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2012年02月10日

第11話 『名探偵再登場』


相棒 10th season 第11話 『名探偵再登場』 (12/1/11放送)
 若干、遅刻して出勤してきた神戸くんは、右京さんのデスクで煙草をふかす見知らぬ男に動揺。
 男は、マーロウ・矢木と名乗り、神戸くんの新しい相棒だ、と言い放ちます。
 彼の本名は、矢木 明さん。
 かつて殺人事件に巻き込まれ、特命係と共に捜査を行った、ハードボイルドをこよなく愛する自称・名探偵です。




右京さんは、大手探偵社社長・樋本 晃一さんが殺害された事件を調査中。
矢木さんは、樋本さんの元妻・栗本 佳美さんのアリバイの証人として聴取を受けたところでした。
彼女の内縁の夫であり、矢木さん行きつけのバーのマスターでもある稲尾 真木彦さんから、
彼女が同窓会に行って浮気をしないよう、尾行して欲しいと頼まれたのですが、元々顔見知りだったこともあり、
あっさり尾行に気づかれ、逆に相談を持ちかけられたそうです。
その相談を受けるために入った場所というのは、なんとラブホテル。
ただし、矢木さんは酒を飲み、1時間ほど眠りこけていたため、栗本さんが樋本さんを殺害することは可能です。
捜査一課は暴力団関係者に容疑を向けており、栗本さんには注意を払っていません。
矢木さんに強引に頼み込まれた神戸くんは、彼を伴って樋本さんの会社へ向かいました。
いきなり、神戸くんを使って社員の気を引き、デスクの書類を盗み見た矢木さんは、
依頼人の中に、福栄財閥の当主・福栄 義英氏の名があったことから、遺産絡みだと断言します。
義英氏は妻と死別し、息子を心筋梗塞で失った後、息子の妻・晴子さんと、孫の英則くん、
執事の倉橋 悦史さんと4人で暮らしていますが、最近、体の具合が悪く、寝たきり状態とのこと。
樋本さんの死と、福栄家の遺産には、関連性があるのでしょうか。

 Season5では、いい加減なようで、鋭い推理に基づいて行動している…というキャラでしたから、
 今回も遺産絡みだという発言には根拠があり、尚かつ、的を射ていそうな感じですね。
 ハードボイルド的に言うと、探偵といい感じになった美女は、大概無実ですが、
 栗本さんは微妙なラインですね~。
 別に矢木さんが惚れているわけではなく、知人の恋人ですから。


小洒落たバーでギムレットでも…と誘われて着いたところは、稲尾さんのカラオケスナック。
ジョッキで出てきた “ギムレット” は、どこからどう見てもライムサワーです。
そこへ、稲尾さんが嬉しそうに栗本さんとの婚姻届を見せてきました。
栗本さんにベタ惚れの稲尾さんは、その届出日も彼女に言われるがまま。
店にはプレゼントされた人形が、大事に飾られていました。
その翌日、福栄邸を訪れた特命係は、待ちかまえていた矢木さんと共に邸内へ。
応対した晴子さんは樋本さんへの依頼について聞きたがりますが、矢木さんは内容を知らないことなど
おくびにも出さず、守秘義務を盾にはぐらかします。
3人は、義英氏が亡くなった場合、遺産はすべて孫の英則くんが相続することを確認し、屋敷を後にしました。

 ハードボイルド的に…っつーか、古典推理物的に言うと、稲尾さんが義英氏の息子でしょうね。
 栗本さんは、それを知っていて近づいてきたんでしょう。
 もしくは初めて会ったのは、樋本さんの調査の一環だったのかも。
 婚姻届の提出日を指定したのは、離婚後、半年経たないと再婚できないからですよね、きっと。
 栗本さんが犯人なら、樋本さんを裏切ろうとして仲間割れをしたってところでしょうが、
 2人がグルなら晴子さんが犯人かなぁ。
 そんでもって、矢木さんが福栄邸に何度か来たことのある様子を見せるのが気になります。
 本当に重要な依頼を義英氏から受けていたのは、樋本さんではなく、矢木さんだったっぽいですよね。






