さぽろぐ

ゲーム・アニメ  |その他北海道

ログインヘルプ


*TOP*

2019年04月21日

キャッチコピー回収


『Caligula -カリギュラ-』 プレイ日記 ~タンバリンの帰宅部日誌~ vol.58 
 アジトを失った帰宅部ですが、ランドマークタワーにアイコンがついていたので行ってみたところ、
 いきなり入口でイベントが始まりました。




 3日ぶりの食事を堪能した帰宅部は、笙悟に誘われ、ランドマークタワーへやってきました。
 笙悟は震える身体を抑えて、自身とソーンの過去を語り始めます。
 ソーンとそっくりな元クラスメイト・一凛は、建設中のランドマークタワーから身を投げ、命を絶ちました。
 死んだはずの彼女は、笙悟がメビウスに来てしばらくすると、その姿を見せるようになったと言います。
 それが原因で、この世界が現実ではないことと、逃げ場がないことを知った笙悟。
 一凛の亡霊が自分を責めていると考えているようですが、異様な怯えように帰宅部は疑問を抱きます。
 追求された笙悟が、「自分が一凛を殺したようなものだ」 と口にした途端、ソーンの楽曲が流れ出します。

 他の帰宅部メンバーのトラウマは、メインストーリーだと匂わせる程度で、深く追求されることはありません。
 キャラクターエピソードで丹波が踏み込まない限り、真相は不明……という状態にすることも可能ですが、
 笙悟先輩ばかりはソーンの事情に直結するので、「丹波は既に知っていることを帰宅部が追求する」 という状態に。
 この間、事情を知っている丹波とアリアは何を思っているのやら。


 屋上へ向かうと、そこにはソーンが1人で佇んでいました。
 μに無理をさせるなと訴えるアリアですが、ソーンは自分の望みを叶えるために必要なことだと語ります。
 そして帰宅部に、求めるものを手に入れながら、何故メビウスから出ようとするのかと問いかけました。
 ここが現実ではないからだと主張する帰宅部に対し、現実は不要だと言うソーン。
 彼女の願いは、メビウスでしか存在し得ない自分が、自分であり続けること。
 そのために現実世界を崩壊させると言います。
 それによってメビウスが滅びようとも、自分の居ない世界の方が一瞬でも早く滅びるなら、それで良い、と。
 怨嗟に満ちた内容を穏やかに語るソーンは、笙悟の見ている前で、屋上から飛び降りました。

 ソーンの恨みは、他の楽士に比べて広範囲ですね。
 “社会のこういう部分” とか、“自分を害するこういう人たち” というのではなく、世界そのものと言いますか。
 自分は世界に否定された、と感じ、その世界を否定できれば満足なようです。
 μは楽士の中では、ソーンとの関係が深いようですが、何故、ソーンに懐いているのでしょうか?


 現実世界に帰る鍵を握るのは、当然ながらμ。
 しかし、ソーンとμは一緒にいませんでした。
 μが負の感情を集めているならば、人が大勢いるところに居ると思われます。
 また、ソーンが 「止められるならば止めてみろ」 と言っていたことから、笙悟も知る場所に居るのかもしれません。
 問われた笙悟は、当時、一凛が通っていた 『グラン・ギニョール』 というライブハウスに思い当たります。
 メビウスにも存在するそのライブハウスが一凛の願いでできたならば、可能性は高いでしょう。
 『グラン・ギニョール』 に向かおうとする一向に、維弦が一つの現実を突きつけます。
 もし、μに辿り着いたとき、取り返しのつかないことになっていれば、μを殺さなければなりません。
 例え彼女が、皆の幸せのために歌い続けたアイドルだとしても。

 おぉ、この台詞言うのは維弦くんだったんですね。
 PVだと主人公が発している台詞です。
 さてさて、ここからグラン・ギニョールに突入……ですが、その前に笙悟先輩のキャラクターエピソードが
 解放されていたので、先に済ませてしまいましょう。




【キャラクターエピソード ~佐竹笙悟⑧~】
 千佳と話をしてくるという笙悟先輩の後をつけるアリアと丹波。
 笙悟先輩が30歳だと知っても興味が失せない千佳ですが、彼女の年齢は15歳。
 笙悟先輩は頑なに彼女のアプローチを拒否し、SNSでの連絡も却下します。
 ただし、また千佳が死にたくなるようなことがあれば、必ず止めに行くと約束します。
 それを聞いた千佳は、WIREの連絡先は絶対に消さないと宣言しました。
 戻ってきた笙悟先輩の、「社会復帰する」 という目標を応援するアリア。
 困難を極めるでしょうが、一凛から逃げたのは、「生きていたい」 と思ったからに他なりません。
 ならば、きちんと生きなければいけない、と決意する笙悟先輩でした。

【キャラクターエピソード ~佐竹笙悟⑨~】
 年齢は上であっても自分で何も決めることができない笙悟先輩は、これまで何でも達観したふりをして、
 帰宅部のメンバーが決めることに従うばかりでした。
 現実世界に帰るための命綱である彼らに見限られないよう、自分を隠すことに必死だったと言います。
 問題を抱えながら前へ進もうとする他のメンバーを、自分とは違うと褒める笙悟先輩。
 帰宅部は笙悟先輩に感謝しているはず、と言っても、本気にしていないようです。
 そんな彼にアリアは、メビウスが現実ではないことに気づきながら、みんなが1年間も無事でいられたのは、
 笙悟先輩の思慮深さあってのことだと言いました。
 現実世界でくじけそうになったら、また見守り隊が出動すると約束します。
 それを聞いた笙悟先輩は、逃げるためではなく、戦うために現実世界に帰ると宣言しました。
 表層トラウマ 【怠惰(スロウス)】
 状態=選択を人に委ねたり、面倒事を押しつけたがる。矢面に立つことを嫌い、意見の対立に極端に弱い。
 秘密=社会経験がなく重要な決断ができない。
 深層トラウマ 【死別悲嘆(グリーフ)】
 状態=想い人を見捨てた自責の念から己を責め続ける。過去に囚われ、現実から目を背け続けている。
 本性=少女への喪失感と罪悪感に怯えている。




<< BACK                                           NEXT >>

あなたにおススメの記事


Posted by 黴 at 20:16│Comments(0)Caligula
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
キャッチコピー回収
    コメント(0)