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2008年05月18日

『呪われた旅館』 (愛媛県)


『四八(仮)』 プレイ日記 vol.45
『呪われた旅館』 (愛媛県)
 契力60消費

 20人を集めないと稲川淳二さんの話を聞くことが出来ません。
 形式は、あなたシナリオ同様、最初から最後まで稲川さんが喋りまくり。
 ただし今度は分岐もします。




 怪談作品を撮るときには監督もするという稲川 淳二さん。
 ある作品のイメージにぴったり合うロケ地を見つけてスタッフと現地入りしたときの話です。

1. 白い女 黒い女(契力70獲得)
 ロケ地へ向かう途中、稲川さんは吊り橋に出る幽霊の話を聞かされました。
  大学生2人が、噂の吊り橋を車で訪れると、そこには白い女の姿がある。
  彼らが吊り橋のたもとへ行くと女はいないが、橋の中央に白いものが落ちていた。
  それは白い百合の花束に過ぎなかったが、恐ろしくなった1人が帰ろうと言うと、
  何故かもう1人は金網を握りしめ、湖面を見ている。
  そこには白い服の女が水面に立ち、こちらを手招いていた。
  一目散に逃げ出した2人は、ようやく町までたどり着いたときには汗だくになっていた。
  その手をズボンで拭うと、何故かべったりと赤く濡れる。
  あのとき金網を掴んだ手には、どうしたことか真新しい血が付いていたのだ……。
 ロケバスで今し方話した吊り橋へ寄ってみることにした一行。
 すると、そこには明らかに何かがいる気配がしました。
 稲川さんが吊り橋で写真を撮っていると、突然同行していた女の子たちが震え始めます。
 彼女たちが指さす方を見ると、黒ずくめの女が金網を後ろ手に握り、横ばいで歩いて来るではありませんか。
 一歩も動けない稲川さんの目前で、女は溶けるように消えました。
 しかし、そのとき確かに稲川さんは、彼女が 「恋人と親友に殺された」 と言ったのを聞いたのです。

2. 錯乱(契力70獲得)
 吊り橋へ行ってみようとするも、道を間違え、廃墟となった病院へ辿り着くロケバス。
 すると、先ほど吊り橋の話をしてくれた男性スタッフの様子がおかしくなりました。
 あまりのことに急いで病院へ搬送したのですが、彼はそのまま入院。
 未だに退院していないそうです。

3. 罪の意識(契力70獲得)
 稲川さんはロケバスの中で、廃病院にまつわる怖い話を聞かされました。
  二十数年前、スタッフの秋山さんはある病院に看護婦として勤務していた。
  寮の改築を行う間、病院の敷地内にある空き屋で寝泊まりをしていた看護婦たちだが、
  その空き屋は、人の気配や足音がしたり、床下からストレッチャーのような音が聞こえる不気味な所。
  ある日、そこに寝泊まりしていた看護婦が行方不明になった。
  更に、同僚の1人が廊下の奥にたたずむ、彼女の幽霊を見たと言う。
  彼女が居た辺りを調べてみると、物陰に隠れるようにして小さな鉄の扉があった。
  開けてみると、そこは地下通路への入口。
  何でも昔この病院には、理不尽な扱いを受けていた伝染病患者を閉じこめておく建物があり、
  彼らの遺体を運ぶための地下通路も備わっていたという。
  あるとき患者たちが通路を使って脱走を試み、多くがそこで亡くなったらしいのだが、
  建物が取り壊された今も、地下通路だけは存在していたようだ。
  秋山さんと2人の看護婦は、手がかりを求めて地下通路を進む。
  すると、背後からストレッチャーの音が近づいてくる。
  逃げる3人だが、転倒した秋山さんは、何かが足に絡みついて身動きが取れない。
  同僚の懐中電灯に照らされたそこには、怒りの形相の患者たちが…。
  そして、秋山さんの足に絡みついていたのは、腐りかけた女の腕だった。
  3人は地下通路で気絶しているところを発見される。
  女の遺体は、行方不明になっている看護婦のものであった。
 その廃病院へ立ち寄ることにした一行ですが、到着すると秋山さんがふらふらと歩き出します。
 彼女は見えない何かに話し掛け、地面に座り込んで泣き出してしまいました。
 見れば、彼女の側の土中から白骨が…。
 警察の調べによると、秋山さんが看護婦時代に殺害してしまった同僚のものでした。
 秋山さんは今でも入院しているのだとか。

