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2016年09月26日

Review 『LIMBO』


Review 『LIMBO』
総合評価 ★★★★★

 発売元:PLAYDEAD
 ジャンル:アドベンチャー
 発売日:2011年8月4日

 運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBO の世界に足を踏み入れる

このレビューは、黴の完全なる独断と偏見でお送りしています。
各項目の評価は★×1~5と☆=0.5で為されていますが、こちらも勝手気ままに付けておりますので、御承知くだされ。




システム ★★★★★
 様々なギミックを乗り越えて、ひたすら先へ進むというシンプルなシステム。
 使用するボタンも、左右の進行方向と、様々なアクションをすべて担う○ボタンのみ。
 とにかく、全力で殺しにかかってくる謎の世界で、その死を何とか回避することにこちらも全力を注ぎます。
 よって、使用するのはプレイヤーの頭だけ。
 多少、操作のタイミングを問われることはありますが、プレイヤースキルというレベルではありません。
 攻略方法を思いつくかどうかがすべてという非常にシンプルなつくりですが、その攻略方法が
 必死で頭を働かせなければ思いつかない絶妙な難易度に仕上がっています。


操作性 ★★★★★
 非常に爽快です。
 とにかく死んで死んで死にまくるゲームですが、リスタートにほとんど時間がかかりません。
 また、細かくチェックポイントがあり、ほぼ直前からやり直しができるのも良点。
 それによって、「ここまでは自分の考えがあっている」 というチェック機能も働きます。
 前述のように、操作自体の難易度は非常に低いため、アクションが苦手でも充分遊べます。


ストーリー ★★★★★
 ストーリーに高い点数はつけましたが、実はストーリーらしいストーリーはありません。
 主人公の台詞も、ナレーションもなく、何ら説明がなされないままゲームは進行します。
 唯一の手がかりは、ゲームタイトルとゲーム紹介の一文のみ。
 そこから、恐らく 「死んだ妹を生き返らせようとして辺獄を進む少年の物語」 であろうと予想されています。
 たったそれだけの情報から、不気味な世界の “真相” にプレイヤーが思いを馳せ、ラストシーンを解釈します。
 ただ、投げっぱなしなのではなく、意味を持たせているのだろうなと思われる要素の数々が、
 想像をかき立てる良い放置っぷりなのです。


グラフィック ★★★★★
 すべてが影絵のような表現になっており、明確な絵が見えてきません。
 主人公の少年は多様な死に様を見せますが、それもこのグラフィックだからこそできたことでしょう。
 しかし、影絵だから手を抜いているわけではなく、表現は非常に緻密。
 特に、死んだ主人公の身体の挙動や、虫なんかはやたらリアルです。





黴のお気に入りポイント
 ◆死んで死んで、頭を悩ませて、攻略方法を見つけ出すゲームシステム
 ◆リスタートのスムーズさ
 ◆想像をかき立てられる世界観
 ◆緻密さのある影絵のようなグラフィック


黴のイマイチポイント
 ※イマイチポイントではありませんが、影絵と言えど、結構グロいので注意です。

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