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2021年11月29日

ホワイトロックの徹夜組


『Neo Cab』 プレイ日記 vol.5
 サビーはCapraとRadixの二重スパイであり、Capraの重要なデータを盗み出して潜伏中。
 Capraは反自動車の法案を通すために、車に跳ねられて死んだプリマドンナを印象操作に利用しようとしているもよう。
 リアムからデバイスに問題の写真が送られてきました。
 確かに美しい写真ではありますが、暗闇に青く光るFeelgridの印象が強すぎて、リアムの懸念も理解できます。




【第4夜:アウターランズ地域】 クラウス・ベルク
 リナをロボット扱いしたクラウスをもう一度ピックアップしてみました。
 あの夜と同じくマレクという男性と共に乗り込んできます。
 2人の行き先はCapraの旗艦店ですが、随分と遅い時間帯です。
 どうやら2人は明日発売される 『ホワイトロック』 のために今から店に並ぶもよう。
 しかも、Capraの新商品は一体何の商品なのかすら開示されないまま発売日を迎えるのが恒例の戦略。
 クラウスはそんなものに並んで1日を潰すことに不満があるようです。

 今回の車中は、『ホワイトロック』 が何かをリナが予想し、2人が意見を言うというやりとりに終始しました。
 ようやく到着した店には、既に長蛇の列。
 2人は慌てて列に向かって突撃していきました。
 今回は☆5をくれたので、会話に満足したみたいです。



【第4夜:リバティハイツ地域】 アンソニー・コルトン
 先ほど1回乗せたクラウスを乗客に選んだのは、目的地近くに初めてのお客様がいたからなんです。
 ところが、クラウスの仕事が終わったときには、そのお客様からの配車要請はなくなってしまいました。
 まぁ、それもそうか。
 仕方が無いので、最初の夜に乗せたアンソニーをピックアップします。
 またリナに会えたことを喜ぶアンソニーは、今まで居たクリエイティブなナイトクラブを非常に気に入っているようです。
 元々、Capraのサービスと競合する超少額決済サービスの会社を立ち上げたアンソニーですが、Capraによって会社が買収されました。
 そのおかげで、なかなか会員になれないナイトクラブのプラチナ会員になることもできたアンソニー。
 しかし、“クリエイティブ” な言葉を並べ立てる彼の表情には、どこか哀しみが見え隠れしています。

 リナの好きなものを尋ねて会話を弾ませるアンソニーに質問を返したところ、彼から “瞬間の共有” を提案されました。
 どんなものでも良いので互いに秘密を打ち明け合い、仮面を外すという方法です。
 ……ここは思い切った打ち明け話をしてみるのが良いかもしれませんね。
 サビーの名前は出しませんでしたが、親友との関係性に悩んでいることを打ち明けてみました。
 続けて、仕事に感じている鬱屈も吐き出せば、リナの気持ちはどんどん青色へ傾いていきます。
 それを聞いたアンソニーは、本当の自分はこんな風にクリエイティブで洒落た趣味を持つ人間ではない、と言いました。
 会社が買収されたとき、コンサルタントやレッスンの先生をつけて整形手術までしたのに、本質は何も変わりません。
 作られた嘘の自分を、自分で好きになれているのかどうかわからない。
 これがアンソニーの秘密です。
 “お洒落なハンサム” であるアンソニーに好意を示されてそわそわしていたリナですが、彼の心を知って穏やかな気持ちになったもよう。
 こういう雰囲気づくりもうまいですね、このゲーム。
 薄っぺらい恋愛要素に見せかけたキャラクターを、深い人間性に寄せていく表現。
 リナと同じようにプレイヤーも乗客を好きになっていける良い演出です。



【第4夜:STEVE地域】
 またしてもLOPDのパトカーによって停車を求められたリナは、彼らの顔についてモニターを見て息を呑みます。
 そこに映っていたのはサビーの顔と 「WANTED」 の文字。
 そればかりか、街中のモニターに同じ画像が映し出されていきました。
 警官は、手配書の人間を見なかったかどうかを確認して、去って行きます。

 サビーが指名手配されたということですね……。
 ショックを受けるリナの元へ、リアムからのメッセージが入りました。
 何と、量子の魔女ウーナと知り合い、リナが共通の知人であると知って連絡してきたみたいです。
 どうやら彼女の話すランダム性やエンタルピーの話はリアムの興味を惹いたらしく、一晩中議論を交わしていたとのこと。
 単なる偶然と片付けるには、ウーナの量子統計学が強烈なんですよね。
 もしかして、リナの知り合いだと確信してリアムに接触したのかも。



【第4夜:STEVE地域】 カルロス・ウォン
 リナの手首を見て、腱鞘炎の兆候と、タクシードライバーとして長いのだろうということを見抜くカルロス。
 彼は金持ちだけが長生きして、貧乏人はちょっとした病気で死んでしまうような世界が厭で、みんなを助けているのだとか。
 今も知り合いがはしごから転落したという連絡を受けて向かっている最中だと言います。

 これだけ聞くと、仕事熱心なお医者さんのようでしたが、そう単純ではありません。
 リナがカルロスの友人を案じると、「そうだね。肋骨治療の動画はどれもイマイチだから」 との返答。
 このカルロス、所謂、闇医者であり、知らない治療の知識は、医大生が使うのと同じ動画と実地で学んだものだそうです。
 彼が降りていった後、座席に 「Xerodonyl-G」 と書かれた薬瓶が落ちていました。
 ジョナ・ジョンソンという人物に対して、カルロスから処方されたもので、完全に犯罪の証拠品です。
 一応、車内で保管しておくことにした直後、カルロスからメッセージが入り、その薬瓶について尋ねられました。
 捨てなくて良かった……(;´Д`A
 取りに行けそうにないので、自分の診療所付近に来ることがあったら届けて欲しい、と依頼されます。
 これで第4夜は終了なんですけど、1日の収支が赤字なのが気になります……。
 この稼げなさは事実上の制限時間なのでしょうか。
 お金がじりじり無くなっていくから、サビーを放ってタクシードライバーとしてプレイし続けることはできない、みたいな。




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Posted by 黴 at 17:14│Comments(0)NeoCab
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