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2021年04月12日

諦めない心、収まらない怒り


『Lobotomy Corporation』 プレイ日記 vol.109
 ゲブラーのセフィラコア抑制の準備が整い、ゲブラーのミッションクリアによりケセドも準備完了。
 下層はビナーのミッションが、まだクリアできずに停滞中です。




DAY45 【ストーリーパート】
 まだ不安定さの残るAの最後の欠片を合わせるときが来ました。
 この45日間だけではなく、Aが覚えていないどの瞬間でも愉快な気分だった、と言うアンジェラ。
 この先に、最後のセフィラが待っています。
 一見温かい心を持っているように見え、その実、相手の心を淡々と粉砕するセフィラが。

 カルメンを模したセフィラはアンジェラだと思っているのですが、最後のセフィラは誰なんでしょう。
 主要人物のA・B・Cは出揃っていますよね。
 Aが管理人とセフィラに分かれているという可能性もあるかなぁ?


 管理時間外のアブノーマリティは、クリフォト抑止力で眠らされています。
 これから始まる阿鼻叫喚の地獄絵図を思いながら、夜明けのような静寂が続くことを望むケセド。
 そこへやってきた職員は、ケセドの統括する福祉部門で働けることを嬉しく思う、と告げて去っていきました。
 他のセフィラが職員のことを考えて行動する中、それに意味を見出せず冷めた視線を向け、
 アンジェラの恐怖に屈し、彼女の言いなりになっている自分を鑑みたケセドは自嘲の笑みを浮かべます。
 そのとき、緊急警報が鳴り響き、ゲブラーがアブノーマリティの制御不能を報告しに来ました。
 クリフォト抑止力を上げるよう要請するも、ケセドはアンジェラの指示なく動くつもりはありません。
 激高したゲブラーが去った後、アンジェラが更に抑止力を下げるよう指示をしに来ます。
 自身のための戦いを続ける他のセフィラに対し、それを眺めているだけの自分。
 ……ケセドは、ダニエルと呼ばれていた頃のことを思い出します。
 ダニエルがコーヒーと音楽を楽しみながら業務にあたっていると、突然ドアを破壊して侵入者が現れました。
 “頭” から来たという謎の人物は、アブノーマリティの収容室をすべて開放するようダニエルに命じます。
 力づくで収容室を開けることもできるが、自ら開けるならば、ここにいる職員だけでも助けてやる、と。
 ケセドは、これまでずっと自分に言い訳をし続けてきました。
 けれども、己を恥じる心は限界に達しています。
 アンジェラの言いなりになるのも、職員から受ける賞賛も、管理人のサポートも、ケセドにとっては屈辱の連続でした。
 ついにケセドは、自らの意思で、Aとアンジェラに反乱を起こします。
 ……Aは思い出していました。
 ダニエルからの最後の無線を。
 彼は侵入者から感じた圧倒的な恐怖に屈し、収容室の扉を開けてしまいました。
 唯一生き残ったダニエルですが、間もなく自分も死ぬことを察し、Aに “頭” が向かっていることを告げます。
 無線を切った後、Aは誰からも慰めの言葉を受けることもなく、絶望と後悔の中で死ぬであろう彼に思いを馳せました。

 これで、ケセドのセフィラ崩壊によるクリファ顕現が発生。
 他のセフィラが、自身を制御できなくなって暴走したという感じがするのに対し、ケセドは明確に意思を持ってという印象です。
 諦めによって行動しなかったというより、恐怖で押さえつけられている側面の方が強かったために、こういう発露になったのかも。



 上層・中層セフィラの役割指定が済んだことをホクマーに報告するアンジェラ。
 下層セフィラは、施設の目的も役割も明確に理解しているため、アンジェラを煩わせることはないだろう、と言います。
 互いに顔を合わせても苦痛になるのだから、最悪の事態を除き、アンジェラが下層を訪れることはないでしょう。
 ……かつて、最高の設計者であるAは、失ったカルメンを忘れられず、最高のAIであるアンジェラを創り上げました。
 Bは人工知能はカルメンにはなりえないと忠告しましたが、反面、Aがかつてのように物事に没頭することは歓迎したそうです。
 けれども、アンジェラが目覚めた日、Aは深い葛藤と苦悩に襲われているようでした。
 Aがすべてを克服したと思ったのは、Bの勘違いだったのです。

 やはり、カルメンをモデルにして作ったのがアンジェラなんですね。
 そうなると、益々、アンジェラの言う最後のセフィラが誰なのかが気になります。
 ミッションは、ミッション 【魂の美徳】 : 正義が100以上の職員が10名以上いる状態でクリアするです。
 もう研究提案はないので、正義だけはステータスの上限突破ができない仕様みたいですね。



 クリフォト抑止力の低下により暴走したアブノーマリティの鎮圧にあたるゲブラーと職員たち。
 ゲブラーは自身の本体が損傷するのも構わず、アブノーマリティと戦い続けます。
 見かねた中層セフィラたちの要請を受け、ゲブラーを止めに来たのはビナー。
 かつて生死をかけて戦った2人ですが、自我を保ち続けているビナーとは違い、ゲブラーは怒りと狂気に呑み込まれています。
 「どんなに鋭い刃でも、行き場を失い、空を切っていればナマクラ同然」 と忠告するビナーに対し、ゲブラーの復讐心は止まりません。
 人間だった頃の最期は、動かない足と切り落とされた腕に、自身の脆い身体を呪いながら終えました。
 今は、アブノーマリティを斬り殺し、返り血にまみれ、体が損傷すれば交換する自分だけの地獄に身を置いています。
 かつて、ゲブラーの腕を切り落とした人物は、「まだ剣を持ち、立ち上がれるならやってみろ」 と言いました。
 ゲブラーは決意します。
 怪物たちを倒せるならば、会社ごと壊し、行き場のない怒り諸共、地下に眠らせることを。
 ……Aは、「赤い霧」 と呼ばれていた便利屋のことを思い出していました。
 彼女は “頭” や “爪” と渡り合える数少ない実力者。
 ミシェルの裏切りで、隠れていたロボトミー社を発見した “頭” は “爪” を差し向けてきました。
 そして、直接 「赤い霧」 と対決するのではなく、アブノーマリティを開放して処理をすることにします。
 そんな状況でも 「赤い霧」 は諦めませんでした。
 その結果、AとBだけが生き残ります。
 生き残った2人は、「赤い霧」 の凄惨な遺体を収拾し、彼女は再び目覚めました。

 これで、ゲブラーもセフィラ崩壊によりクリファ顕現です。
 このエピソードからも、セフィラは 「実在の人物をモデルにした」 のでも 「実在の人物の記憶を植え付けた」 のでもなく、
 「実在の人物を材料にした」 というのが正しいのがわかりますね。
 ゲブラーとして蘇ったカーリーと、ビナーとして蘇った “頭” の刺客……というわけですか。



 さぁ、本日45日目をクリアすると、記憶貯蔵庫に記録されますが、まだビナーのミッションがクリアできていません。
 ということで、41日目まで戻り、41~45日目まででビナーとホクマーのコア抑制準備も整えてから再度チェックポイントリセット。
 次の45日目までに中層・下層セフィラのコア抑制をするという作戦でいきます。





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Posted by 黴 at 17:17│Comments(0)Lobotomy Corporation
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