2017年04月05日
終わらない翼と失われた海へ
『BATEN KAITOS II -始まりの翼と神々の嗣子-』プレイ日記 vol.49
これにて、『BATEN KAITOS II -始まりの翼と神々の嗣子-』 のプレイ記はおしまいです。
実感としては、勝つのは簡単ですが、格好良く勝つのは難しいゲームでした。
普通のターン制RPGは地道に勝つのがセオリーで、格好良くなんて考えなくても良いのですが、
このゲームばっかりは、リレーコンボの爽快さを発揮できないと、勝負に負けた気になってしまいます。
最後のボス三戦が、すべてパッとしない勝ち方だったのが心残りですね。
これにて、『BATEN KAITOS II -始まりの翼と神々の嗣子-』 のプレイ記はおしまいです。
実感としては、勝つのは簡単ですが、格好良く勝つのは難しいゲームでした。
普通のターン制RPGは地道に勝つのがセオリーで、格好良くなんて考えなくても良いのですが、
このゲームばっかりは、リレーコンボの爽快さを発揮できないと、勝負に負けた気になってしまいます。
最後のボス三戦が、すべてパッとしない勝ち方だったのが心残りですね。
【浮遊要塞タラゼド -タラゼド中枢部-】
動力を失い、墜落しつつあるタラゼドから脱出を図る3人。
ところが、サギが道中に仕掛けられていた、こころのちからを奪う機械に捕らえられてしまいます。
ミリィアルデが、タラゼドの心臓部とも言うべきマキナを停止させようとしますが、
ロックするためにはマキナが不足しているもよう。
ミリィアルデは、自分の身体のマキナを使って、それを補おうとします。
しかし、ミリィアルデよりも先に、ギロが装置の内部に入り、自らの身体で機関をロックしました。
分厚い扉が閉まり、泣き叫ぶミリィアルデ。
ギロの犠牲によって解放されたサギは、ギロは無事に戻ると言い聞かせ、ミリィアルデと共に脱出を図ります。
サギが1人、ギロの元へ戻り、画面が暗転しましたが、何をしていたんでしょう?
何かギロの元から持ってきたということなのかな?
……まさか、ギロが退場するとは思わなかったなぁ。
それにしても、ロックするのにマキナが足りない、の意味が今ひとつ解りません。
ミリィアルデは、「自分ならタラゼドと同調できる」 と言い、ギロは 「その保証はない」 と返しました。
つーことは、少なくともギロは同調できず、それでも一応、マキナの不足は補えるわけですよね。
じゃあ、別にギロじゃなくても、その辺のマキナで良いんじゃないのか?
まぁ、これ以上、野暮は言いますまい。
【帝国タラゼド -浮遊要塞タラゼド-】
脱出を図るサギとミリィアルデに、思わぬ助けが現れました。
無数のマキナに囲まれた2人を、身体を張って逃がしてくれたのはヒューズ。
ロックされた扉を解除してくれたのはナスカ。
そして、退避していたスフィーダを出航させ、救助に来てくれたのはヴァララです。
命がけで助けに来てくれた3人のおかげで、サギとミリィアルデは、無事を祈る人々の元へ帰ることができました。
見逃せば再戦があるかと思っていた3人ですが、こんな形で再登場するとは思いませんでした。
そして、ジャコモは最後まで出てこなかったなぁ。
【帝国アルファルド -帝都ミンタカ-】
スフィーダに乗り、旅立とうとするサギとミリィアルデ。
ミリィアルデは、本当に自分がサギと共に行って良いのか、迷いがあるようです。
サギはミリィアルデだから一緒に来て欲しい、と言い、マキナの身体が気になるならば、
ローロが人体とそっくりな身体をつくれるかもしれない、と説得しました。
それを聞いたミリィアルデは、ミラに移り住む計画をローロに話してしまったことに呆れた様子。
案の定、ローロは他の面々にも、洗いざらい話してしまったようで、出立は皆の知るところとなっています。
結局、皆に見送られ、2人はミラでの新生活を始めるため、旅立っていきました。
これにてストーリーは完結。
スタッフロールとエンディングからは、2人がミラのカルドブレン公の元へ身を寄せたことが判ります。
これって、ミローディアがサギとミリィアルデの子どもってことでしょうか?
だとすると、サギもミリィアルデも早くに亡くなったのかな。
確か、カルドブレン公の息子夫婦が流行病で亡くなっていましたけど、それって2人のこと?
養子にでもなったのでしょうか。
後にミローディアが、あんなことを引き起こすことを考えると、めでたしめでたしとはいきませんね……。
また、ミリィアルデが手紙か何かを書いている机の上には、ギロの仮面?がありました。
サギが持ち帰ったようですが、スタッフロールの中では、ギロが入った装置が破壊されて空っぽになっている
シーンが映っており、ギロは脱出したともとれるようになっています。
そして、最後の最後に出てきたのはゲルドブレイム。
タラゼドから脱出し、アルファルドへ戻ってきたゲルドブレイムを迎えたのは元老院の面々。
新皇帝もネロも死亡した今、彼らはゲルドブレイムを皇帝として祭り上げることにしたようです。
驚くゲルドブレイムですが、バアルハイトの残したマキナと、邪神の情報を最大限活用し、
自分が世界を手中に収めようと考え、五大陸に封印された邪神の調査を命じました。
それと同時に、ゲオルグを呼び寄せるよう指示し、舞台は 『BATEN KAITOS』 へ……というところで終了。
全体的には、神々の時代と、現代の繋がりが、もうちょっと濃いと良かったですね。
当初、不思議な世界と現実世界を行ったり来たりしているときには、もっと密接に関わっているかと思いましたが
繋がっているのは邪神マルペルシュロの正体と、その遺体が利用されているということだけで、
すべてが1000年前から始まっていたんだ!的なことではありませんでした。
その辺、ワイズマンあたりが、もう少し絡んでくると面白かったんですけど。
また、各国の領主も言っていましたが、ほとんど協力がなく、サギたちだけでやっている感じでしたし、
ジャコモとのライバル関係も、中盤までで、終盤は忘れられたように出てこなくなりました。
何となく、すべてにおいて、繋がりが薄めに感じましたね。
一から十まで絡みに絡んでいた前作と比較するからでしょうか。
でも、総じて言えば、面白い作品でしたし、一変した戦闘システムも前作に負けず劣らず楽しめました。
続編じゃなくても、システムだけ流用した新作を出しても良いんじゃないかなぁ。
何年か前から、III制作の噂だけはありますけども、いつか実現すると良いですねぇ。
<< BACK
Posted by 黴 at 22:05│Comments(0)
│BATEN KAITOS II