4. 途中乗車(契力70獲得)
 廃病院へ行ってみようとしたロケバスは、道を間違えて吊り橋の方へ来てしまいました。
 仕方なく一行は、ロケバスを降りて吊り橋の景色を楽しんでから、旅館への道を進みます。
 スタッフが撮影の準備に取りかかっていると、バスの運転手が不思議そうな顔で言いました。
「バスの後部座席にもう1人女性が乗っているんだけど、あれは誰だろうねぇ」

5. 押入心中(契力70獲得)
 目的地の旅館に着くも、少々イメージが違った稲川さんは、紹介された別の温泉宿へ向かうことに。
 そこは三階建ての建物でしたが、2階3階はまったく使っていないので自由にして良いとのことでした。
 埃がたっぷりと積もり、蜘蛛の巣もはっていますが、イメージにはぴたりと合致します。
 早速、スタッフが機材を運び入れるために階下へ移動し、稲川さんは助監督と打ち合わせをしていました。
 すると、奥の方から何やら声がします。
 人が居るなら一言挨拶を…と思った2人が様子を見に行くと、そこには誰も居ません。
 埃が積もった部屋の中では、スイッチの入った古いテレビだけが明かりを放っていました。
 不気味に思いながらも、翌日から撮影に臨んだ一行。
 押し入れのふすまが突然倒れる、というシーンを撮るため、スタッフの1人が中に入っていたときのこと
 出てきた彼は顔面蒼白で、中に学生が居たと言います。
 話を聞いた旅館の女将は、昔その部屋の押し入れで、書生が心中を図る事件があったと言いました。
 調べてみると、押し入れの中には遺書と思しき古びた紙が貼り付けられています。
 そして、紙の貼られていた場所というのが、スタッフが学生を見たというまさにその位置なのでした。

6. 待ちぼうけ(契力70獲得)
 少々イメージの違った旅館ではありましたが、仕方なくそこで撮影を始めた一行。
 本来、押入を使うシーンでしたが、ふすまで代用することにしました。
 ふすまの向こうにスタッフの女性が隠れて、合図と共に倒すはずだったのですが、
 その女性が何故か部屋に入りたがりません。
 すると、同行していた仏門の修行もしている先生が引き受けてくれました。
 カメラが回ると、何故か向こうの部屋から読経が聞こえます。
 不思議に思いつつも合図を出すと、ふすまが倒れ、そのシーンは撮影終了。
 するとその先生が、この部屋は誰か人が死んでいる、と言い出しました。
 何でも、先ほどあの部屋で、何者かが体に這い上がってくる感触があったのだとか。
 お経を唱えると気配は去っていったそうですが、あの女性スタッフも部屋の鏡台から
 女性が出てくるのを見て、入るのを嫌がったのだと言います。
 見取り図を見てみると、どうやらあの部屋には入口のない開かずの間があるようでした。
 それからしばらくして、あの旅館が取り壊されるというので、行ってみると、確かに開かずの間はありました。
 御札がたくさん貼られたその部屋には、
「待ちぼうけ ついにこの世で会えずとも 死んであの世で待ち続け」
 と書かれた紙が残されていたと言います。


ストーリーは面白いです。
特にメインの旅館の話は、かなり楽しめました。
ただ、システムに重大な欠陥がありますね…。
途中でセーブ・ロードが出来ないにも拘わらず、一部ランダム要素が盛り込まれています。
おまけに話が長いので、目当ての分岐に入れなかった場合は、それこそ待ち続けですよ…。
もうちょっと考えてくれ……。

【住民情報】
 稲川 淳二(いながわ じゅんじ) 60歳 男性  東京都/愛媛県  生存





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Posted by 黴 at 13:20│Comments(2)四八(仮)
Comments
旅館のランダム分岐の部分は何回くらいみたら両方でましたか?

20回くらい見てるのですが、心中の話ししかでてきません
まさに待ちぼうけ状態です
Posted by こゆき at 2012年10月31日 18:32
Re:
>こゆき 様
 コメントいただきありがとうございます。
 プレイしたのが4年ほど前のことで、詳細には覚えていないのですが、
 最後に残ったのが、待ちぼうけの話で、それを出すまでに10~15回くらいプレイした気がします。
 とにかくスキップ機能がないことを恨めしく思うランダム分岐ですが、
 早く待ちぼうけの分岐が出ることをお祈りしております。
Posted by 黴 at 2012年11月01日 00:32
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『呪われた旅館』 (愛媛県)
    コメント(2)