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2025年01月02日

山海旅人 THE REWINDER ~黄泉からの旅人~


『山海旅人 THE REWINDER ~黄泉からの旅人~』 プレイ日記 vol.1
 昨年に引き続き、今年も正月企画を実施することにしました。
 事前情報ゼロまたは概要程度しか知らない1,000円未満のゲームをチョイス。
 年末年始に一気にプレイして、1月中にプレイ記をあげることを目指すというものです。
 正月企画2025のタイトルは『ザ・リワインダー ~黄泉からの旅人~』ですが、原題は『山海旅人 THE REWINDER』。
 過去を変える力を持つ「逆夢師」を主人公とした、中国民話や怪談をモチーフとする世界観とのこと。




 封神の戦の後、争い未だ止まず。民は苦しみ、怨霊が地を覆い、輪廻は乱れ、妖魔が蔓延る。
 四値功曹は命を受け、地上に降臨し、時をさかのぼる「聖壇」を造る。
 しかして後、一群れの童を選び、その血に伝わる逆夢の力を授ける。
 妖魔がほしいままに暴虐を為し、輪廻の流れを乱す時、白黒無常は逆夢師を頼り、天下を正しき姿に戻した。
 それより幾星霜、災いは止むも、逆夢師は傷つき倒れ、次第に姿を消していく。
 彼らは二度と浮き世の争いに参せず、世を忍ぶようになったのであった。



 逆夢師である七雲(チーユン)の元を、冥府の役人・黒無常(くろむじょう)が尋ねてきました。
 休暇中の面倒ごとに気乗りのしない七雲ですが報酬の金塊に目がくらみ、ひとまず話を聞くことに。
 何でも白黒無常がいつものように寿命を迎えた魂を相手に仕事をしていたところ、何故か転生できない魂が居たのだそうです。
 その魂は蘆河村の出であり、調べてみたところ何故かその村にはこの100年で何十もの魂が留まっていました。
 土地の神に尋ねてみるも返答がなく、詳細は解らずじまい。
 『白蓮教(びゃくれんきょう)』が関わっている可能性を危惧する白黒無常は、閻魔王に知られる前に真相を探るよう七雲に依頼します。
 七雲は情報を探るため明心(ミンシン)と共に、蘆河村の土地公へ会いに行くことにしました。

 会話の中でポンポン出てくる固有名詞は「図釈」というメニューから詳細が確認できます。
 それをきちんと読まないと背景や人物相関が理解できない仕様のようですね。
 例えば「白黒無常は鬼籍を元に寿命を迎えた魂を冥府に連れてくる役人である」ということは図釈を見ないと解りません。
 七雲の父が死んだ後、彼を冥府に連れてきたのは白無常(しろむじょう)だという関係性も図釈で初めて解ることです。
 また明心は登場時は少年の姿をしていましたが、冒頭で唐突に巻物に変化して七雲の荷物に収まります。
 これもさほど説明はなく、図釈によれば彼は「伏魔録の精」であり、何代も前から逆夢師の助手をしてきた七雲の世話役とのこと。
 加えて専門用語も会話の中でバンバン出てきました。
 これから七雲たちが会いに行こうとしている「土地公」は、その土地を守る低位の神だそうです。
 白黒無常との会話の中で明心が「聖壇は?」と尋ねており、これは時空に大きな異変が生じた場所に現れるもの。
 逆夢師がそれを使って過去を変え、輪廻の秩序を守れば、迷える魂は輪廻に戻り、聖壇も消えるのだとか。

 さて白黒無常の依頼を受け、冥府から人間界へ出かけていこうとする七雲。
 道中で牛頭・馬頭Jr.や草木の精といった冥府の住人たちと出会いました。
 牛頭・馬頭は奈何橋という冥府の入口を守っていますが、そのジュニアたちは「黄泉の市」というところの門番をしています。
 まだ市が開く時間ではないらしく、中へは入れてもらえませんでした。
 草木の精は、その奈何橋を渡ってきて生前の記憶を消す孟婆湯を飲んだにも関わらず、何故か黄泉に留まってしまっている魂。
 その理由も生前のことも思い出せず名前が不明なので、珍しい草花が好きなことから七雲に「草木の精」と呼ばれているのだそうです。
 七雲は人間界に行った際、珍しい草花を見つけたら採取してプレゼントしているもよう。
 そう言えば、ここへ来るまでに「彼岸花」を入手していました。
 草木の精に対してアイテムとしての「彼岸花」を使用してみると、彼に花をあげたことになったようです。
 すると草木の精が「葉が落ちれば花が咲き、花落ちれば葉が出る。花と葉は永遠に相見えない。人の世と冥府のように」と呟きました。
 どうやら本人も無意識に出た言葉らしく、自分はすれ違う誰かを恋しがっているのか?と疑問に思っています。