栗本さんのプレゼントである人形に盗聴器が仕掛けられているのではないかと考えた右京さんは、
矢木さんに協力を求め、彼女を罠に掛けます。
目論みは成功し、そこから芋づる式に、樋本さんと栗本さんが、義英氏の隠し子・稲尾さんから
遺産を騙し取ろうとしていることまで白状させられてしまいました。
事件当日、栗本さんは樋本さんと密会するはずでしたが、予定は樋本さんの方からキャンセルされたそうです。
そこで、稲尾さんに近づく矢木さんが、どこまで秘密を知っているか探るため、誘いをかけたのだとか。
栗本さんの容疑が晴れたのも束の間、稲尾さんが捜査一課に容疑者として連れて行かれました。
樋本さんが栗本さんの浮気相手だと思った稲尾さんは、直談判のため、彼を尾行して廃ビルへ。
そこで揉み合いになり、突き飛ばしてしまったと言うのです。

 犯人は間違いなく晴子さんですよね。
 米沢さんが凶器のついた傷に、K18イエローゴールドと覚しき金属が付着していたと言いましたが、
 容疑者候補でそんなアクセサリを付けているのは、晴子さんしか居ないでしょう。
 義英氏が稲尾さんのことを知っている以上、今更、そのことで晴子さんを強請ることはできませんよね。
 だとすると、英則くんが本当は英雄さんの子どもじゃないってことかな?


深夜、何故か1人で福栄邸に侵入していた矢木さんは、何者かに襲われ、気を失ってしまいます。
矢木さんと連絡が取れないことを不審に思った特命係は、福栄邸を訪れました。
そこへ、英則くんに手を引かれ、よろめきながら現れた矢木さん。
どうやら、監禁されていたところを英則くんに助け出されたようです。
矢木さんの本当の依頼人は、稲尾さんではなく義英氏でした。
稲尾さんの捜索と、彼を遺産目当ての輩から守ることが、義英氏からの依頼だったのです。
一方、樋本さんへの依頼は、英則くんのDNA鑑定の仲介でした。
英則くんが義英氏の血を引いていないと知った樋本さんは、晴子さんを脅し、遺産をせしめようとします。
脅迫に耐えかねた晴子さんは、思いあまって樋本さんを殺害してしまったのでした。
矢木さんは、義英氏との約束を守りつつ、特命係を真相に導こうと画策していましたが、
右京さんを巻き込んだ時点で、半ば諦めていた、とも言います。
真実を時には心に秘めておけるのが探偵、そうできないのが刑事だと評する矢木さん。
ハードボイルドに立ち去ろうとしたその背中に、右京さんが待ったを掛けました。
監禁された事実と、矢木さん自身の住居侵入について、聴取を受けて貰われなければ困る、と言って。
…その後、義英氏は英則くんを養子とし、正式に遺産を相続させることになりました。
あの日、矢木さんが不法侵入をしてでもやらなければならなかったことは、義英氏にいち早く真相を告げ、
英則くんを守る方法についてアドバイスをすることだったのでしょう。

 やっぱりこの人は 『ハードボイルドになりたい三枚目を装った名探偵』 というキャラでいくんですね。
 元々、福栄家の事情に通じていたことや、樋本さんたちの企みに気づいていたこともあるのでしょうが、
 事件が起こった段階で、真相に辿り着いていたみたいですし。
 それでも、なるべくなら稲尾さんが相続人であることを隠したまま、特命係を誘導したかったんですな。
 依頼人との約束は必ず守るという言葉どおり、ラストシーンでも稲尾さんには何も告げず、
 常連として、さりげなく見守り続けていくようです。
 前回もそうでしたが、これは事件の謎が複雑で悩むようなストーリーではなく、
 名探偵・矢木 明のキャラクターを楽しむお話ですよね~。


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