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2025年01月23日

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『山海旅人 THE REWINDER ~黄泉からの旅人~』 プレイ日記 vol.12
 主人公が死んでしまいました……(;´Д`A
 そちらに驚かなければいけないのでしょうが、どっちかというとどんでん返しのシナリオの方に驚いてしまいました。
 すまん、七雲……。




 騙されてとんでもないことをしたと後悔しながら、黄泉へと落ちていく七雲。
 黄泉の世界では、蘆河村の人々が現れては消えていきます。
 そして川を挟んで対岸に立つのは、父である隠山でした。

 七雲は父に対して、自分がしでかしてしまったことを打ち明けます。
 明心から「隠山は七雲を逆夢師にするのに反対していた」と聞いており、それは七雲に逆夢師は無理と思っていたからでは?と気にしているもよう。
 でも盧婉は「隠山の息子だけあって甘い」みたいなこと言ってたじゃん。
 多分親父もそんなに性質的に変わらないと思うんだけどな。



 さて、場面は変わって……。
 明心、柳、白黒無常、草木の精が一堂に会する中、七雲の遺体が横たわっています。
 盧婉に気付かず七雲を1人にしたことで己を責める明心。
 白黒無常に助けを求めますが、時間を超越できる逆夢師であっても輪廻転生から抜け出すことはできません。
 すると明心は、自分の命と引き換えならばどうだと交渉します。
 引き換えにした魂は四散し、二度と輪廻には戻れません。
 それどころか鬼籍からも抹消されるので、逆夢師が時間を遡っても救えず、そもそも人の記憶からも永遠に消えてしまいます。
 黒無常からそう聞かされても尚、明心の決意は変わりません。
 隠山がいなくなって存在意義を失った自分が、七雲の世話役を務めることで再び存在する意味を得たと言います。
 最初は仕事に過ぎませんでしたが、今となっては七雲が自分のすべて。
 七雲なら自分がいなくなっても、もう大丈夫でしょう。

 明心の決意の固さに、黒無常はそれを承諾。
 草木の精は儀式に必要なものを教えてくれました。
 対象者の寿命に加えて、神・魂・陰・陽を象徴するものが必要なのだとか。
 具体的には、神=洛神花 魂=返魂酒 陰=八字極陰の女の髪の毛 陽=極陽の鳥の羽根。
 極陽の鳥の羽根はあのとき山で手に入れていますね。
 明心はそれすらも運命だったのかもしれない、と笑っています。
 他のものは黄泉の市で手に入るらしいので、探しに行ってみましょう。



 牛頭・馬頭Jr.が守っている門は、市の時間になったので開いています。
 黄泉の市に入ると、親の牛頭・馬頭がいました。
 何でも聞け、と言ってくれる彼らに黄泉の市の情報を聞いてみると以下のような話が聞けました。
①飴職人は隣の賭博師を移動させろと要求してきているが、理由がないので拒否している。
②賭博師は人当たりは良いが汚いやつ。イカサマをしていると皆が言っているが証拠はない。
③占い師は賭博師とコソコソ話しており、元宝を渡しているところも見た。金の亡者が元宝を渡しているのは怪しい。
④書生は語り手と親しい。
⑤最近酒屋の姿を見ない。孟婆湯をもらって酒を造ると言っていたが、酒屋は奈何橋には入れない。

 続いては目的のものを買い求めていきますが、案の定一筋縄ではいきません。
 まずは薬売りに「洛神花」を売ってくれるよう求めましたが、秘蔵の品なので等価交換できるものがなければ駄目だと断られてしまいます。
 何となら交換してくれるのかと尋ねたところ、急に明心の匂いを嗅ぎ出す薬売り。
 どうやら明心がこれまで関わってきた出来事と、それにまつわる感情を嗅ぎ取っているようです。
 薬売りのお気に召したのは「わがまま・嫉妬・恨み」による最高の毒液。
 その毒液を持ってこられたら、洛神花と交換してくれるそうです。

 その隣にいる酒屋から返魂酒を買おうとしたところ、「あるけれど売れない」と言い出しました。
 何でも最近手に入れた最高の酒によって舌が肥えてしまい、自分の酒はその最高品の足下にも及ばないと思い知ったのだそうです。
 そんな酒を売るのはプライドが許さないので、負けない最高の酒を造るために最高の材料を揃えようとしているもよう。
 先ほど牛頭・馬頭から情報を仕入れていた明心は、孟婆湯(もうばとう)を持ってくると提案します。

 最後に転生できないほどに陰気が強い女の子。
 彼女は飴細工が欲しいと泣いています。
 そこで飴職人に話しかけると「飴細工は芸術品で1日5本しか作らない。今日はもう売り切れ」と言われました。
 何とかならないかと粘ってみたところ、隣の賭博師が来てから賭博のやり取りがうるさくて創作に集中できないと愚痴を言い始めます。
 そして、賭博師を移動させてくれたら作品を創っても良いと言いました。
 賭博師に「自分が勝ったら場所を移動して欲しい」と言ったところ、勝負自体はあっさり承諾されます。
 ただこいつにはイカサマ疑惑があるので、共犯疑惑のある占い師にも話を聞いてみました。
 ……が、タダで占うと申し出て、最終的に理由をつけて金を取ろうとする詐欺師だと解っただけ。
 ちなみに占い師の隣に「怪人」がいるのでこちらにも話しかけてみたところ…広告だ……(´Д`;)
 話を聞くだけで元宝が貰えるというので話を聞いてみると「ゲーム製作会社の広告スペースに空きがあります!」とメタ発言し出しました。
 何度も賭博に挑戦できるようにするためなのでしょうが面白いことをしますなぁ。

 これで儀式に必要な物品を獲得するためにすべきことがわかりましたね。
 また直接関係はありませんが、語り手からは「ある書生と花の精の感動物語」を聞くことができました。
宋代末年、とある貧乏書生がいた。
彼が毎日勉強するボロ小屋の前には小さな朝顔が咲いていて、毎日水をやるも花は咲かない。
ある夜、音がしたので外に出てみると、新月で辺りは真っ暗闇。
入口に紫の衣を着た女が、蓮のような顔、桜桃のような唇で、優しい微笑みを讃えていた。
青年は魅入られて追いかけようとしたが彼女は消え、足下で朝顔が咲いていた。
毎夜窓から外を見たが二度と女は現れなかった。
ただ、新月の夜にはいつも朝顔が咲いた。
 この話には続きがあるようですが、語り手は「今は続きを話すときではない。君が戻ってきたらまた話そう」と言います。
 自分は二度と戻ってくることはないのに……と考える明心ですが、何か意味深ですね。

 語り手の話のモデルではないかと思われる書生は「この花はいつ咲くか」という問いを投げかけてきます。
 しかし「新月」という選択肢がなく、今は正しい答えができないもよう。
 書生の近くでは酒を飲んでいる2人組がいて、誰かが仏像の前にお香を置いたという話をしていました。
 やたらと煙たいお香で、焚いたところ周囲の人が皆咳き込んでしまったそうです。





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