DAY46 【アブノーマリティ選択】
F-01-18 : ???
「彼女の悲しみは長くなり、悲しげな髪で覆われるまで育った」
O-05-76 : ???
「機械の中の鍵穴からは、執拗な視線を感じます」
前者は、多分Legacy版で見たことがあります。
プレイ記の中では収容しませんでしたが、Legacy版クリア後に、チラッともう1回プレイしたときに出てきたんですよね。
DAY46 【ストーリーパート】
設計部門で待っていたのは、杖をつき、あごひげを生やした初老の男性。
高級感のある執務室にも見えるこの設計部門は、かつての研究室を再現したものです。
ここだけではなく、この施設全体が、Aの心から創り出した空間。
形のないイメージを実体化させるには、気が遠くなるほどの時間が必要でした。
外でも10年ほどの時間……そして、ここでは1万年も繰り返しています。
それを可能にしたのが、TimeTrack社の技術でした。
非常に小さな空間の時間を巻き戻すT社の技術が、L社の膨大なエネルギーと合わさったことで、この施設全体まで拡張したのです。
けれども、時間の巻き戻しは歪みを残し、大きな対価を払わなければなりませんでした。
この無限の繰り返しの中で、正気を保てるものは多くはありませんが、管理人はふらつきながらもここまでやってきました。
男性は、この先に待っているのは過酷な試験と 「私たち」 が答えられなかった “色あせた問い” であると言います。
準備ができていなければ、戻ってやり直すこともできるでしょう。
それでも先へ進むというなら、状況が大きく変わることは間違いありません。
この男性が、アンジェラの言っていた 「最後のセフィラ」 ですよね。
そして、管理人Xに対して手紙を出したと言っていることから、ロボトミー社の創設者・Aでもあるようです。
Aのオリジナルなのか、あるいはAから創り出された存在なのかは解りませんけど。
何だか、このイベントでは色々なことが明らかになりましたね。
まず、これまでのストーリーでリトライやチェックポイントリセットがゲームシステムだけではなく、実際に起こっていることが判明しました。
ただし、“津波のように押し寄せる時間” に逆らうことはできず、“踏ん張ることがせいぜい” である、と。
すなわち、外でもじりじりと時間は進んでおり、結果として10年が経過したようですね。
で、この施設内では1万年もの時を繰り返しているわけですか。
セフィラたちがおかしくなってしまうのも頷けます。
次に、TT2プロトコルという名称の由来も明らかになりました。
「Time Track社の2つ目の技術」 でTT2かぁ。
コギトやエンケファリンもそうですけど、ロードとか作業画面で、重要なキーワードがちりばめられているんですよね。
かつて愛した者たちと、自分を幸せだと信じている職員、そしてカルメンを模したアンジェラがいるここは、Aにとっての天国ではないか。
死も無意味な空間を創りあげたAは、もはや神に匹敵する存在とも言えます。
だから、これで満足してはどうか、と語りかけるホクマー。
どんな形であっても、ホクマーたちはここに存在しています。
そのすべてを終わりにする必要はあるのでしょうか。
そもそも、これまでAが行ってきたことの中に、A自身の選択で行ったものはあったのか、とホクマーは尋ねます。
カルメンの死を受け入れられず、喪失感からアンジェラという存在を創り出し、曖昧な痕跡を手探りで辿る過程にAの本心はありません。
再三、「戻る」 よう勧めるホクマーの言葉を拒否するA。
すると、画面が激しく乱れ始めました。
ホクマーは既に明日を待つことを止め、この場所を愛することを決めたのに、A自らが殻を破りたいというならば、
ホクマー自身が番人となって、Aの前に立ちはだからなければなりません。
………Aは思い出していました。
ベンジャミンが、Aの恐ろしい行いを諫め、何度も止めようと言っていたことを。
それでも、Aは決断を覆さず、最後まで傍に居てくれたベンジャミンも、彼の元を去って行きました。
生け捕りにした調律者から悍ましい方法で情報を得て、名前も与えられないAIから計画を受け取る……。
いつもAの傍らにあったベンジャミンの心は擦り切れてしまったのでしょう。
これでホクマーのクリファ顕現により、コア抑制の準備ができた……のですが、やはりコア抑制は発生しませんでした。
それにしても、Aが創った世界に閉じ込められて、何とか折り合いをつけたら、A本人がここを壊そうとしているわけか。
確かに、「ふざけんな」 と言いたくなっても仕方がありませんね。
そりゃ番人にもなりたくなるわ(;´Д`A
また、ここでもゲームの仕様をうまく使った会話が盛り込まれていました。
「戻らない」 という選択肢が1つしかないことに対し、ホクマーが 「ほら、自分で選べていない」 という意味合いの台詞を言います。
ホントにこのゲームは、こういう演出がうまいですね。
