恐らく、どう足掻いても逆転裁判との共通点とか、システムが似通っていることに目が行くと思いますが、
今回の調査パートで、かなり独自の要素というか、「ならでは」 の要素が見えてきて、好感触です。

続いてはGPS機能を使って、フレンチの写真がどの辺りで撮られたかを確認。
それほど遠くない繁華街だったため、実際に行ってみることになりました。
使えるかどうか解らないゴシップネタも拾いつつ、本命のフレンチの店を探していると、
先月閉店したフレンチレストランのポスターがMr.エリートのSNSから拾った写真と一致。
非常に雑ですが、コラージュしたのではないかと推察できます。
ただし、これだけでは決定打にかけるので、この件を自分のSNSに投稿し、情報を集めてみることに。
例のねつ造と覚しき画像を投稿したところ、あっという間に部下子から怒濤の抗議がありましたが、
別の人物が、フレンチの画像を重ねた下にあるのは、牛丼の画像だということを特定。
しかも、そちらの画像は、グルメサイトに牛丼王子というHNで投稿されています。
俺氏はMr.エリートのSNS画像の牛丼が、グルメサイトの画像よりも解像度が高いことに着目。
グルメサイトから牛丼の画像を拾ってきたのではなく、Mr.エリートはオリジナル画像を持っていると推理します。
そして、グルメサイトとSNSへの投稿時間がほぼ同じであることにも言及。
理由は解りませんが、Mr.エリート＝牛丼王子は、急いで両方に投稿をする必要があったようです。
コラージュが異様に雑だったのも、それと関係があるのかもしれません。
おぉ、これは面白いですね。
逆転裁判と比べられそうな要素が多いながらも、調査パートの情報が 「ネット」 に特化した感じがします。

グルメサイトに投稿された画像は、近くの 「抹野屋」 という牛丼屋のもの。
店内に入ると、明らかに部下子と思われる女性店員がいましたが、2人は気づいていません。
ひとまず注文をして情報収集をしようと話しかけましたが、素っ気ない態度の店員。
常連客に話を聞くと、この店はこだわりの味を低価格で提供する良店ですが、
店員の彼女は、牛丼のことになると熱くなり、ぶっきらぼうなところもあるため、トラブルの種にもなるようです。
先日も、客と喧嘩になり、その客はグルメサイトに悪評を流すと言い捨てて出て行ったそうな。
更には、デバイスの機能を使って、周囲の人々や、この場所に纏わるライフログを閲覧。
そこからMr.エリートのログを探します。
判明したのは、Mr.エリートが牛丼王子の投稿があった日の21:00にこの店を訪れていること、
この店の牛丼は赤ワインで煮込んだこだわりの牛肉を使っていること、
グルメサイトの 「店員の態度が悪い」 という低評価の直後に、評価を操作するような満点評価が投稿されたこと。

ライフログからの情報を集めたところで、注文した牛丼が運ばれてきましたが、
こだわりを台無しにするような俺氏の食べ方にブチ切れた店員が怒鳴りつけてきました。
素直に謝ったことで彼女の怒りは収まったようですが、Mr.エリートの対戦相手であることがバレてしまいます。
俺氏とシルも、彼女が部下子であることに気づいたものの、情報など聞く間もなく退店させられるはめに。
がっかりしたところで、シルが俺氏のSNSに随分とレスが付いていることに気づきました。
どうやら、先ほど店で撮影した写真と間違えて、保存した牛丼王子の写真を投稿してしまったもよう。
レスを見るに、これは本来、まかないメニューであり、通しか知らないもののようです。
また、牛丼屋の 『コール』 についても解説がありました。
これは部下子の正体を暴くときに使えそうですね。
ここまで情報を集めたところでタイムアップ。
再びENJバトルが始まります。

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