『嫁威肉附面』 (福井県)

2008年08月16日 23:55

『四八(仮)』 プレイ日記 vol.82
『嫁威肉附面』 (福井県)
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 『仮面夫婦』 から派生するシナリオです。
 般若のお話。


 鏑木 大五郎さんは福井県に伝わる昔話をしてくれました。
 昔、与三次という信心深い夫婦がおりました。
 2人は農作業が終わると、村から二里離れた寺の蓮如上人の説法を聞きに行っていました。
 ところが、無信心な与三次の母はこれを快く思っていませんでした。
 ある日、与三次は崖から転落死し、それが原因で母はより無信心に、妻はより信心深くなります。
 母はそれを憎らしく思い、奉られていた鬼女の面を盗んでかぶり、清を驚かすことにしました。
 しかし、暗がりで鬼女に出会っても、清は驚くどころか念仏を唱え始めます。
 母はそんな清を崖から突き落とし、家へ逃げ帰りました。
 すると、どうしたことか鬼女の面が顔から離れません。
 奇跡的に助かった清が家に帰ると、そこにはあの鬼女の姿が…。
 念仏を唱える清に、鬼女は助けてくれと泣きつきます。
 鬼女の正体を知った清は、連如上人のところへ母を連れて行きました。
 母が改心すると、面は嘘のように外れて落ちたと言います。
 それから母と清は2人仲良く、寺へ通うようになり、面は寺に納められ、今も伝えられているのです。

【住民情報】
 鏑木 大五郎(かぶらぎ だいごろう) 23歳 男性  福井県/福井県  生存





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