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2008年02月26日

前田和子 隠しシナリオ『前田家の秘密』


『晦~つきこもり』 プレイ日記 vol.49
前田和子 隠しシナリオ『前田家の秘密』

 出現条件が良夫の隠しシナリオとまったく同じ、という変わったパターンです。
 3話目に良夫を選ぶか、和子おばさんを選ぶかで異なる隠しシナリオが現れるわけですね。




【隠しシナリオへの道】
1) 2話目に由香里を選択
2) 前田良夫隠しシナリオと同様の選択肢で進む
3) 3話目に和子おばさんを選択



話し終えると、疲れたから寝ると言い出した由香里。
すると、和子おばさんも由香里の布団を準備するために部屋を出て行ってしまいました。
おばさんが戻ってきたら怪談を再開しようと思いますが、なかなか帰ってきません。
葉子ちゃんは、良夫に様子を見てくるように言いましたが、良夫は生意気な口ばかりきいて…

1. 幽霊のゆっちゃん
 結局、大人しく和子おばさんを待つことにした葉子ちゃん。
 戻ってきた和子おばさんが話してくれたのは、「幽霊のゆっちゃん」のお話。
 ゆっちゃんはベビーシッターのバイトのため屋敷に向かう途中、交通事故で亡くなってしまいます。
 ところが、自分が死んだという自覚のないゆっちゃんは、幽霊になって屋敷へ到着しました。
 家人は気づかず子どもを任せますが、当の子どもは違和感を察知したのか懐こうとはしません。
 そんな子どもを疎ましく思い、意地悪をしたゆっちゃんはバイトをクビになりますが、
 今度はそれを恨んで、お屋敷の悪い噂をあちらこちらに吹聴して回ったのです。

 …というのが原型のお話で、子どもたちの間で流行っている怪談のようです。
 他にもゆっちゃんが家人に呪いをかけたとか、取り憑いたとか様々な派生話があるのだとか。
 由香里が話したのは、ゆっちゃん視点の派生話だと思う、と和子おばさんは言います。
 昔、由香里に良夫の子守を頼んだことがあり、悪ガキの良夫に手を焼いたことから、
 嫌味も込めて、そんな話をしたのではないか…と漏らしたのを聞いて、葉子ちゃんは良夫に
 由香里に謝ってきたら、また怪談に参加してくれるのではないか、と提案しました。
 葉子ちゃんと良夫が、由香里の部屋に行くと、突然ふすまがしまり、暗闇の中で
 良夫の悲鳴と、「あんたがかっちゃんなのね…」という女の声が。
 そのとき、様子を見に来た和子おばさんがふすまを開け、女の気配は消え失せました。
 良夫は、ゆっちゃんに首を絞められた、由香里は本当にゆっちゃんなのでは、と言いますが
 和子おばさんは、由香里は2人と入れ違いに客間へ戻ってきたと取り合ってくれません。
 由香里に疑念を抱きながらも、1人になるのが怖い葉子ちゃんは客間で怪談を続けることに…。

2. 神様の正体
 良夫と2人で和子おばさんを捜しに行きますが、どの部屋にも見当たりません。
 不審に思う葉子ちゃんに、良夫は訳知り顔。
 ふと、ある部屋からもれる明かりに中を覗けば、そこには和子おばさんと由香里の姿がありました。
 良夫と共に部屋に入った葉子ちゃんに和子おばさんは、聞かれたくなかったと呟きます。
 葉子ちゃんが混乱していると、和子おばさんは真実を語るため、皆を地下室へ連れて行きました。
 がらんとした地下室には、男性の首が剥製になって掛かっており、それを外すと
 赤一色で描かれた美しい女性の肖像画が現れました。
 江戸時代、多くの浮世絵師が描きたいと願った1人の美しい女性がいました。
 彼女の父親は、彼女を最も美しく描いた者に嫁としてとらせると公言していましたが、
 彼女は結婚したくないがために、決して自分の絵を描かせることはありませんでした。
 そんなある日、彼女は行方不明となり、体を割かれた無惨な姿で見つかります。
 後日、1人の浮世絵師が死亡し、その自宅から見つかったのが、真っ赤な彼女の肖像画。
 浮世絵師は、彼女を殺し、その血で彼女を描いたのでした。

 和子おばさんは、骨董品として売られていたこの絵を購入してしまいます。
 以来、前田家には不幸が続き、業者を問いつめた結果、この絵から家を守るには
 こうして生贄を捧げなければならないということが判ったのです。
 儀式を見られて由香里に印をつけたものの、守り神にするわけにもいかず、
 おばあさんが連れてきた見知らぬ男性をこうして代わりに使ったのだとか。
 決してこの絵をあがめているわけではなく、逆らうことが出来ないだけなのだ…と。
 誰にも言わないようにと頼む和子おばさんに頷き、葉子ちゃんたちは地下室を後にします。




これにて、『晦~つきこもり~』 のプレイ記…というよりシナリオ紹介、は終了です。
昨年4月に 『学校であった怖い話』 を初めて以来、10ヶ月もちまちま書いてきたわけですが
魅力的なゲームは、何年経っても色褪せないんだなぁ…としみじみ思いました。
おまけ感覚で始めたプレイ記なのに、他のゲームプレイ記よりも目立っているような…。
それもまた、このゲームに魅力があるせいなんでしょうなぁ。
心の底から、「あぁ、楽しかった」 です。





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Posted by 黴 at 10:32│Comments(0)晦-つきこもり-
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