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2011年03月26日

ブラウン管の中の師


『NO MORE HEROES 英雄たちの楽園』 プレイ日記 vol.12
【ランカー8位 ~シノブ戦 リベンジマッチ~】

 前回、あと一歩というところで、シノブの乱舞を喰らい、散ってしまったトラヴィス。
 今度こそ負けない、と心に誓う彼は、待ちの戦法に徹し、餌に群がる小魚の如く、
 チマチマと相手の体力を削るのでした。




 リベンジマッチ!
 前回も、途中まではノーダメだったので、落ち着けば勝てそうです。
 前半、気をつける必殺技は 「ソニックソード」 と言いながら放つ、赤い衝撃波のみ。
 常に一定距離を取り、決して無理はしません。
 狙うは、居合い斬りあるいは突き攻撃をかわした後の側面もしくは背面。
 左右どちらにも回避できるよう、また壁を背負わせないよう、なるべく部屋の中央で戦います。



 狙いどころを抑えて、チマチマ削り、1/5ほどダメージを与えたところで、シノブがピヨり状態になりました。
 すかさず掴んで、キャプチュード!!
 効果は絶大で、トータルダメージは約1/3に。
 この辺りから、シノブの技に、前方転回からの必殺技が加わりました。
 しかし、これは喰らわなければ逆にチャンス。
 前転がゆっくりなので、その隙に後方へ回り、必殺技を出した瞬間を攻撃します。
 現在、シノブに与えたダメージは1/2程度。
 …と、ここにきてシノブが部屋の隅から出てこなくなってしまいました。
 仕方がないので、こちらから近づき、攻撃したところ、案の定、返り討ちに…(;´Д`A
 赤いハートの先っぽが削れちゃいましたよ。



 お約束を守って、チクチクと攻撃を繰り返し、HPの2/3ほどのダメージを与えることができました。
 この段階になると、必殺技として、斬り上げが加わるようです。
 確か、これを喰らって、あの乱れ斬りに展開したんですよね。
 これだけは、絶対にもらわないようにしないと…((( ;゚Д゚)))
 チマチマで良いんだ、チマチマで。
 そう言い聞かせ、ひたすら忍耐の時間を過ごします。
 ところが、そんな黴に悲劇が。
 (; д )  ゚ ゚ そんなのアリかよ!!
 いつものソニックソードだと思って油断していたら、ソニックソード連発してきよりました。
 まともに喰らって、がっつりHPが減ってしまいます。
 何という罠…。



 益々、慎重になる黴と、益々、素早くなるシノブの攻防が続きます。
 もはや、隙を突いても4発入れることなど不可能。
 うまくいけば2発、下手すりゃ1発入れると、逃げられてしまいます。
 そのせいか、初回以来、まったくもってピヨりが発生しません。
 キャプチュードが決まれば、こんなに苦労はしないのですが…(;´Д`A
 そして、シノブのHPが減るほど、焦るなと言い聞かせても、焦りが生じます。
 落ち着いて見れば、攻めるべきではないところで攻め、反撃を喰らうこともしばしば。
 こちらのHPも、残り6ドットにまで減ってしまいました。
 これは本当に慎重に……Σ( ̄ロ ̄lll) ぐぼぅっ…!!
 この状況で痛恨のミスです!
 シノブが、必殺技の溜め突きを繰り出した瞬間、左に回避し、攻撃を加えるはずでした。
 ところが、回避した先に柱があったため、トラヴィスが移動しきれず、必殺技に突っ込む結果に…。
 残りHPは、1ドット。
 まさに、首の皮一枚繋がった状態です…(´Д`;)



 もう冗談抜きで、一撃も喰らえません。
 切っ先が掠っても死ぬような体力です。
 完全にチャンスだと思える場面以外は攻撃せず、ひたすら機会を伺うことに。
 更には、2発攻撃したら、自ら引く!
 じわりじわり、とシノブのHPが減っていきます。
 そして、シノブの繰り出す必殺技を回避し、がら空きの背中に切りつけた瞬間、
 彼女が大きくのけぞるパ ン チ ラムービーが!
 生きてて良かった~!!(*´∇`*)
 なんだかんだでランカー戦は、毎回瀕死だな…。




 自分は父親の仇などではないと言うトラヴィスですが、シノブは信じようとしません。
 蹴りを放ってきたシノブを抱きとめ、そのままスープレックスに持ち込むと、
 トラヴィスは、彼女の父・ジェイコブスが自分の師匠であると打ち明けました。
 しかし、それは通信教育を通しての師であり、本人に会ったことは一度もない、と。
 そして、自分を殺せと要求するシノブを残し、校舎を後にします。
 …勝者を迎えるシルヴィアは、シノブを殺さなかった理由を問いました。
 協会としても、未だ若く期待の持てる彼女を殺すことはしないでしょうが、今殺しておかなければ、
 きっと面倒なことになるでしょう。
 するとトラヴィスは、自分はより強い者と戦いたいのだと口にしました。
 未熟なシノブの芽を摘むのではなく、彼女が成長し、腕を上げたそのときに殺すことこそが…。
 そんなトラヴィスを 「病んでいる」 と評するシルヴィア。
 ですが、トラヴィスに言わせれば、シルヴィアもまた同類に過ぎないのです。

 凄いのは、トラヴィスの台詞が本気にしか聞こえないところですよね。
 普通の展開なら、そんな台詞は口だけで、シノブに情けを掛けたようにしか見えないのですが。
 もしかしたら、今後、下位ランカーとの戦いとして再戦があるかとも思いましたけれど、
 トラヴィスの口ぶりだと、もっと年月が経って、彼女の技が熟成されてからと言う感じですな。





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Posted by 黴 at 23:56│Comments(0)NO MORE HEROES
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