2025年03月25日
言わせてみせるぜアンコール
『The Artful Escape』 プレイ日記 ~悩めるTru'nembraのスペース叙事詩~ vol.9
ツアー中、2回目のステージを終えてCOSMIC LUNGに戻ってきたフランシス。
てっきりフリーダが付いてきて、自由に着替えられるようになるのかと思いましたが、そんなことはないようです。
色々な衣装を楽しむのではなく、これが自分の舞台衣装だ!というチョイスをすべきなんですね。
ツアー中、2回目のステージを終えてCOSMIC LUNGに戻ってきたフランシス。
てっきりフリーダが付いてきて、自由に着替えられるようになるのかと思いましたが、そんなことはないようです。
色々な衣装を楽しむのではなく、これが自分の舞台衣装だ!というチョイスをすべきなんですね。
「キャプテン、お帰りなさい」とフランシスを迎えるゾム。
その言葉を否定したフランシスがライトマンの居場所を聞くと、どうやら船長室の私物を片付けているようです。
メインシアターでは悩めるTru'nembraのパフォーマンスが映し出され、皆が夢中になっていました。
船長室に急ぎ、去ろうとしているライトマンを引き留めるフランシスですが、彼はフランシスを見込んでいると言います。
そして、ツアー最後のステージで前座を務めさせて欲しい、と申し出ました。
バイオレッタが以前、彼女のレーザーアートのタイミングに、ライトマンが合わせられなかったことを指摘していましたよね。
あのときの口ぶりから、同じようなことはこれまでも何度かあったと思われます。
老いがそうさせるのか、ライトマンは一流のパフォーマンスについて行けなくなっていたのでしょうか。
そして、本人もそれを自覚していた、と。
最後にライトマンが言い残した「お前もいつかは、厭でも終点に辿り着く」という言葉が物悲しいですね。
バイオレッタはフランシスがキャプテンになったことにも、ライトマンが去ることにも大きな反応を示しません。
彼女は並外れた才能のあるクリエイターにも関わらず、表舞台に出ないのは何故かと尋ねるフランシス。
するとバイオレッタは「史上最高にデキる」ことは自覚しており、登場のタイミングを見計らっているだけと言い放ちました。
……そのとき、船内に警告音が鳴り響き「GLAMOURGONNの住む星 HYPERION WAILZONEへ進路を変更した」とメッセージが表示されます。
ラストステージを選ぶ、と言っていたライトマンの仕業でしょう。
GLAMOURGONNと対峙して戻ってくることができたのはライトマンだけ、というのは何度か出てきた情報です。
もう1度栄光を取り戻したい……ということなのでしょうか?
それとも、フランシスが自分のようにGLAMOURGONNを満足させられると信じている?
最悪の場合、自分の限界を感じて、誰を道連れにしてでも最後にやりたいステージをやろうとしているのかも。
ゾムとバイオレッタは、もはやライトマンにGLAMOURGONNを満足させるパフォーマンスはできないと考えているもよう。
フランシスが成し遂げられなければ、船の乗員すべてが永遠にステーションから出られなくなります。
しかし、GLAMOURGONNに会うためには、TASTEMAKERに認められなければならず、目的地へ辿り着けるかすら解りません。
それを聞いていたフランシスは「やるよ」と一言。
驚いたバイオレッタがフランシスの名を呼ぶと「EXTRAORDINARYにはフランシス・ベンデッティは存在しない」と言い切りました。
その名は悩めるTru'nembra。
初めて銀河間を流れた音楽を奏でたソリスト。
何者もこの10本の指が秘めた力を超えることはできないのです。
熱いぜ、悩めるTru'nembra!!(*´∇`*)
その後のバイオレッタとの会話から、フランシスが己の才能に絶対の自信があるわけではないと解ります。
ただ、やらなければ全員が生きて帰れなくなるこの状況では、そう信じなければ何も始まりません。
先ほどまでライトマンに「キャプテンなんて無理」と言っていたのに、土壇場でこの開き直り。
自己暗示が入っているにしたって、カリプソに居た頃のフランシスからは信じられない姿です。
ゲートへも自ら飛び込んでいきました。
HYPERION WAILZONEは熱帯のジャングルのような様相をしています。
森の小さなエイリアンの群れに対してパフォーマンスをしながら駆け抜けるフランシスは、洞窟で巨大なカエルにも似たエイリアンに出会いました。
エイリアンはフランシスに、HYPERION WAILZONEにふさわしい生き物であることを示せと迫ります。
悩めるTru'nembraとして語る生い立ちや偉業に興味津々のエイリアンに対し、トドメの一言を放つフランシス。
「GLAMOURGONNに会って、こう言わせてやるのさ。「アンコール」ってね」
その自信満々な様子に、TASTEMAKERのオーディションを受ける資格はあると判断されたようです。
ジャングルでステージを宣伝する許可をもらったフランシスは、再び走り出しました。
ここでの語りには、もちろんプレイヤーが決めた出身惑星やエピソードが用いられています。
本当にフランシス・ベンデッティの存在は消えており、完璧に悩めるTru'nembraになっていますね。
自分こそ世界最高のミュージシャンと信じる、悩めるTru'nembraがインストールされています。
よーし! GLAMOURGONNに殴り込みだ!!
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Posted by 黴 at 19:59│Comments(0)
│The Artful Escape