2019年06月02日
テキーラ・ベル殺人事件
『The Sexy Brutale』プレイ日記 ~時を駆ける宣教師~ vol.10
ロックリッジ&キャリントンの殺人事件も、ブルーの洗脳自殺も、特に犯人の動向に気を配る必要はなかったので、
久々に犯人に干渉が必要そうな事件で、わくわくしております。
ロックリッジ&キャリントンの殺人事件も、ブルーの洗脳自殺も、特に犯人の動向に気を配る必要はなかったので、
久々に犯人に干渉が必要そうな事件で、わくわくしております。
【テキーラ・ベル殺人事件 ~経緯~】
ステージでピアノを弾きながらテキーラを待つ使用人(クローバーの7)。
レッドとのリハーサルに遅れそうになり、急いでステージへ向かうテキーラ。
さて、テキーラがスタジオへ入るとレッドは不在で、ピアノを弾いていたのは使用人(クローバーの7)でした。
使用人(クローバーの7)は、レッドから 「今日は参加できない」 と伝言を受けている、と言います。
「ロックリッジ様」 と言っているので、レッド・ロックリッジという名前なのでしょうか?
そう言えば、クレイ・ロックリッジのプロフィールに兄弟がいるようなことが書いてありましたっけ。
自分がレッドの代わりにピアニストを務めるという使用人(クローバーの7)。
「昔は酔った叔父がペンキの缶を叩くのに合わせて歌ったので、これくらい問題はない」 と揶揄するテキーラ。
使用人(クローバーの7)は笑って、「今日はサプライズで、『特別な』 楽譜を用意した」 と言います。
彼が弾き始めたのは、テキーラがつくった、しかし誰も知るはずがない曲でした。
驚くテキーラですが、使用人(クローバーの7)に促され、歌い始めます。
美しく力強い歌声がステージに響き、それが最高潮の盛り上がりを見せたとき、しかけがされていたのか、
声量によって砕けたステンドグラスが、彼女自身に降り注ぎ、歌は悲鳴に変わりました。
血塗れになったテキーラは、覚束ない足取りで逃げ出します。
その後を悠然と追っていく使用人(クローバーの7)。
衣装部屋で使用人を呼ぶためのベルを鳴らして、助けを求めるテキーラですが、誰も助けには来てくれません。
出血多量で倒れた彼女を抱えた使用人(クローバーの7)は、ランドリーシューターに、その身体を投げ込みました。
テキーラ・ベルは稀代の歌姫として名を残すか、蜘蛛に食われたあばずれと伝えられるか。
気まぐれな歴史に思いを馳せる使用人(クローバーの7)は、達成感と虚脱感を漂わせ、部屋を出て行きました。
【テキーラ・ベル殺人事件 ~解決~】
テキーラを救うための文字通り鍵となるのは、楽器クローゼットの鍵でしょう。
試しに、使用人(クローバーの7)がノイズを気にする前に、レコードプレイヤーを調べて、紫色のレコードを
入手してみたところ、当然ながら席を外さなくなり、鍵が入手不可になりました。
使用人(クローバーの7)はそのまま演奏を続け、テキーラがやってきて、罠にかかり、命を落としてしまいます。
2人が去った後のステージを調べてみましたが、特に何も見つけることはできませんでした。
ただ、楽器クローゼットの鍵を持った状態で衣装部屋を調べていたところ、
北側にある物置っぽい部屋の鍵をかけられることが判明。
なるほど、ここに鍵をかけることで、殺人を食い止めるのですね。
ここで黴は、「傷を負って逃げてきたテキーラを、この部屋に入れ、鍵を掛けて守る」 と推測。
そのために、1階のバーで流れていたセピア色のレコードが必要と考えました。
1) 1階のバーからセピア色のレコードを入手
2) 使用人(クローバーの7)が立ち上がった隙に楽器クローゼットの鍵を入手
3) 楽器クローゼットの中にあるレコードプレイヤーでセピア色のレコードをかける
4) テキーラが傷を負って衣装部屋へ
5) 楽器クローゼットから流れてくる音楽に気づき、クローゼットの方へ
6) 使用人(クローバーの7)が来る前に、クローゼットに鍵をかける
という解決方法ではないか、と推理します。
ところが、衣装部屋へ逃げてきたテキーラは、まったくレコードの音に気づきません。
もしかしたら、紫色のレコードが重要なのか?とも考えました。
セピア色のレコードと紫色のレコードを入れ替えて、
使用人(クローバーの7)にはセピア色のレコードを取らせ、紫色のレコードを楽器クローゼットへ。
しかし、結果は同じです。
つーことは、テキーラを楽器クローゼットに…という発想自体が間違っていたんですね。
今までの事例からして、「何かが起きてから阻止する」 という頭がありましたけど、今回は未然に防ぐのか。
そうと決まれば事は簡単です。
使用人(スペードの7)が気持ちよく演奏している間にセピア色のレコードを取って、楽器クローゼットのプレイヤーにセット。
プールの部屋から、使用人(クローバーの7)の様子を伺い、ノイズを気にして立ち上がるのを待ちます。
予定通り、ノイズを聞きつけた使用人(クローバーの7)は、楽器クローゼットの方へ向かいました。
彼が部屋から出たら、すぐさま楽器クローゼットの鍵を拾って、後を追います。
楽器クローゼットの中に入ったところで、楽器クローゼットの鍵を使用!
楽器クローゼットに閉じ込められたことで、事を成せなくなった使用人(クローバーの7)。
一方、テキーラは誰も居ないステージで、仮面を外し、辺りを見回しています。
ラフカディオを見た彼女は 「リハーサルをしたいので、レッドの代わりに伴奏をしてほしい」 と頼みました。
ステージに立ったテキーラは、嫉妬と憎悪にまみれた酷い曲を書く夢を見た、とこぼします。
ルーカスを愛していた彼女は、それでも2人の幸せを望んでいたはずなのに……。
そんなテキーラに、ラフカディオが弾いてみせたのは、ルーカスが “彼女” を想って作らせた曲。
その曲を美しく、完璧に歌い上げたテキーラは、ラフカディオの腕前を賞賛し、静かに部屋を出て行きました。
恐らく、ルーカスというのが館の侯爵で、“彼女” はルーカスの妻なのでしょう。
直接は出てきませんが、トピックスや館の調度品から、侯爵が妻を深く愛していることが見てとれます。
愛した男性が、他の女性に贈る曲を作らなければならなかったテキーラですが、“嫉妬と憎悪の曲” で命を落とし、
この曲で救われたということは、嫉妬は覚えつつ祝福していたことも事実だったのでしょうか。
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Posted by 黴 at 19:11│Comments(0)
│The Sexy Brutale