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2020年12月28日

ロボトミーコーポレーション入社式


『Lobotomy Corporation』 プレイ日記 vol.43
 今回から本格的に現行版のプレイ記がスタートです。
 取り敢えず、プレイ前にマニュアルは一読しましたが、マニュアルだけでは実感できないことが結構あるので、
 その辺は、プレイをしながら身体で覚えていきたい所存。




 画面に赤いのボタンがついた機械仕掛けの箱が現れました。
 「O-03-03」 と書かれており、箱にカーソルを合わせると、次のようなメッセージが表示されます。
「それはあなたを裁く救世主であり、奈落へと落とす執行者です」
 確か、現行版は収容されるアブノーマリティを選ぶことができるんですよね。
 なるほど、アブノーマリティそのものではなく、収容番号と象徴的な文章から判断するのか。
 今回は選択の余地がないので、この 「O-03-03」 を選びます。


 管理人Xがロボトミー社に入社したことを歓迎するのは、人の姿を持つAIのアンジェラ。
 彼女は 「世界の翼」 と呼ばれる企業のうちの1つで作られた最高峰のAIです。
 美しい姿と美しい声を持ち、数十人分の作業を1体でこなす管理人のアシスタント。
 そんな彼女にロボトミー社について問えば、昨今のエネルギー事情について教えてくれました。
 技術の進歩は世界のエネルギー需要を大きく変化させましたが、その需要に供給が追いついていません。
 それを解決するのが 『アブノーマリティ』。
 『アブノーマリティ』 からエネルギーを抽出する方法が発見され、エネルギー問題に光明が見えました。
 このロボトミー社は、「アブノーマリティを人類から隔離しつつエネルギーを抽出する」 ための会社であり、
 その技術により、「世界の翼」 の一角を担っています。
 『アブノーマリティ』 を効率的に管理するためには情報が何よりも重要。
 当初は詳細不明ですが、職員の働きによって、情報は徐々に明らかになっていくことでしょう。

 立ち絵と背景だけかと思ったら、アンジェラが椅子に腰掛けてほほえむ1枚絵もありました。
 Legacy版の淡々とした印象から、ストーリー性のあるイメージに変わりましたね。

 管理人と話していたアンジェラは、不意に顔をしかめました。
 どうやら、彼女以外のAIが管理人との接触を要求してきたようです。
 この部署全体をアンジェラ1人で制御するのは不可能。
 そこで、部門ごとに統制権を持つAIを1人ずつ配置しているのだそうです。
 まず紹介されたのはコントロール部門担当のマルクト。
 栗色の髪をした女性型のAIであるマルクトは、最初は自分も失敗だらけだった、と不安そうな管理人を励まします。
 そのとき、突然、部屋の扉を叩く音が聞こえました。
 中からは職員の悲痛な声が聞こえます。
 「こんな仕事にはもう耐えられない。頭がおかしくなりそうだ。ここから出してくれ」
 そう訴える職員の処遇は自分に任せて欲しいというマルクト。
 管理人が承諾すると、彼女は嬉しそうに微笑みました。

 アンジェラは表情がほとんど変わらなくて、無機質な感じがしたので、AIの擬人化というイメージによく合ったのですが、
 マルクトはニコニコしているし、話し方も “ドジっ子” 感があって、ちょっと意外に思っていました。
 しかし、職員の訴えに対して、「それはできないってことかな?」 と感情の読めない返答をしたり、
 言葉の端々に、“歯車扱い” が感じられます。
 あからさまに言葉にしないだけに、“滲み出る” 異様性があって不穏ですなぁ。



 マルクトとの会話を終えると、ミッションなるものが出現しました。
 ミッション 【きっとできますよ!】 : アブノーマリティに作業を3回行う
 ミッションを選択すると、コントロールチームを開放して管理パートに移行することができます。
 管理パートは職員の雇用・強化・配属から始まりました。
 現行版はコストを払って職員を強化できる代わりに、雇用のコストは4LOBから1LOBへ減少しています。
 配属可能な職員は3名で、雇用できるだけのLOBはありますので、3名フルまで雇ってしまいましょう。
 ここで改めてLegacy版との違いを確認しておきますと、性別は廃止されています。
 また、勇気・慎重・自制・正義という4つがステータス兼主義になりました。
 Legacy版では 「楽観主義の職員は~」 みたいな条件だったのが、「自制レベルが高い職員が~」 みたいになる、と。
 特定の作業しかできない仕様から、どの職員もすべての作業ができるようになっていますので、
 欲しいタイプの職員が来るかどうか運次第だったLegacy版に比べて、最初の雇用はあまり重要ではなくなっています。
 ……ということで、これから苦楽をともにする3名の職員がやってきました!
 黒髪を1つに結わえ、キリリとした顔立ちの “素直な新入職員” ストーム。
 ちょこんとくくった緑色の髪が特徴の “内気な新入職員” ジョン。
 弥生時代みたいな髪型の “内気な新入職員” エバ。
 性別がないので、男性職員か女性職員か解りませんが、彼らと一緒にエネルギー生産に勤しみましょう!
 ストーム  ジョン  エバ



