『Detroit : Become Human』 プレイ日記　vol.35
Chapter20 ～海賊の入り江～　2038年11月7日 AM01:02　カーラ
　※このゲームは、初回は事前情報なし・リトライなしでプレイすることが推奨されています。
　　プレイ記にはネタバレが含まれておりますので、未プレイの方は閲覧注意。

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【ジェリーと一緒に外へ行く】
　突如、建物の扉を乱暴に叩く音がして、3人は思わず身構えました。
　窓の外には多数のアンドロイドが集まっており、ガラスを破壊して、次々と中に入ってきます。
　アリスを守るという選択肢があったので、他の選択肢を見る前に選んでしまいました(;´Д`A
　ルーサーは自分の鞄に入れてあった拳銃を取りだして構えます。
　アリスを背中に庇い、何が目的か問い詰めるカーラ。
　すると、雪で真っ白になったアンドロイドたちは、敵意がないことを訴えます。
　えぇ……？窓割って入ってきたのに……？
　全員が同じ型番の彼らは遊園地のスタッフアンドロイド「ジェリー」。
　ここが廃園になったとき、置き去りにされてしまったそうです。
　押し入ってきたのは、いたずら目的で侵入した人間だと思ったから。
　ジェリーはアリスの姿を見て、子どもを見るのは久しぶりだ、と笑顔になりました。
　そして、浮かない顔をしているアリスを楽しませるため、3人を外へと誘います。
　意外にも警戒すると思っていたアリスが、率先してカーラの手を引っ張っていこうとします。
　じゃあ安心だな。
　ここまでの道筋も、基本的にアリスの厭な予感はバッチリ的中してますからね。
　そのアリスが信用するなら、ジェリーたちに裏はないでしょう。



【メリーゴーランドを動かす】
　ジェリーに促されて装置を起動すると、残っていた電力でメリーゴーランドの電飾に明かりが灯りました。
　メリーゴーランドは、アリスを乗せてくるくると回り始めます。
　カーラとルーサー、そしてジェリーたちに見守られる中、アリスは今まで見せたことのない笑顔を浮かべました。
　うわぁ……･ﾟ･(ﾉД`;)･ﾟ･
　メリーゴーランドに乗る娘を両親が見守る姿は、アリスの思い描く家族そのものですね。
　それにジェリーたちの表情や仕草が、また涙を誘います。
　こんなところに置き去りにされたのに、人間を恨むでも憎むでもなく、子どもを喜ばせることが嬉しいのかぁ。
　アリスを見つめるジェリーの笑顔が慈しみに溢れています。
　よく見ると、片腕がもげていたり、結構悲惨なことになっているジェリーも居るんですよ。
　でも、そんなジェリーも、メリーゴーランドを見ながら、ぴょんぴょん跳ねていたりして、喜びを表しています。
　聖人か、キミ達は……(ﾉд`)
　久々に、ほぼ一本道で非常に短いチャプターでしたが、3人にとってもプレイヤーにとっても、心の支えになる一幕でした。





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