 草木の精とのイベント後、七雲は人間界の蘆河村へ。
 この暗転の際、誰と誰の会話なのかもわからない台詞が表示されました。
「こんなことになるなんて…」「ゴホッゴホッ」
「どんどん悪くなるね」「ゴホッゴホッ」
「頑張って、私がついてる」「あの人さえ来てくれれば何とかなる」
 後々の伏線だとは思うのですが、現時点ではまったくの意味不明ですね。



 井戸を通って冥府から蘆河村へやってきた七雲と明心。
 村はすっかり朽ち果てており、不気味な気配が漂っています。
 明心はまず、その土地の神がいる土地廟を探すことを提案しました。

 まず目につくのは破れかけた紙がいくつも貼られた掲示板。
「本日の演目 一日目 鬼やらい 勧請  二日目 貴妃酔酒  三日目 秦氏還魂配世美」
「尋ね人 岳明誠 正月十五日の夜失踪 ご存じの方は茶屋まで お礼を差し上げます」
「お尋ね者の白蓮教 民を惑わし人命を害す すでに捕らえ村の危機は去りぬ」
「失せ物 裁縫ばさみ一丁 拾った方は黄おばさんまで」
 と書いてありますが、今後何かのヒントになるのでしょうか。

 「柴」と大きく書かれた看板がある家には、金勘定をする“木箱の霊”がいました。
 何やら計算が合わないと嘆いているようで、机の上には帳面とそろばんが置いてあります。
 帳面に書かれていたのは以下の4件。
①岳大年 駒入れ2つ 40文
②何百勝 まな板1枚 23文
③繍   ゆりかご 80文
④何貴  木を切る ●●
 恐らく霊が知りたいのはこれらの合計金額なのでしょうが、4件目だけ紙が一部破れており金額がわかりません。
 室内を調べてもヒントらしきものはなかったため、どこかで切れ端を見つける必要がありそうです。

 「柴」の家から外に出ると、こんな朽ちた村で掃き掃除をしている女性がいました。
 何やら「兎さん、牛さん、鶏さん…」と呟いており、こちらが声をかけると何やら極度に「道士」を警戒して、まともに会話をしてもらえません。
 この女性がいたのは、先ほど見た尋ね人の貼り紙の報告先である茶屋の前。
 そして実はゲーム冒頭、嵐の夜に「明誠」を探して茶屋から出てくる彼女の姿が描かれているんですよね。
 どうやら茶屋の主人である岳明誠が行方不明になり、妻と思われるこの女性は未だに彼を探しているようです。

 茶屋の奥には探していた土地廟がありましたが、何故か封印されており中には入れません。
 白黒無常が「土地公に呼びかけても答えがなかった」と言っていましたが、この封印が原因でしょうか。
 封印と関係があるかは不明ですけれど、土地廟の隣では大木が根元から折れて倒れ、その倒木で橋が落ちて先へ進めなくなっています。
 この封印を解くのが当面の目標かな?


 土地廟付近にはヒントになるようなものがなかったので、石段を下りてみます。
 石段の右手には、鍵がかかった酒屋、酒屋の隣に「何百勝の墓」、墓の脇に桟橋とボロボロの船……と並んでいました。
 しかし、どれも調べて説明が出るだけで特段の進展はなし。
 船を調べると“鬼火”が出現したものの、明心から「祓うには法具が必要」と言われただけでした。
 一方、石段の左手には朽ち果てた畑と薬屋の廃墟があります。
 薬屋の壁には「……誠失踪 村の酒蔵…… 妖怪に注……」というボロボロの紙が貼られていました。
 茶屋の明誠さん失踪の原因は妖怪ということか?

 そして薬屋の奥には崖がそびえており、その岩肌に何やら仕掛けが施されていました。
 龍の首としっぽが描かれており、その間にクルクル回せるパネル状の石が配置されています。
 その石を回転させて首と頭をつなげれば……岩壁に扉のような穴が開きました。
 なるほどなるほど、こういうパズルを解いていくタイプのゲームなのか。





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