【第4夜】
LOPDのパトカーに車を停められたリナは、彼らの顔につけられているスクリーンを見て息を呑みました。
そこにも、そして街中のサイネージにも、サビーの顔と 「WANTED」 の文字が映し出されていたのです。
警官は、指名手配犯を見たことがないか確認すると去って行きましたが、リナの心は酷く動揺していました。
この時点では、まだサビーが何をしようとしているのかは不明ですが、チャーリーからデータを奪ったことは解っています。
ここで、指名手配されているのは、それが原因だということに察しがつくわけですね。
この日は、ウーナを再度ピックアップしたのと、アンソニーから 『ホテル・バビロン』 の宿泊チケットを譲って貰いました。
足を踏み入れたこともないような高級ホテルに泊まり、広々とした客室、豪華なスパを堪能。
ふかふかのベッドで眠り、翌日の夜、爽快な気分で仕事へ向かいます。
【第5夜】
Capraに対する抗議集団が暴動を起こし、街は途端に騒がしくなりました。
リナの元へは、暴動に巻き込まれてしまったリアムとアリーから、それぞれ助けを求める連絡が入ります。
しかも、音信不通だったサビーからも、恋人のジェイスを助けるために、車を向かわせて欲しいという連絡がありました。
リアムとジェイスは確定ですが、アリーはここまでにピックアップしたこととがないと現れません。
ここで3人から助ける相手を選んで向かうことになります。
まず、ジェイスについては向かっても会うことができません。
位置情報付近を回っていたところ、急にキャンセル状況になってしまいました。
これは、ジェイスがキャンセルしたということで良いのでしょうか。
アリーを助けに行ったときのイベントは以下のとおり。
NeoCabに乗り込んできたアリーは、未だにあのCapraの全身スーツを着込んでいました。
抗議集団がCapra社周辺に集まり始めると、アリーたちのような調査員に本社集合命令があったのだそうです。
抗議集団は、ソフィー事件のことを口にし、Capra社の車を破壊し始めました。
すると調査員たちは、建物の外に出され、ヘッドセットからの指示に従い、暴動の中をあちらこちらへ動き回ることになったと言います。
リナの台詞からして、その目的はスーツの機能で抗議集団の顔などをスキャンするためみたいですね。
暴動に巻き込まれる危険もあったのに、Capraに従うだけのアリーに憤りを感じるリナ。
しかも、彼女のスーツが入手した情報は、逐一Capra社のデータベースに送られています。
サビーのことを彼女の前で口にしなかっただろうか……とゾッとするリナですが、確かにどんな話をしたか、プレイヤーもはっきり覚えていません。
リナはアリーに、オフになっていたとしてもスーツに脅威を感じると打ち明けます。
ここでスーツを脱ぐよう要求することもできましたが、もしサビーのことを話していたら、時既に遅しなんですよね。
今、アリーを糾弾しなければならない理由もないことですし、そのまま送り届けましょう。
そんでもって、3周目ではリアムを助けにいきました。
反Capra運動をする群衆を撮影しに来たリアムは、そこでも赤いFeelgridが誰にでも解る “怒り” を示している光景を目にしました。
追悼集会の写真も、公開していたらきっとプロパガンダに利用されていたでしょう。
反対デモを行う群衆に対し、Capraはロボットスーツを着た人々を送り込んだそうです。
彼らは、その場の人や物を手当たり次第に、ロボットスーツの機能で録画し始めました。
それに気がついた群衆が、ロボットスーツを襲い始め、辺りは大混乱に陥ります。
そのすべてをカメラに収めていたリアムは、この事実を世間に公表する決意を固めました。
1周目では、リアムの写真がビルの巨大スクリーンに投影されていたりしたんですが、公表を思いとどまったので、そのイベントはありませんでした。
そして、リアムの言っていたCapraの手先というのが、アリーたちのことなのでしょう。
彼らもまた、何も知らずに上からの命令に従っていたに過ぎないということが、アリーを助けることによって解るわけです。
【第6夜】
再び連絡をとってきたサビーは、ようやくリナにCapraからデータを盗んだことを打ち明けました。
そして、そのデータが暗号化されており、到底手が出せないと相談してきます。
“量子の魔女” ウーナなら、どんな暗号でも解くことができると考えたリナは、彼女に助力を求めることを思いつきました。
するとサビーは、データがリナのFeelgridに入っているという事実を明かし、自分の位置情報を送ってきます。
リナは、プレゼントが盗んだデータの隠し場所だったことにショックを受けつつ、サビーに協力することを約束しました。
完全に利用されているわけですが、リナはサビーからの頼みを断ることができません。
ここからコンディションを整えて、サビーとの対決に挑むわけですが、まずはウーナに協力を求めましょう。
彼女は詳しいことを聞く前に、解読に取りかかってくれました。
ウーナの技術と頭脳によって、あっという間に 「巡礼 蒸し暑い サハラを 渡る」 というパスフレーズを入手。
借りは必ず返すと約束して別れる直前、ウーナは自分が見た “タイムライン” について、リナに警告してくれます。
『信託基金ウジ虫』 という言葉がキーワードになるでしょう。
サビーの元へ向かう前に、どれだけ意味があるかは解りませんが、カルロスの漢方屋へ行って、精神状態を落ち着けることにしました。
すると、ここでも1周目では気づかなかったイベントが発生。
カルロスから個人名は伏せる形で、原因が特定できず困っている患者の案件について相談されます。
①ちょっとしたことで体に痣ができる。
②体力がなくなっていて満足に運動することもできない。
③血液検査でも遺伝子分析、CATスキャンでも原因が解らない。
④煙草は吸わず、食事はオーガニックフード中心で、体型も普通。
⑤仕事は1日中座って行うタイプのもの。
⑥ペットは亀が7匹。
ここから、気になるポイントについて詳しい話を聞いていき、原因を突き止めるというものです。
痣は誰かに殴られたり虐待されているものではなく、何故か自然とできてしまうものだとのこと。
また、人工食品にはかなり敏感で、体に悪いものを好んでいる様子はありません。
摂食障害の兆候も見られず、体重はピーナツバターサンドで維持しているそうです。
リナはこの点が気に掛かったらしく、「それ以外のものを食べているところを見たことは?」 と聞いたところ、カルロスも何か思い当たったもよう。
メッセージで彼女に、今週は何を食べたか聞いてみたところ、返ってきた答えは 「ピーナツバターサンド」。
彼女の症状は、捕虜収容所か海賊船で見られるようなものだと考えたリナは、『壊血病』 という答えを導き出しました。
今回はリナ自身のセラピーではなかったため、寄付は不要でしたが、ちゃんと精神状態は緑色になっています。
よし、これでサビーに立ち向かいましょう!
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