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2006年11月09日

第5話 『悪魔への復讐殺人』


相棒 5th season 第5話 『悪魔への復讐殺人』 (06/11/08放送)
 公園をウォーキングするおばさま方。
 その足下に突如現れた若い女性に、おばさま驚愕!
 更には気絶してしまった女性の横に、男の死体があったものだから、おばさま絶叫!



 わ…予告じゃ気が付きませんでしたが、被害者は4thの『密やかな連続殺人』 『悪魔の囁き』 の安斉ですね。
 あれは、なかなかに異様な雰囲気のあった事件でしたが……。
 その事件を、右京さんがナレーション風に紹介してくれました。
 こんな演出初めてじゃないですか?
 確かに、前seasonの事件および、事件後の経緯が関与していますから、これくらいやっておかないと
 まったくついていけないでしょうなぁ(特に黴みたいなのは)(;´Д`A

 安斉 直太郎は、村木 重雄という連続殺人犯を模倣して複数の女性を殺害した男です。
 精神科医内田 美咲の元で、村木のカウンセリングに関わるうち、彼に染まってしまった安斉は
 同様の工作を行い、殺害した女性の片耳からピアスを奪うという特異な行動をも模倣しました。
 結局はそれを右京さんに看破され、逮捕と相成ったのですが、精神鑑定により刑事責任能力なしと
 判断されて、不起訴になっていたようです。
 入院先の医療機関から、退院が決まった矢先に、今回の事件が起こった…と。





 そんな安斉殺しを警視庁に押しかけて自白したのは、安斉に殺害された女性の遺族末次 朝雄
 しかしこの末次さん、言動に少々問題があります。
 安斉と同じように、精神鑑定による不起訴へ持ち込むつもりなのか、はたまた本当に…?

 安斉と共に被害にあった看護師・堀切 真帆に面会した帰り道
 特命係の2人は内田美咲に再会しました。
 内田美咲は、末次さんの担当医だったと言います。
 うーむ…内田美咲が指導すれば、精神鑑定で不起訴に持ち込めるような言動は可能ですよね。
 実は、堀切真帆も被害者遺族だったり? それとも内田美咲の関係者?
 あるいは、安斉が堀切真帆を手にかけようとして返り討ちにあったのでしょうか…。
 これでも黴なりに、『相棒』を観るときには一生懸命考えておりますのよ。
 ……見当外れでもor2

 結局、末次さんは送検されたものの、精神鑑定により不起訴となりました。
 不起訴の決め手になったのは、やはり内田美咲による診療の記録。
 右京さんは、末次さんが安斉と同時に、社会にも復讐しようとしていたのではないかと考えます。







 内田美咲が末次さんの味方をしていることは明らかになりましたが、安斉の外出情報の出所は未だ不明。
 そんな折、薫ちゃんの愛妻弁当が切っ掛けで、右京さんは堀切真帆に疑問を抱きます。
 美和子さん、取材に行くのに自分で弁当作ってんのか…。
 遠出するときには、寧ろ邪魔じゃないかな、弁当箱とか?

 堀切真帆の出身地は京都。 安斉は京都でも殺人を犯しています。
 京都へ向かった2人は、堀切真帆の訪問看護患者に、被害者遺族牧 百合江の名を見つけました。
 なるほどなるほど。 彼女自身が遺族ではなく、遺族をよく知っていたわけですね。





 右京さんは内田美咲の元を訪れ、薫ちゃんはそこに堀切真帆を連れてきます。
 真帆が情報を漏らした相手は、末次さんではなく、牧百合江でした。
 真帆は、罪を悔いている安斉のことを知れば、牧百合江が生きる力を取り戻すと考えたようです。
 しかし、牧百合江は安斉に復讐する道を選んだ…というのが真相だったのですね。

 何だか、堀切真帆の行動は、医療従事者とは思えない軽率さじゃありませんか?
 安斉に入れ込みすぎて、悪い方悪い方へ行っているような気が…。
 安斉と日々接している自分と、1人憎しみを募らせて生きている牧百合江では条件が違うことくらい
 解っても良さそうなものですよね。





 ラストは、ナレーション・薫ちゃんバージョンです。
 右京さんの「どこまで健康でないのなら責任能力がないのか」という問いは本当に難しいですよね。
 権利が平等に与えられるのであれば、罪も平等に与えられるべきだとも思いますが。
 安斉に殺人を犯させてしまった、と責任を感じて精神科医を辞めようとしていた内田美咲ですが
 右京さんの説得の甲斐あってか、医師を続けることにしたようです。
 黴は、「責任とって辞める」というのが、あまり好きではないので、少しホッとしました。
 辞めてしまえば、重要な事象を経験をした精神科医が1人消えるということですからね。
 辞めたことによる社会貢献というのは、無いに等しいですし。
 政治もスポーツも経済も、責任といえば辞める辞めるですが、もう少し発展的な責任の取り方はないものか…。



【来週の相棒】
 容疑者は直木賞作家。
 相手は潔白を主張して、マスコミ攻撃をしてきたぞ!
 どうする特命係!?
 …みたいな話だそうです。
 ちょっと黴が 「出てきて欲しいな~」と思っていたタイプの犯人かもしれません。
 大げさなほどに自信満々で…。
 出来れば、もう少し落ち着きがあって恰幅の良い人だと嬉しかったですけどね。

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Posted by 黴 at 23:55│Comments(0)相棒
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第5話 『悪魔への復讐殺人』
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