『信州信濃の名物は』 (長野県)
『四八(仮)』 プレイ日記 vol.80
『信州信濃の名物は』 (長野県) 契力60消費
ゲスト作家シナリオだそうです。
短いうえに、ホラーではありませんでした。
藤森 春光さんの言う信州信濃の名物、それはとろろです。
昔、旅の男が一夜の宿を求めて彷徨っていました。
辿り着いた民家の住人である美しい娘とその父親らしき老人は快く旅人を迎え入れます。
2人は信州信濃の名物であるとろろを、温かい麦飯にかけて旅人に出してくれました。
旅人はそのあまりの旨さに何杯も麦飯をおかわりします。
老人は笑って、残りのとろろは明日にしよう、と言い、とろろを下げてしまいました。
さて、娘に床を延べて貰い横になった旅人ですが、とろろのことを思うと眠れなくなってきます。
取り憑かれたようになった旅人は、とろろの入った器を開け、中身を飲み干してしまいました。
翌朝、正気に返ってみると、盗み食いが恥ずかしくなり、じっと押し黙っていた旅人。
すると老人はニコニコしながら娘に言いました。
「夕べ、置いておいた痰壷の中身を片付けておいてくれて感心な娘だ」
哀れな……(´Д`;)
どう怖い話に繋がるかと思っていたら、怖くはなかったですね。
笑い話ですか。
【住民情報】
藤森 春光(ふじもり はるみつ) 77歳 男性 長野県/長野県 生存
>
関連記事