2022年02月19日
プードルアンドロイドの雑談コーナー
『Detroit : Become Human』 プレイ日記 vol.23
Chapter14 ~鳥の巣~ 2038年11月6日 PM03:02 コナー
※このゲームは、初回は事前情報なし・リトライなしでプレイすることが推奨されています。
プレイ記にはネタバレが含まれておりますので、未プレイの方は閲覧注意。
Chapter14 ~鳥の巣~ 2038年11月6日 PM03:02 コナー
※このゲームは、初回は事前情報なし・リトライなしでプレイすることが推奨されています。
プレイ記にはネタバレが含まれておりますので、未プレイの方は閲覧注意。
【警部補と和解する】
遅い昼食をとるために、キッチンカーの露店『CHICKEN FEED』へやってきたハンク。
同じく露店に来ていた若い男性と親しげにハグをしています。
車に置いて行かれたコナーは、和解するためにその後を追いかけました。
露店は「CHICKEN」に付け足しで「FEED」とくっついているようなデザインの電飾になっています。
そのままだと「鶏の餌」ですが、「はした金」という意味もあるもよう。
お洒落でも上品でもない、ハンクが好きそうなお店ですな。
ここでR2スキャンができますよ、という表示が出ました。
押してみると、どうやらコナーはハンクと話をしている男性や、露店の店主をフェイススキャンしたいようです。
職権濫用だろ……(´Д`;)
『CHICKEN FEED』 の店主はゲイリー・ケイズという名で、逮捕抵抗・衛生規定違反の前科あり。
しかも、店内の食品衛生認可証は2031年に失効したうえ、その2ヶ月後に更新却下を受けていました。
そこから7年、違法に食品提供を続けているようです(;´Д`A
ハンクと話している客はペドロ・アブダール。
違法賭博と詐欺の前科があり、今もハンクに賭博の話を持ちかけています。
この間、ペドロからの話に乗って、そこそこの金額を失ったようですが、賭博の話を了承して彼に金を渡すハンク。
これは半分小遣いみたいなもんなのかもしれませんね。
情報屋とまではいかなくとも、こうして持ちつ持たれつでやっている感じがします。
ペドロが去った後、スッ……と横に来るコナーを見て、ハンクはげんなりした様子。
日本語字幕だと「金魚のフンみたいにくっついてくるな」と言われた場面、英語だと「プードルみたいに」と言っています。
ちょっと調べても、そういう慣用句があるわけではないみたいなので、ハンクのコナーの印象はプードルなのでしょうか。
日本だとトイプードルの印象が強いですが、原種のプードルは大型犬で元々猟犬。
かなり知能の高い犬で、若干神経質という特徴は、コナーっぽい……かな?
犬好きのハンクが、どういう意味合いでプードルを引き合いに出したのか気になるところですね。
そんなハンクに対して、警察署で怒らせてしまったことを謝罪するコナー。
それを聞いたハンクは、口ではゴマすりだと言いつつも、悪い気はしていないようです。
ちなみにここの選択肢が「昨日の謝罪」となっていましたが、署で揉めたのは今日の午前中。
おかしいなと思って、後から英語版を見てみたところ、「APLOGIZE FOR BEHAVIOR(態度を謝る)」となっていました。
解りやすくしようとして誤訳しちゃったのか。
ゲイリーが出してきたハンバーガーとパイナップル味のソーダもスキャンすることが可能。
それぞれ、1,680kCalと710kCalというとんでもない代物です。
これも「kJ」の誤訳じゃない?と英語版を見たところ、ちゃんと「kCal」と書かれていました(´Д`|||)
雨の中、スタンドパラソルの下でハンバーガーを食べるハンクに対し、果敢に雑談をしかけるコナー。
しかし、選択肢のどれもこれもが、余計なお世話だと怒られそうな予感しかしない……。
無難そうに見えた「友人」すら、「貴方の友達は違法賭博をしていますよ」という内容でした。
まぁ、当然ハンクは承知のうえで、生活のためにそのような行為に手を染めざるを得ないのだと考えているようです。
単純労働がアンドロイドに取って代わられたうえ、ホワイトカラーも失職し始めて、失業率約40%の世界ですからねぇ。
それを聞いたコナーの反応としては、しばらく考え込んだ様子でしたが、不信感にはつながっていない表情。
ハンクの方も好感度が上昇しました。
調子に乗って、今度は食事のコレステロールと摂取エネルギー量が適切ではないと指摘。
聞き入れてはもらえないものの、これも好感度は上がります。
何だ何だ、ハンク飯食ってるときは寛容なのか?
続いて、「私について知りたいことは?」とか言い出すコナー。
するとハンクに、「どうしてそんなに間抜けな見た目と声にされたんだ」とあんまりなことを聞かれました。
コナーは、自分のデザインは社会に溶け込めるようになっているはずだ、と反論。
恐らく、ハンクは捜査専門アンドロイドなんていうと、犬種で言うならドーベルマンとかシェパードみたいなのを想像したんでしょう。
ところが、実際に来たのはハンク曰く「プードルみたいな」ヤツだった、と。
次に聞いてみたのは、何故、高速道路を渡ろうとしたのを止めたのか。
問われたハンクは「そりゃ死んじまうからだろ」と言った後で、誤魔化すように備品破損の報告書は書きたくない、と言いました。
アンドロイドが嫌い嫌いとは言っていますが、根底にはアンドロイドと人間を区別していない様子が窺えますね。
アンドロイドは壊れるだけで死なないとナチュラルに考えている人が多い中、咄嗟に出てくるのが「死んでしまう」という発言。
例えば、マンフレッド邸に急行した警官は、レオの一言だけでマーカスを破壊しました。
あれも、アンドロイドを撃つことは、単なる機械の破壊であるという一般認識を示していますよね。
多分ハンクは、口では機械だと言いながら、心のどこかで単なる機械とは思えない葛藤があるのではなかろうか。
コナーは変異を「ソフトウェアの異常による非合理的な指示で、人間の感情を模倣したかのような判断と行動が発現している」と推察。
それを聞いたハンクは、感情というままならないものに振り回される人間とそう変わらないのかもしれない、と言いました。
そんな考え方ができるハンクに、アンドロイドを嫌う理由を尋ねますが、遠い目をするだけで教えてはくれません。
逆に、既に自分のことは調べ上げているのだろう、と言われます。
ここで真実を言うことを選ぶと、コナーが調査したことを口にしました。
学校を首席で卒業して、市警でも活躍し、最年少の警部補になったものの、ここ数年は懲戒処分が相次ぎ、酒浸りに……。
それでもハンクは優秀な警官であり、共に捜査に当たれば事件を解決できると訴えるコナー。
そのとき、コナーのLEDが黄色く点滅しました。
サイバーライフ社からの指示か、警察無線の傍受か、新たな事件発生を感知したようです。
<< BACK NEXT >>
Posted by 黴 at 20:14│Comments(0)
│Detroit:Become Human