 Σ(゜Δ゜*) 教官じゃないですか!
 最初のアブノーマリティは見覚えがあるどころの話じゃありませんよ。
 十字架を背負った髑髏。
 新人育成役として大変お世話になったあの方です。
 さて、施せる作業は、「本能」 「洞察」 「愛着」 「抑圧」 の4種類になりました。
 食事や清掃といった具体的な作業から、概念的な表現に変わったわけですね。
 印象としては栄養=本能、清掃=洞察、交信・娯楽=愛着、暴力=抑圧って感じかな。
 Legacy版で最初に行ったのが清掃だったはずなので、洞察作業にしてみましょう。
 ストームに洞察を指示すると、作業は順調に進み、PE-Boxが9個、NE-Boxが1個溜まりました。
 累積PE-Boxで基本情報を開くと、たった一つの罪と何百もの善という名称が判明。
 E-Boxの容量は10で、そのうち8個PE-Boxが溜まれば “良い” 評価になります。
 さて、1回の作業で必要エネルギー量の半分、2回目の作業で必要量に到達してしまいました。
 ここからがLegacy版と大きく異なるところで、必要量を溜めればいつでも作業終了できますが、終了しなくても構いません。
 現行版は職員が作業をすればするほどステータスが上昇します。
 すなわち、作業完了そのものは簡単にできますが、そこでやめてしまっては充分に職員の育成ができません。
 つまり、エネルギーを溜めるだけではなく、作業回数を可能な限り重ねなければならないわけです。
 今回も、当然職員の経験値稼ぎをしていきますよ。

 まずはPE-Boxを溜めて、情報をすべて開示することを目標に、3人の職員に順繰り作業をさせました。
 判明した管理方法は、
 ①作業結果が “良い” の場合、作業にあたった職員の精神力が回復する。
 ②すべてをPE-Boxにできた場合、部門の職員全員の精神力が回復する。
 相変わらず、こちらに害をなさないアブノーマリティですね。
 また、作業好感度一覧では、「愛着作業」 の好感度が高く、「洞察作業」 はレベル1~2のみ高いという結果が出ています。
 なるほど……レベルが高いほど良いとは限らないんですね。
 洞察レベルが3以上になってしまうと、作業好感度が下がるのか。
 最後に脱走情報は、「非脱走オブジェクト」 となっていることから、脱走することはありません。

 好きな作業が判明したので、愛着作業と洞察作業を順番に繰り返していきます。
 PE-Boxを更に溜め、E.G.O武器と防具も生産。
 そうこうしていると、ジョンとエバの頭部にたった一つの罪と何百もの善とお揃いの荊が巻き付いているのを発見しました。
 何だ、これ……?
 と思ってエンサイクロペディアを開いたところ、E.G.Oギフトに同じ形が示されています。
 なるほど、作業完了後に低確率で獲得って、どういう風になるのかと思っていましたけど、こうなるのか。
 では、3人全員が5%の確率で取得できるこのギフトを獲得したら、1日目の作業を終えましょうか。
 そして、ここで気がついたのですが、たった一つの罪と何百もの善は作業結果が悪くても害はありません。
 ってことは、好きではない本能作業と抑圧作業の訓練にも使えるのか。
 じゃあ、ここからはその2つの作業の経験も積んでいきましょう。

 相当の時間作業をして、ようやく1日目の作業完了。
 3人とも職員レベルは2になりました。
 均等に作業をしたつもりでしたが、ストームは慎重・自制・正義のレベルが2に、ジョンとエバは慎重と自制がレベル2に。
 また、レベル上昇の有無とは別に、体力などのステータスはそれぞれ上昇しています。





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Posted by 黴 at 22:44│Comments(0)Lobotomy Corporation
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