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2011年04月30日

海とクジラ


『BATEN KAITOS -終わらない翼と失われた海-』プレイ日記 vol.54
 このままエンディング…と思ったら、ちょびっとイベントがありました。
 しかし、このイベントには若干の疑問が…。




【コル・ヒドラエ脱出】
 カラスたちが白龍の背から見たのは、晴れた泥雲の下、初めて目にする大地の姿でした。
 エンド・マグナスのちからを使い果たした大陸は、その大地へと落下していきます。
 5つの大陸を受け止めたのは、それぞれの大陸を司る5柱の神々。
 神々の身体は、そのまま大地と同化し、大陸は1000年の時を経て、大地の一部へと還りました。

 ここで神様たちが、大陸を救ってくれたのは何故でしょうね。
 自分たちのちからによって発展してきた大陸に、少しは愛着を抱いていてくれたのでしょうか。
 これもまた、マルペルシュロの抱える矛盾だったのかな?



【月騙しの森】
 コモ・マイで、世界の無事と大地の復活を祝う人々。
 仲間たち1人1人に声を掛けるカラスですが、シェラの様子が芳しくありません。
 こっそりと会場を抜け出すシェラを追うカラス。
 彼女は白龍に乗り、アヌエヌエを出て行ってしまいました。

 シェラが居たのは、月騙しの森の遺跡。
 彼女もカラスを待っていたようです。
 カラスも既に察知していたように、シェラとカラスが初めて出会ったのは、ケバルライ村ではなく、この森でした。
 あの日カラスは、自分たちの計画が滞りなく進むよう、ミローディアのちからで精霊の記憶を消したのです。
 それを目撃していたシェラは、初めからカラスが何かを企てていることを承知していたのでした。

 そして、シェラは氷の女王が持つ本当の使命について語ります。
 かつて邪神を封じた魔導師は、海を守るため、氷の魔女にあるものを託しました。
 それは、“海” そのもの。
 女王は代々、その身に “海” を受け継ぎ続けてきたのです。
 大地が還ってきた今、シェラは人々のために “海” を解放しなければなりません。
 “海” を解放すれば、彼女は……。
 認めることができないカラスとその精霊に、シェラは自身の “海” を解放して欲しいと頼みます。
 シェラが祈りの言葉として用いていた解放の呪文を唱える3人。
 しかし、そのとき、地の底からゲルドブレイムの声が聞こえてきました。

 …………蛇足じゃね?(´Д`;)
 ゲルドブレイムは、完全にミローディアに踊らされた道化だったじゃないですか。
 ラスボスの邪神は、心に人間のような矛盾を抱えていて、それを命がけで解放したのが最終戦。
 敵対者としての格も、敵対する理由も、遙かに劣るゲルドブレイムをここで出す意味は一体…(;´Д`A
 おまけに、出てくるだけではなく、戦闘まで始まってしまいましたが、カスみたいな攻撃力です。
 益々、何の意味があるのか解りゃしません。
 しかも、黴はミズチさま加入以降、シェラを使ったことがないので、彼女のデッキはゴミ箱状態。
 完全なる戦力外のうえ、カラスもプライズが振るわず、グダグダした戦闘に終始しました…or2
 今まで練られたストーリー展開に感服していただけに、この戦闘には疑問たっぷり。



【海の復活】
 ゲルドブレイムを退けたカラスとシェラですが、海を開放したシェラは既に力尽きようとしていました。
 カラスの腕の中、シェラは2年前に見た予知夢は、世界の破滅ではなく、カラスの姿だったと告げます。
 森の中で、誰かを抱きかかえ、泣き叫ぶ姿に、シェラは彼の傍に居てあげたいと願ったのでした。
 彼女の身体は光となって消え、空からは海水が雨となって降り注ぎます。
 そして、大地に海が戻ると同時に、人々の背からは、こころのつばさが失われました。
 嘆くカラスの目の前で、ミーマイを初めとするグレイソーンが天に昇っていきます。
 世界中に散らばっていたグレイソーンこそが、伝説のクジラ。
 1つになり、本来の姿を取り戻したクジラは、青い海に身を躍らせるのでした。

 なるほど…このミーマイの正体は予想外でした。
 何なのか解らないけれど、世界中どこにでも居る謎の生き物が、クジラの一部だったとは…。
 ミーマイが、やけにシェラに懐いていたのも、彼女の中の海を察知してのことだったんですね。
 それにしても、クジラはワズンを天に逃がしたことと言い、やはり人間に好意的な神様だったようですな。



【精霊の杜】
 すべてが終わった今、カラスは精霊を己の身から解放する道を選びます。
 本来交わることのない世界から呼び出されると言われる精霊。
 しかし、声なき声を発し、誰かを呼んでいるのは、精霊の方なのです。
 求め、憧れ続ける哀しい精霊をその身に降ろせるのは、同様の哀しみを負った者。
 カラスは精霊に言いました。
 諦めなければ、いつかきっと、求めているものが見つかるはずだと。
 精霊を解放し、別れを告げるカラスと仲間たち。
 そこへパロロ三世が、砂浜で見つけたシェラのペンダントを手に駆けてきました。
 シェラの声が聞こえるというそれを耳に当てると、確かに声が聞こえてきます。
 そして、海の水と共に、シェラが姿を現しました。
 散っていこうとする自分を救ってくれたのは、クジラだったと言うシェラ。
 何も言えず、抱きしめるカラスを宥め、シェラは精霊に別れを告げます。
 精霊の意識は、カラスから離れ、そしてこの世界からも遠く離れていくのでした。

 うーん…………せっかくですが、この展開もちょっと残念かな。
 シェラが消えてしまったという哀しいシーンから、復活までが短すぎて、詰め込み感があります。
 これならば、シェラが消えようとする瞬間に、ミーマイたちがクジラの姿を取り戻し、救ってくれる方が…。
 あまりに展開が早いので、カラスの嘆きは描かれていましたが、他の仲間については完全スルーですし、
 シェラのイベントに時間を割かれたため、フィーは微塵も出ないという結果になってしまいました。
 そもそも、クジラって、カラスとフィーの約束の象徴では?
 いつか必ず、クジラを探しに行こうというのがカラスとフィーの約束だったはず。
 ならば、クジラが現れた今こそ、エンディングは、その思い出に関連するべきだと思うのですが、
 カラス兄ちゃんは、シェラの無事を喜ぶあまり、弟に関しては忘却の彼方…。
 吃驚するほど、一言もありませんでした。
 エンディングまでのストーリーは申し分なかったのですが、ちょっとガッカリかな。
 でも、総合的に見ると、ハードごと買った価値は十二分にある良作でした。
 システムもストーリーも満足しきり。
 特に、システム面では、一瞬の判断とデッキ構成がものを言う素晴らしい戦闘が楽しめました。
 また、戦闘もさることながら、自分の意志で低レベルに抑えられるのが最高のポイントです。
 実は、最終戦直前に、一体レベル幾つまで上がっているのか確認してみたのですが、
 カラス・リュード・ミズチさまの一軍は、Lv. 93~95ありました(;´Д`A
 目一杯上げて戦闘してみたところ、コル・ヒドラエの魔物たちですら、対雑魚戦の台詞に変化。
 このシステムは、他のRPGでも心底導入して欲しい!
 心ゆくまで楽しみたい気持ちと、レベルを上げすぎて戦闘がぬるくなるのは厭という気持ちの狭間で
 揺れるのがRPGの難点なのですが、このゲームは黴の悩みを見事に解決してくれました。
 vol.0 でも書いたように、既に二作目も購入済み。
 続けてプレイしたいと思います。





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