2019年07月20日
自責と自罰と自己嫌悪
『The Sexy Brutale』プレイ日記 ~時を駆ける宣教師~ vol.21
館の裏手にある素朴な家のドアを開けて中に入ると、そこは館の玄関だった。
文章にすると、ものすごくイカれた感じですが、本当なんです(;´Д`A
館の裏手にある素朴な家のドアを開けて中に入ると、そこは館の玄関だった。
文章にすると、ものすごくイカれた感じですが、本当なんです(;´Д`A
グランドロビーはカジノ側の扉を残して、すべて炎に包まれています。
急いでカジノまで移動しますが、カジノはどの扉も燃えさかっており、どこへも行けません。
けれども、バーの方の扉を調べたところ、「もっと早くここへ来ていれば…」 というメッセージが。
シックスペンス!力を貸して!!(ノд`)
『レジナルドの時計技術』 でカジノの時計をリスタートポイントに変え、懐中時計の力で時間を巻き戻します。
そうすると、僅差でまだ扉が燃えていないので、急いでバーへ。
バーから舞踏室、割れたステンドグラスから庭園、そして裏門の向こうの家にもう1度!
外の地獄絵図とは打って変わって、この小さな家は平和そのもの。
身重のエレノアは、久々に会うラフカディオに嬉しそうな笑顔を見せました。
彼女は、最近夫のルーカスが何かに悩んでいるようだと言い、ルーカスが尊敬するラフカディオに、
彼の話を聞いてやって欲しい、と頼みます。
ラフカディオに近寄ったエレノアは、その手に自分たちの結婚指輪があるのを見て驚きました。
彼女がその指輪を手に取り、祈るようなしぐさをすると、指輪は輝きと共に、ハート型のルビーの指輪に。
ハートの指輪をラフカディオに渡したエレノアは、パーティーには出られないので、ルーカスに伝えて欲しいと言います。
ルーカスが館を愛しているのは知っているが、自分たちにとってはこの小さな楽園がすべてなのだ、と。
そして、彼の準備ができるまで、ここでずっと待っている、とも。
地下室で見たものや、エレノアの話から薄々感じてはいましたが、謎の女が現れて真相を口にします。
エレノアも、館のゲストたちも、現実では既に死んでいるのだそうです。
死因は館の火事。
そして、黄金マスクの男が、何故か皆を生き返らせ、何度も何度も苦しめているのだとか。
過去のエレノアとは別に、黄金マスクの呪縛から逃れ、血まみれの女になったエレノアは、
黄金マスクを止めようと試みましたが、その力は非常に強大だったと言います。
それでも、ハートの指輪があれば、彼を止められるはず。
指輪は、シックスペンスの造った、ある秘密の場所へ続く鍵になるようです。
また、エレノアの仮面も特殊な能力を授けてくれました。
『エレノアの鏡渡り』 は、館の鏡を通って移動ができるようになる力。
更に、今後は地図上にすべてのゲストと使用人の行動が表示されるようになります。
終盤ならではの能力ですね。
エレノアの言葉に従って、家の中の鏡を使うと、仮面の男が捕らわれているあの部屋の鏡に繋がっていました。
戻ってきたラフカディオに、黄金マスクの男は怒るでもなく、淡々と話を始めます。
これまでの何度となく繰り返すタイムループの中で、ラフカディオはとても “従順” でした。
毎回、同じループを繰り返し、シックスペンスと共に礼拝堂で死んでいたのです。
ところが、ある日突然、勝手な振る舞いをするようになり、あちらこちらで綻びを作り始めました。
それに関わっていたのが、血塗れの女 エレノア・ボンズ。
彼女に言わせれば、黄金マスクの男は “化け物” ですが、彼はここにいる全員が “化け物” だ、と語ります。
一体、何を見せたいのか、彼はラフカディオを伴って、館を巡り始めました。
ここから、黄金マスクと一緒にゲスト達の死を改めて見ていくことになります。
黄金マスクは、時が止まった状態で、彼らの死の瞬間を眺めながら言葉を紡ぎますが、
その内容にはあまり一貫性がありません。
ゲストに思いを馳せる言葉であったり、殺人方法についてだったり、次のループの構想だったり……。
黙ってそれに付いていったラフカディオですが、そのうち黄金マスクはこう言いました。
「自分は館のすべての人間を殺したが、死ななかった者が1人いる」
連れてこられたのは、地下室にあった手術室。
館の火事で唯一生き残った男は、心も体も壊れたまま目を覚まし、機械による呼吸を強いられたのだと言います。
ここで手術台を調べると、「あのマスクが呼吸のためのものなら、使用人たちは一体……」 と示されました。
生き残った男というのは、ルーカスのこと……ですよね?
その推測は、次にやってきた牢獄で確信になりました。
牢獄は、その男が 「罪人として服役した」 ことを表しているようです。
ただ、黄金マスクは、その服役が充分な償いとは感じていないもよう。
最後にやってきたのは地下墓地。
たった一つ、空の墓には、「ルーカス・ボンズ」 と刻まれています。
そして、黄金マスクはラフカディオに、“生き残った男” に会って欲しいと言いました。
会って、この日を終わりにするべきかどうか決めて欲しい、と。
うーん……難解ですが、捕らわれていた仮面の男はルーカスですよね。
そして、言動からして、黄金マスクの男もルーカスです。
黄金マスクのルーカスは、自分の罪を酷く憎んでいて、仮面のルーカスを苦しめています。
そして、もしかすると使用人もルーカスなのかもしれません。
操り人形のように、「ルーカスの命令で」 「ルーカスを苦しめるために」 ゲストを殺し続けているのかも…。
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Posted by 黴 at 16:15│Comments(0)
│The Sexy Brutale