THE LAST REMNANT
何かを捜して、森の中を彷徨う1人の少年。
ふと目にとまったのは、ひっそりと咲いている “イリーナ” が好きだった花でした。
そっと花に手を伸ばす少年ですが、突然、何かに気づいたように、駆け出します。
森を抜けた先の平原に広がっていたのは、無数の兵士たちによる行軍でした。
どうやら、戦が始まるようです。
武装した軍隊は、おもむろに、巨大な大砲のようなものを設置しました。
その傍らに立つ、浅黒い肌と金色の髪をした若者が、右目に眼帯のようなものを装着すると、
地面におかれた大砲 ―ゲイ・ボルグ― が反応を始めます。
これにより、軍の士気は一層高まったようで、兵士たちは口々に喊声をあげました。
その様子を呆然と見ていた少年ですが、軍の兵士たちの中に、女性らしき姿を見つけます。
イリーナに違いないと確信した少年は、無謀にも戦場に乱入し、走り始めました。
説明書によれば、黒髪の少年がラッシュ=サイクス。
何者かに攫われた妹・イリーナを捜しているのだそうです。
で、金髪・色黒の方が、ダヴィッド=ナッサウ。
若くして、アスラムを治める領主で、自ら戦の先頭に立っているもよう。
トルガル、エマ、パグズ、ブロクターの “アスラム四将軍” を臣下として抱えているらしいのですが、
ラッシュがイリーナと見間違えたのは、姿形を見る限り、四将軍の1人・エマのようです。
ただ、このエマ将軍…年齢が41歳なんですよね。
対するイリーナは16歳。
ラッシュ…どれだけ視野が狭いんだよ……(´Д`;)
さて、この 『The Last Remnant』 ですが、前述の通り、初めてのPCゲームでございます。
体験版がオフィシャルサイトでダウンロードできるのですが、動作確認のために、
ちょこちょこっと動かしただけに留まりました。
ちなみに、Xbox360版が先行して発売されているため、そちらのゲームパッド推奨らしいですけれど、
如何せん、Xbox360を触ったことがなく、不安なので、慣れているPS風ゲームパッドを用います。
取り敢えず、操作方法も、PS2等に近づくように設定してみました。
しかし、ここまで自由自在にボタン配置を変えられるのは、PCゲームならではですなぁ。
据え置き機のゲームも、ある程度のボタン配置変更と、カメラ操作のリバース設定は絶対に欲しい…。
カメラ操作は、リバース派なんですよ。
それが設定できないゲームは、慣れるまでがとても厳しい…(;´Д`A
さてさて、このゲームはどうやら非常に難しいというか、頭を使うRPGらしいです。
レベル上げがすべての単純なシステムではないもよう。
ボタンをポチポチ押していれば済むタイプのRPGって、取っつきやすいですが、
レベル上げをするときに、とことん作業になってしまって、辛いんですよね。
考える要素があったり、熱中できるポイントがあるゲームは、戦闘そのものが楽しくて、
気づいたら、随分キャラが成長している、といった感じ。
これも、そういったゲームなら嬉しいですなぁ。
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