2022年07月04日
夜回り巡査とネコミミ娘
『Coffee Talk』プレイ日記 vol.7
2020年9月24日(木)
有名アイドルのレイチェルが、こんな小さなカフェにご来店。
ネコミミ族は、猫の姿と二足歩行の姿を使い分けられるのが特徴のようです。
2020年9月24日(木)
有名アイドルのレイチェルが、こんな小さなカフェにご来店。
ネコミミ族は、猫の姿と二足歩行の姿を使い分けられるのが特徴のようです。
いつになく華やかな店内に、ジョルジ巡査がやってきました。
どうやら風邪気味らしく、抹茶にレモンとはちみつを入れて欲しい、と頼まれます。
喉に良い飲み物にご満悦のジョルジ巡査が、フレイヤと軽口をたたき合っていたところ、オークの青年は静かに退店していきました。
[抹茶×レモン×はちみつ] から咳止めシロップなる飲み物が完成。
何だ、この名前……?と思いましたが、ジョルジ巡査との会話からして、メニューにはない即席のレシピみたいです。
その名前を聞かれて、咳止めシロップと名付けた、と。
この飲み物提供により、ジョルジの「Tomodachi!!」の「親しい友だちのみ」欄が閲覧できるようになりました。
好きな映画のタイトルと、3人の娘がいることが書かれていますね。
そして、青年は注文時以外、一言も発しないまま、お店を出て行ってしまいました。
ジョルジ巡査も言っていたとおり、カフェで黙って飲み物を飲んで、読書をして出ていくなんて普通のことなんですけどね。
みんな、やたらバリスタと喋ってくれるから、「何か失敗したのかな?」と不安になってしまいます(;´Д`A
彼も、レイチェル登場でわーわー騒いでいたときには視線をこちらに送っていたものの、それ以外はずっと端末を見ていました。
ぜひ、またご来店くださいね。
レイチェルは数年前に母を亡くし、現在は父親と2人暮らしです。
数十年前は芸能界に関わる仕事をしていた父親は、娘がアイドルとして芸能界に入ったことを快く思っていませんでした。
ケンカは毎日のようにしており、今夜は我慢ができずに家を飛び出してきてしまったようです。
自身も3人の娘をもち、毎日娘とケンカをしていると笑うジョルジ巡査。
けれども、娘はケンカから父親のことを学び、父親もまた娘について学ぶことができ、物事は良い方向へ進むはずです。
目の前の問題をなあなあにして済ませようとせず本気で向き合えば、ですが。
ジョルジ巡査の家庭は、とても健全で温かいにおいがしますね。
「ケンカをしない仲良し家族」じゃなくて、ケンカは絶えないけれど、きちんとそこに向き合って前に進めている健全さ。
反面、レイチェルと父親はケンカ後、不自然なまでにそのことに触れず、また次のケンカが始まるのだそうです。
確かに、1回1回、ケンカの原因に向き合っている巡査の家に比べて、原因から目をそらしている様子が窺えますね。
母親が亡くなってから、父親は変わってしまった、と言うレイチェル。
それを聞いたジョルジ巡査は、母が先に父とぶつかり解り合っていたからこそ、父娘の衝突が起こらなかったのだろうと予想しました。
優しいパイプ役を失った両者は、直接ぶつかり合うことになってしまったのです。
レイチェルは、養って貰う必要もない“オトナ”なのだから父親から離れて遠くに行ってしまおうか、と笑いました。
そんな彼女に“オトナ”として父親に向き合ってみるべきだ、と諭すジョルジ巡査。
けれども、焦って今すぐ向き合う必要はありません。
今日のところは、家に帰って、真っ直ぐ自室に駆け込んでしまえば良いのです。
そして、レイチェルを自宅まで送るべく、店を出て行きました。
いやぁ、ジョルジ巡査は良い“オトナ”ですね。
すべきことは示しつつも、きちんと逃げ道も残してくれています。
それでいて、彼自身が「完璧ではないコミカルな人物」というキャラクター性を前面に押し出しているので、相手も責められている気にならない。
もしかしたら、普段から街の不良にも、こんな対応をしているのかもしれませんね。
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Posted by 黴 at 18:50│Comments(0)
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