『学校であった怖い話』 プレイ日記　vol.22
細田友晴　4話目 『トイレツアー』
　トイレの達人・細田さんが、ついに坂上くんたちを連れて、校舎のトイレ巡りに旅立ちます。
　トイレに怖い話が多い理由は、個室の閉塞感と、誰がトイレに入ってきたのか判らない不安感。
　それを実際に体験する羽目になってしまいます。

---

霊感のある細田さんは、坂上くんに同じものを感じると言い始めました。
そんな坂上くんと一緒に行けば、この校舎に漂う霊気も更に増すのではないか、と。
提案に従って、新校舎内のトイレを幾つか回ることになった一行。
どのトイレに霊気を感じるか、で結末は分かれます。
1.　あの日の代償
　トイレから奇妙な水音を聞いた一行が個室のドアを開けると、そこには便器の水を出入りする男の姿が。
　それを見た細田さんは顔面蒼白。
　「許してくれ、中野」 と口走り、土下座を始めます。
2.　壁を叩く者
　細田さんと2人で個室に入った坂上くんの耳に、ドンドン…という音が聞こえてきます。
　個室の壁を叩いているらしいその音は、徐々に大きくなっていきました。
　不意に音が止んだそのとき、窓の外にあったのは…
3.　閉鎖空間
　部室に戻る一行と、トイレで用を足してから帰ろうとする坂上くん。
　しかし、トイレを出ようとしたとき、個室の中からノックのような音がするのに気づきます。
　音はどんどん激しくなり、ついには個室全体が揺れるような勢いに。
　逃げようにもトイレと廊下をつなぐ扉が開きません。
　次々と起こる怪現象に、坂上くんの意識は薄らいでいき…　
4.　福沢さんの悪戯
　トイレの個室から霊気を感じると告げると、細田さんは一緒に個室に入ってみようと言います。
　ところが、それを遮って福沢さんが、自分と一緒に入ってもらえないかと言い出しました。
　個室に入った途端、白目をむき、体を震わせ、様子がおかしくなった福沢さんは…
5.　黒い悪魔
　一緒に個室に入ろうとする細田さんに異を唱えたのは新堂さん。
　自分が坂上くんと一緒に入ると言い出します。
　2人で個室に入った途端、新堂さんの姿は…

福沢さんや新堂さんと個室に入るには、ここまでにその人の話を聞いておく必要があります。
ちょっとした隠しストーリーになっているみたいですね。
また、便器の中にいた中野くんは、もちろん細田さん1話目に出てくるあの人です。
トイレの手に捕まった後、ずっとここに居たのかと思うと、何だか不憫…。
個人的に一番怖かったのは、細田さんと個室に入る話。
グラフィックこそ出ませんが、視覚的には一番怖いのではないでしょうか。






<< BACK　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　NEXT >>

あなたにおススメの記事