『夕闇通り探検隊』プレイ日記　vol.36
【工事現場の噂】
　新ひるみ台団地の工事現場を通ると、正体不明の頭痛が起こるらしい。
　工事で有害物質が発生しているのかもしれない。

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【工事現場の噂】　噂入手方法
7月16日(木)　あと29日　ナオ
　1) 2年3組にいる 『サンジョウ ケイナ』 と会話
　2) 男子トイレにいる 『ユアサ軍団』 と会話　※噂入手には関係ないが特殊会話発生


【工事現場の噂】　噂検証方法
1日目(7月16日)　サンゴ
　1) 探検前に相談
　2) 《工事現場通り》 へ移動
　3) 『おばあさん』 と 『警備員』 の会話を立ち聞きする
　4) 工事現場入口を調べる▲
　5) 『警備員』 に話し掛ける
　6) 歩き出した 『おばあさん』 と会話
　7) 『警備員』 と会話
　※【公園の友達の噂】 2日目の行程へ
2日目(7月17日)　クルミ　※【公園の友達】 3日目の行程を終えてから
　1) 探検前に相談
　2) 《工事現場通り》 へ移動
　3) 頭が痛くなったら、「ここにいる」 を選択
　4) 工事現場の入口を調べ▲、「いってみる」 を選択
　5) 画面左へ進み、社を調べる▼
3日目(7月20日)　ナオ
　1) 探検前に相談
　2) 《工事現場通り》 へ移動
　3) 『おばあさん』 と会話
　4) 『警備員』 と会話
　※【公園の友達の噂】 4日目の行程へ
4日目(7月21日)　クルミ
　1) 探検前に相談
　2) 《工事現場通り》 へ移動
　3) 工事現場の入口を調べ▲、「行ってみる」 を選択
　4) 鳴子様を調べる▼
　5) 相談をして噂解決
　※【殺人ピエロの噂】 1日目の行程へ

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【工事現場の噂】　ストーリー
　サンジョウ ケイナに、犬の散歩で新ひるみ台団地の工事現場を通ったことはあるか、と尋ねられたナオ。
　バスケ部の校外ランニングの際、あそこを通ると、必ず誰かが頭痛を訴えるのだそうです。
　まさか、工事によって何か有害物質でも出ているのではないかと言うサンジョウ。
　先輩に申し出てもルートを変えてくれないので、情報を集めているのだとか。
　ナオは、今度自分も工事現場の前を通ってみる、と約束します。





　サンジョウ ケイナの頼み事ということで、あまり乗り気ではないサンゴですが、
　サンゴなら何か気が付くかもしれないというサンジョウの言葉で先頭に立つことに。
　確かに騒音は耳障りですが、特に頭痛がするということもありません。
　しかし、クルミは 「頭がキーンとする」 と言って、しゃがみ込んでしまいました。
　工事現場の入口へ向かうと、そこでは警備員がおばあさんと何やら揉めています。
　おばあさんは、“鳴子様” にお参りをしたいと言い、警備員は工事現場には入れないと諫めているもよう。
　サンゴたちも、中に入ろうとしたところを咎められてしまいました。
　頑なな態度に諦めたおばあさんが帰って行った後、サンゴは警備員に話を聞いてみます。
　けれども、彼にはおばあさんの詳しい事情が解らず、鳴子様が何なのかも知らないようでした。
　ただ、おばあさんが諦めてくれたならば、明日からは早上がりが出来そうだ、と安堵した様子です。



　サンゴを除く2人は、あの工事現場からキーンという音が聞こえ、頭痛に襲われていたそうです。
　やはり、問題は工事現場の中にあると判断したサンゴは、警備員の居ない隙を狙って侵入することに。
　工事が終わる夕方を過ぎた頃、現場へ向かったクルミは、相変わらずの音と頭痛に見舞われました。
　それでも、頭痛をこらえて中へ入ると、そこには巨大な切り株があります。
　これが鳴子様なのでしょうか？
　そして、キーンという音は更に強くなり、更には工事の騒音や何かの声まで響き始めました。
　耐えきれなくなったクルミが大声で怒鳴ったところ、音はぴたりと止んでしまいます。
　突然のことに、クルミは首をかしげるばかりでした。



