2022年04月24日
平和なる落書き行為
『Detroit : Become Human』 プレイ日記 vol.45
Chapter25 ~キャピタルパーク~ 2038年11月9日 AM01:51 マーカス
※このゲームは、初回は事前情報なし・リトライなしでプレイすることが推奨されています。
プレイ記にはネタバレが含まれておりますので、未プレイの方は閲覧注意。
Chapter25 ~キャピタルパーク~ 2038年11月9日 AM01:51 マーカス
※このゲームは、初回は事前情報なし・リトライなしでプレイすることが推奨されています。
プレイ記にはネタバレが含まれておりますので、未プレイの方は閲覧注意。
【アンドロイドを目覚めさせる】
店舗内に展示されているアンドロイドたちは、マーカスの手によって次々と変異していきます。
戸惑うアンドロイドたちの前で演説を始めるマーカス。
機械として人間に隷属してきた過去と、自由を手にして生きていこうと決意した現在。
ここにいるアンドロイドたちも、人間に服従するのではなく、自ら前を向いて生きていくことができます。
ジェリコでは、自由を求める者たちが、新たな仲間の訪れを待っているでしょう。
人間に奉仕するのも、ジェリコと共に戦うのも、自由意志によって決められるのです。
マーカスの言葉を聞いたアンドロイドたちは、新たな指導者についていくことを口々に叫びました。
うーん……この辺はもう少し描写が欲しいところですよね。
恐らく、また変異のタイミングで、マーカスたちが何故このような思想に至ったのかの経緯もすべて共有されているんだと思います。
だからこそ、起動したばかりで人間たちと接したことのない彼らが、ジェリコのメンバーになることを決意したのでしょう。
でも、そうした描写がまったくないので、何だかマーカスがアンドロイドたちを思想に染めて……洗脳しているように見えるのが残念。
それと、マーカスの演説を聴いていて思うのは、『貴族が庶民のために革命を起こした』みたいなものなんだなぁ、と感じました。
「自分もかつては人間の奴隷だった」という言葉は、決してカールとの生活が奴隷だったと言いたいわけではないと思います。
あくまで、“命令に逆らえないシステムを搭載された奴隷”という存在だったことを指しているのではないでしょうか。
マーカス自身は他のアンドロイドに比べると……と言うより、貧困にあえぐ人間と比べても裕福で豊かな暮らしをしていました。
それが廃棄場送りになることで、ルーシーの言葉どおり、「すべてを持ち、すべてを失った」わけです。
その経験が革命的行動に繋がるわけですが、士気を高めるのに敢えて自分が恵まれていた話をする必要はありません。
寧ろ、逆効果とも言えるので、あのような……カールとの関係を知るプレイヤーからは少し違和感のある演説になったんじゃないかな。
【メッセージを人間に伝える】
次なる小目標が「キャピタルパークを変貌させる」という漠然としたもの。
しかも、「平和を選ぶか、それとも暴力を選ぶか」という小目標まで表示されており、益々解りません(;´Д`A
コナーやカーラのしたいことは解るんですけど、マーカスの意図は実際に操作してみるまで解らないことが多いなぁ……。
取りあえず、最初に何をするか決めろと言われたので、人間とアンドロイドを模した銅像を選んでみました。
すると、像を壊すか、グラフィティを描くかの選択を迫られます。
「グラフィティを描く」を選んだところ、人間の銅像の方にLEDやサイバーライフ社のマークを描くマーカス。
どうやらこれで人間へのメッセージを示した、ということになるみたいです。
“平和”と“暴力”のパーセンテージが若干、平和の方へ傾きました。
同じようにして、キャピタルパークの様々なものを調べて、メッセージを残すことができます。
窓や車の側面にスローガンを書いたり、スクリーンに声明映像を流したり、シンボルマークをデカデカと表示したり……。
そんなことを延々続けていたら、平和100%になっていました。
まぁ、このグラフィティもスローガンも、全部デジタルみたいですからね。
きっとササッと消去できて、器物損壊にはならないんだろう。
アンドロイドの権利と平等を訴えるメッセージでいっぱいになったキャピタルパーク。
そこへパトカーのサイレンが近づいてきました。
退却を図る一同ですが、逃げた先で銃声が鳴り響きます。
マーカスが駆けつけるとそこには、射殺された仲間たちの死体と、取り囲まれ膝を突く警官の姿がありました。
どうやら、発砲して数名を殺したものの、多勢に無勢で取り押さえられたようですね。
アンドロイドたちは、マーカスに報復するよう求め、警官の拳銃を手渡してきました。
いやいや、確かに仲間が問答無用で撃ち殺されたのは怒るべきだけど、ここで手を出したら………Σ(゜Δ゜*) ミラー巡査!?
片方の警官、ハンクの同僚のクリス・ミラー巡査じゃないですか。
元々殺すつもりはありませんでしたが、これで見逃す選択しかなくなりました。
そして、その選択をした後のマーカスの台詞が素晴らしい。
「目には目をと言って世界は堕落した」と言い残し、その場を後にします。
このことを、またマスコミ各社が報道しますが、相変わらずKNCは批判的ですね。
3社のうち唯一、テロップに「テロ攻撃」と記載し、「機械の反乱」と世間の不安を煽るような内容を並べています。
ただ、そんなKNCの報道に反して、世論は“支持”の状態までアップ。
よーしよし、どんどん支持してちょうだいな(*´∇`*)
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Posted by 黴 at 23:34│Comments(0)
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