DAY46 【配属パート】
スポンサーエージェントというのがいるそうなので、ちょっと雇用してみました。
特定の名前を入れると、普通は出てこない外見になり、プレイ中の台詞も固有のものになるんだとか。
■新規雇用■
過激な先輩Mrブラック
狡猾な先輩イェティ
頼りになる先輩ユメカ
■配属部門■
コントロールチーム : A・マルクト/パウシー/ラマルコス/エンジェル/ナディア
情報チーム : A・イェソド/ハナ/ユミ/キンスリー/ジョエル
教育チーム : A・ホド/ヤムヤム/ダフネ/リアリズム/シャオ
安全チーム:A・ネツァク/アシュリー/ジュリエット/カリュウ/ミカエラ
中央本部第1チーム : A・アンジェラ/ウェザービー/パウリヌス/ジョージア/ワルワルソン
中央本部第2チーム : ディーバ/マキシム/ルイス/デボーナ/リン
福祉チーム : A・ケセド/オリーブ/ティム/アナスタシア/ロバート
懲戒チーム : A・ゲブラー/フランク/クリストファ/マキシミン/ダコタ
抽出チーム : A・ビナー/ゼイゼイ/キョキョ/ジョンソン/アセラ
記録チーム : A・ホクマー/ナトナトモン/ボンボン/マキ/グレゴリー
設計チーム : Mrブラック/イェティ/ユメカ
■収容状況■
コントロールチーム : たった一つの罪と何百もの善/蓋の空いたウェルチアース/今日は恥ずかしがり屋/行動矯正
情報チーム : 妖精の祭典/1.76MHz/幸せなテディ/3月27日のシェルター
教育チーム : 血の風呂 / 罰鳥 / 暖かい心の木こり / テレジア
安全チーム : 美女と野獣/火の鳥/ラ・ルナ/巨木の樹液
中央本部第1チーム : 空虚な夢/魔弾の射手/キュートちゃん/調整の鏡
中央本部第2チーム : 雪の女王/大きくて悪いオオカミ/オールドレディ/調整の鏡
福祉チーム : 母なるクモ/お前、ハゲだよ…/規制済み/皮膚の予言
懲戒チーム : ボーキュバス/壊れゆく甲冑/地中の天国/古い信念と約束
抽出チーム : 肉の灯籠/小さな王子/知恵を欲する案山子/輝く腕輪
記録チーム : 「何もない」/オールアラウンドヘルパー/死んだ蝶の葬儀/逆行時計
設計チーム : F-01-18/O-05-76
DAY46 【運営パート】
設計チームのコア抑制は 『証明 蒼白の深夜鎮圧&「エネルギー精製」』 となっています。
蒼白という試練は見たことがありませんので、専用のものなんでしょう。
コア抑制をスタートさせると、常時発動するギミックのようなものはなさそうです。
試練が発生したとき以外は、普通に作業が出来そうですね。
ストーリーで顎髭の男性と話していた部屋がそのままメインルームになっているのですが、非常に広いです。
広いだけではなく、背景の机やソファのサイズも大きく表示されているので、職員がいるとトイストーリー感ありますね。
さて、
F-01-18は予想どおり、壁に向かって膝立ちになっている裸の女性。
壁に向かう女……でしたっけ?
確か、収容室を見ていると悲鳴をあげるんじゃなかったかな……うろ覚えですけど。
Legacy版では暴力が当たりだったような気がするので、抑圧作業をしておきます。
O-05-76は黒い箱の中から目が覗いています。
……視線を感じるというなら、こちらも見返してみたいですけど、隣の壁に向かう女は見ちゃダメなんですよね。
作業指示をしたら、壁に向かう女対策として収容室からカメラを外しておきましょう。
アップにしなきゃ大丈夫だった気もするんですけど、記憶が曖昧なので。
そこから新規2体の作業をすることしばし。
F-01-18は記憶どおり
壁に向かう女でした。
①自制ランク1の職員はパニックになる恐れがある。
②愛着作業を行うと、即座にクリフォトカウンターが減少する。
③作業結果が普通の場合、一定確率でクリフォトカウンターが減少する。
④作業結果が悪い場合、高確率でクリフォトカウンターが減少する。
⑤クリフォトカウンターがゼロになると部門職員すべてがWHITE属性のダメージを受ける。
あれ?収容室を見ていたら、って条件は廃止されたのか?
一方、
O-05-76は
シャーデンフロイデ。
①作業は収容室が監視カメラの視界から外れている間に進めること。
②収容室を5秒以上視界に入れているとクリフォトカウンターが減少する。
③カメラの視界から外れている間、シャーデンフロイデは動きを停止する。
Σ( ̄ロ ̄lll) お前の方かよ!!
すげー偶然……。
どうやら、Legacy版の仕様のおかげで、
シャーデンフロイデの収容違反を免れたようです。
これは
壁に向かう女に感謝しなければなりますまい。
完全に
地中の天国と逆の特性ですね。
この2つは絶対近くに置いちゃ行けないヤツだ……。
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