　不可思議な音は、切られた木の辺りから聞こえていると主張するナオ。
　祟りなど信じないサンゴは、有害物質の方がまだ真実味があると言います。
　真相解明のために誰に話を聞くか…。
　サンゴは警備員を推しましたが、ナオはお参りに来ていたおばあさんが気になります。
　工事現場へ行ってみると、おばあさんは今日もお参りをさせてくれるよう交渉していました。
　おばあさんに尋ねてみると、やはりあの大きな木が、鳴子様という御神木なのだそうです。
　この陽見には、鳴子様以外にもたくさんの神様が居ました。
　鳴子塚、姫の杜、わらしもり、鳥塚、塚里稲荷、猫神様。
　そして、おばあさんは忘れてしまっていますが、天狗こと隠れ杜。
　これを陽見の七神様と言い、昔から陽見を守ってくれていた神様なのだとか。
　けれど、その七神様も、時代が変わるにつれて、どんどん居なくなってしまったと嘆くおばあさん。
　ナオはおばあさんに、工事現場で起こる頭痛は、鳴子様と関係があるのだろうかと聞いてみます。
　するとおばあさんは、バチが当たるなんてことがあるのかどうかは解らないけれど、
　もしそのせいで工事が中止になったら、やはり神様が居られた、とホッとする気持ちはあると言いました。



　あれだけ進んでいた工事は、何故か中止になってしまいました。
　鳴子様の祟りを信じているらしいナオに、サンゴは工事現場に忍び込んでみようと提案。
　騒音が原因ならば、工事が中止になった今、頭痛は起こらないはずです。
　クルミが工事現場へ向かうと、あれほど酷かった音は、きれいに消えていました。
　中へ入ってみると、おばあさんが鳴子様の社を拝んでいます。
　ふと気が付くと、クルミは大きな木の前に立っていました。
　切り株になったはずの御神木です。
「キミはおっきいねー」
　クルミが声を掛けると、その光景は一瞬で消え失せ、残ったのは元の大きな切り株でした。





　結局、木の祟りなどということはなく、工事が無くなったから音も消えたのだ、と結論づけるサンゴ。
　嘘のように静かになってしまった工事現場に、ナオも釈然としない思いを抱きながら頷きます。
　けれども、やはりナオには陽見七神のことが気になって仕方がありません。
　ところで、噂の出所であるサンジョウはと言えば、ナオに頼んだこともすっかり忘れ、
　毎日女子バスケ部の練習に勤しんでいるようです。
　暢気にそれを告げたナオに、サンゴは呆れたような視線を向けるのでした。

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【工事現場の噂】　総評
　ここで初めて、『陽見七神』 についての明確な情報が得られました。
　陽見七神に関係する噂はいずれも、単独で見れば、「一体何だったんだ？」 と思わされるものが多いので
　おばあさんの話で、それらが繋がった驚きと共に、新たな疑問が湧いてきます。
　それは、人面ガラスのいる鳥塚が、七神の1つであるということ。
　他の七神と比べると、その異質さがよく解ります。
　この噂以降、まさにゲームはラストスパート。
　その疑問が、物語に大きく拘わってくることとなります。
　ちなみに、ストーリー解説でも触れましたが、おばあさんが忘れている最後の1つは、隠れ杜。
　滝で天狗が 「七神が要」 と名乗っていることから、それが解ります。

　攻略的に厳しいのは、これ以降のスケジュール管理で、この噂自体の難易度は高くありません。
　ただ、3日目にナオではなくサンゴを選ぶと、噂解決時の 「了」 の文字が青になりました。
　未だに青い了の意味は解らないのですが、これを見る限り、トワイライトで言うところの中吉なのかな？





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