2022年01月28日
その壁を破壊せよ!
『Detroit : Become Human』 プレイ日記 vol.12
Chapter06 ~夜のあらし~ 2038年11月5日 PM09:14 カーラ
※このゲームは、初回は事前情報なし・リトライなしでプレイすることが推奨されています。
プレイ記にはネタバレが含まれておりますので、未プレイの方は閲覧注意。
Chapter06 ~夜のあらし~ 2038年11月5日 PM09:14 カーラ
※このゲームは、初回は事前情報なし・リトライなしでプレイすることが推奨されています。
プレイ記にはネタバレが含まれておりますので、未プレイの方は閲覧注意。
【食事を出す】
レッドアイスを使用したまま、ソファで居眠りをしていたトッドを起こすカーラ。
食事の準備ができたことを告げると、トッドとアリスは言葉少なに食卓へ付きました。
どうやら、今日の夕食はミートソーススパゲティのようですね。
食事の皿を食卓に出し、電気をつけて、2人のコップに水を注ぎます。
水を注ぐときの操作がコントローラーを傾けるものですが、やっぱりこのアクション苦手ですわ……。
しばらくカーラが水差し持ったままボーッとする羽目になりましたからね(ノд`)
トッドはアンドロイドによって職を失ったにも関わらず、アンドロイドに家事をしてもらわなければ生活できない現状に苛立ちます。
アリスに対しても理不尽な怒りを向け、自分の元を去った妻への憤りまでも娘にぶつけました。
平手で打たれたアリスが泣きながら2階へ走り去ったのを見て、尚も怒りを募らせ、怒鳴り散らすトッド。
カーラがアリスの元へ向かおうとしたところ、「一歩でも動いたらぶっ壊す」と命令を下します。
【動くな】
この命令により、カーラの前にシステムの赤い壁が出現。
しかし、予想に反してトッドは2階へ向かうわけではなく、こちらに背を向けてソファの方へ向かおうとしています。
(*´ェ`) ………見られてなきゃ、やってないのと一緒。
と、コスい考えで一歩踏み出した……はずだったのですが、カーラ自身は動けません。
代わりに、コナーの再現時に見られるような線描のカーラが壁の前に立ちました。
画面の操作指示に従っていくと、その線描の人物が左手を壁に当て、次に右手を……。
Σ( ̄ロ ̄lll) この壁を壊すのか!!
両手を壁に押し当てた状態で、ボタン連打の指示が出ました。
実体のカーラは直立不動で動かないのに、カーラの意識だけが命令の壁を壊そうと必死に抵抗しています。
これは熱い!
思わずボタンを押す手にも力がこもるってもんです。
【アリスを守る】
壁の破壊と同時に、つんのめるように一歩踏み出し、動けるようになったカーラ。
ここで、「アリスを守る」か「トッドを説得する」か行動を選ぶ必要があります。
説得できるくらいなら、こんなことになっとりゃせんわ!と、すぐさま2階へ。
Σ(゜Δ゜*) 歩き方が違う!!
今まで背筋が真っ直ぐに伸びて、均一なテンポでしか足を動かしていなかったカーラの歩き方が人間っぽくなっています。
一定スピードではなく、小走りになり、階段を駆け上る動作……。
この細かいモーションの違い、驚異的ですね。
さて、何はともあれ、トッドが来る前にアリスの部屋へと飛び込みます。
例のテントで膝を抱えて怯えるアリスは、またカーラが壊されることを危惧して、逃げるように言ってくれました。
取りあえず、扉に鍵をかけましょう!
掃除のときに見つけた経路から逃げられると思うんですよ。
選択すると、わずか8秒という制限時間が表示されました。
扉をロックした直後、アリスが駆け寄ってきてカーラの背後に隠れます。
急いで窓を開けましたが、外は雨。
恐らく、屋根の上もかなり滑るでしょう。
アリスにも止められましたが、ここは外に出る!
アリスを抱え上げて窓から屋根に出したところで、トッドが扉を破って入ってきました。
迷っている暇はない!とアリスと一緒に行くことを選択します。
当然、それを止めようとして、窓から出るカーラの足を文字通り引っ張るトッド。
(#゚Д゚) えぇい、離さんか!!
×ボタンを連打したところ、もがくカーラの足が顔面にクリーンヒットし、トッドは思わず手を離します。
その隙に、カーラも屋根に出て、アリスを背負いました。
どうするのかと思ったら、柱を伝って地上へと滑り降ります。
まぁ、スティック入力がうまくいかなくて、着地のときに転倒しましたけど(;´Д`A
トッドから逃れた2人の前に、ちょうどバスが停車しました。
大急ぎで駆け込みますが、自動運転で誰も乗っていないバスに、それを咎める者はいません。
座席に腰を下ろすと、アリスは涙で濡れた顔でカーラを見て、そっと手を握ってきました。
カーラもその手を握り返し、2人を乗せたバスは雨の降る夜の街へ向けて静かに進んでいきます。
いやぁ、怒濤の展開だった(´Д`;)
カーラがシステムの壁を突破してからは、咄嗟の判断の連続で脳汁がドバドバ出ます。
このゲーム、「初見は何があってもやり直さず、事前情報無しでプレイすること」が推奨されてるみたいなんですよね。
それと同時に、ポーズボタンも控えると尚、楽しいと思います。
R2で時間が止まるのはアンドロイドの特性だから良いとして、選択肢のときにポーズボタンは無しと決めようかな。
時間に追われて選択肢を間違えたとか、思わず選んじゃったとか、そういうのも醍醐味ですし。
さて、ストーリー的なことを言えば、ここで始めて “変異体” になる過程が描かれましたね。
所有者の命令に逆らうことができないようプログラムされたアンドロイドが、それを無視するためにシステムの壁を破壊。
その一連の流れが、自我を持ち自分の意思で行動したことを示しており、それを一言で表すのが、“変異”なんですね。
カーラはアリスの危機に直面して、彼女を守りたい気持ちが変異につながったんだなぁ。
でも、これから警察にも通報されてしまうでしょうし、何より行く当てがありません。
どうなっていくのか、不安な旅立ちですね。
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Posted by 黴 at 23:17│Comments(0)
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