受け取りに、山梨へと向かうことになったのでした。
原稿を貰って、すぐに帰ろうと思っていた吉池さんですが、若女将・三枝 美子さんは
筒井 康隆先生が直接原稿を手渡すので、部屋で待っているよう伝えられます。
通されたのは前回宿泊したあの部屋でした。
筒井先生本人は別の打ち合わせが長引いているというので、部屋で待機していた吉池さん。
1. 恐怖再び(契力60獲得)
待つことしばし、若女将に告げられたのは、今日は帰ってこられないらしいという言葉。
吉池さんは否応なく、あの恐怖体験をした部屋に泊まらなくてはいけなくなってしまいます。
……そして深夜、再びあの天井の老人が現れました。
今度こそ大きな悲鳴を上げた吉池さんは、部屋の隅まで逃げて腰を抜かしたまま朝を迎えます
翌朝は、若女将が止めるのも聞かず、筒井先生に会う前にタクシーで逃げ帰りました。
先生には編集長が電話で謝罪してくれ、原稿も郵送で無事受け取ることが出来ましたが、
吉池さんは同封の筒井先生からの手紙も読めず、極度の暗所恐怖症になってしまったそうです。
2. 嘘から誠(契力80獲得)
筒井先生が帰ってこられないので、今日は泊まって欲しいという若女将ですが、
恐怖体験をした吉池さんはそれを強硬に拒否し、何としても旅館を出ようとします。
すると若女将は困った表情で、吉池さんを待たせて退室しました。
次の瞬間、いきなり離れ全体の明かりが消えてしまいます。
そして上から感じる何者かの視線……。
筒井先生は若女将から、吉池さんが帰ってしまったことを聞いて残念そうです。
若女将が部屋を出ている間に帰ったようなのですが、不思議なのは玄関に居た従業員が
吉池さんの帰る姿を見ていないこと。
→ 『本陣の怪異 利吉』 開放
その話を聞いて、哀しい話だと言う若女将に、筒井先生はフィクションだ、と返すのでした。
3. 正体(契力80獲得)
筒井先生が帰ってこられず、渋々離れに泊まった吉池さんは、この場に居なければ良いと思い立ち、
ロビーで時間を潰し、もし他の宿泊客と仲良くなれたらそちらの部屋にお邪魔させて貰おうと考えます。
しかし、ロビーは明かりこそありますが完全な無人。
離れよりはマシだ、とそこで週刊誌を読んでいた吉池さんの耳に玄関の方から物音が聞こえてきました。
様子を見に行くと、そこで段差に足を取られた男性が転倒しています。
その恰幅の良い紳士に手を貸した吉池さんは、どうやらお金持ちの社長らしいその人に興味津々。
彼の離れに招待され、秘書の方も交えて雑談をしていましたが、自分の泊まる離れのことに
話が及ぶと、吉池さんはどうしても口ごもってしまいます。
すると男性は、あの話は本当だったようだ…と、こちらの離れの一室に吉池さんを泊めてくれました。
翌朝、気分良く部屋に帰ってきた吉池さんは、そこで若女将から原稿を受け取ります。
筒井先生は、今日も帰ってこられないので…と言うのです。
…東京に戻った吉池さんの元に、筒井先生からサイン入りの新刊が届けられました。
浮かれる編集長の相手に手一杯でよく見なかった吉池さんですが、その本に掲載されている
筒井先生の写真は、確かにあの日出会った紳士で……。
4. 2人の幽霊(契力50獲得)
暇をもてあまし、庭を散策していた吉池さんは、前回宿泊したときにも会話をした
庭師の丹羽 正路さんが仕事をしているところに出くわします。
そこで、丹羽さんにあの離れに何か出るという噂がないか尋ねてみたところ、
「筒井先生にからかわれたんだろう」 という思いもよらない一言が。
丹羽さんが言うには、今までも同じように筒井先生の悪戯で怖い目に遭わされた人がいるのだとか。
部屋に戻ってきた吉池さんは、若女将から筒井先生が戻るのは明日になることを告げられます。
またも離れに泊まることになってしまった吉池さん。
布団の中からふと見上げた天井にはまた、老人の顔が…。
翌朝、旅館に戻ってきたという筒井先生本人と対面した吉池さんは、
天井の老人について話を持って行こうとする筒井さんに、自分が真相を知っていることを告げます。
すると筒井先生は笑って悪戯を白状しました。
ところが、筒井先生が悪戯をしたのは、前回だけだというのです。
からかわれているのだと思い笑う吉池さんに、筒井先生は神妙な顔で原稿の最終章を差し出しました。
→ 『本陣の怪異 利吉』 開放
自分の見た者が筒井先生ではないと知り、気分が悪くなってしまった吉池さんは、
挨拶もそこそこに急ぎ東京へと戻るのでした…。
分岐が難しかった~!
別シナリオが絡んでくるとは思いませんでした。
話自体は凄く面白かったんですけど、繰り返しプレイがつらいですね。
『大作家』 を読むと自動的に 『本陣の怪異』 もついてくるので。
しかし、分岐後のストーリーは似通ったところがなく、大満足。
分岐しても似たり寄ったりの展開が多いと思っていましたが、これはきちんとしてるじゃないですか。
【住民情報】
吉池 マリア(よしいけ まりあ) 27歳 女性 東京都/山梨県 生存 or 行方不明
バカタール加藤(ばかたーる かとう) 42歳 男性 東京都/東京都 生存
三枝 美子(さえぐさ よしこ) 31歳 女性 山梨県/山梨県 生存
丹羽 正路(にわ まさみち) 58歳 男性 山梨県/山梨県 生存 →旅館の庭師
筒井 康隆(つつい やすたか) 73歳 男性 大阪府/山梨県 生存
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Posted by 黴 at 23:06│Comments(0)
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