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2010年03月24日

ミズコの噂


『夕闇通り探検隊』プレイ日記 vol.33
【ミズコの噂】

 多摩川の下水にはミズコの霊が渦巻いているらしい。
 決して、白いワニは居ない。




【ミズコの噂】 噂入手方法
7月10日(土) あと35日 サンゴ
 1) 女子トイレにいる 『おトイレ軍団』 の会話を立ち聞きする
 2) 『おトイレ軍団』 に話し掛ける
 3) 廊下にいる 『ユアサ軍団』 の会話を立ち聞きする
 4) 『ユアサ軍団』 に話し掛ける


【ミズコの噂】 噂検証方法
1日目(7月11日) サンゴ
 1) 探検前に相談
 2) 《多摩川土手道》 へ移動
 3) 下水道を調べて▲、「行ってみる」 を選択
 4) 下水道の壁に横穴が開いているので、2つめの横穴に入る▲
 ※暗くて横穴が見えないので、こまめに調べて▲、ライトで壁を照らしながら進む
   正しいルートに進むと、サンゴが 「みずおと?」 と言うはず

 5) 再び壁に横穴があるので、2番目の横穴に入る▲
 6) 画面左手に進むと、道が遮られているので、「けりやぶる」 を選択
 7) 画面左手の突き当たりまで進む
 8) 自動的に散歩終了
2日目(7月12日) ナオ
 1) 探検前に相談
 2) 《多摩川土手道》 へ移動
 3) 下水道を調べて▲、「行ってみる」 を選択
 4) 2番目の横穴に入り▲、更に2番目の横穴へ入る▲
 5) 画面左手へ進み、突き当たりへ
 6) パノラマ画面で、『足下の石』 を調べる
 7) 下水道から出て、相談
3日目(7月13日) クルミ ※【黒い犬の噂】 1日目の行程を終えてから
 1) 《古街通り》 へ移動
 2) パノラマ画面で 『カスカ』 と会話
 3) 「する」 を選択し、石を 「ホントにあげる」 を選択
 4) 自動的に 《陽見駅南口》 へ移動するので、相談
4日目(7月14日) ナオ ※【黒い犬の噂】 2日目の行程を終えてから
 1) 《病院前通り》 へ移動
 2) マンホールを調べて▼、「耳を付けてみる」 を選択
 3) 声を掛けてきた 『妊婦』 と会話
 4) 自動的に 《坂上地蔵》 へ移動
 5) 相談をして噂解決




【ミズコの噂】 ストーリー
 自称・霊感少女のイワセは、排水溝の奥からよく赤ちゃんの声が聞こえてくると言いました。
 産まれた赤ん坊を、トイレに流してしまう母親がいるために、下水は水子の霊でいっぱいなんだとか。
 特に酷いのは陽見駅の公衆トイレで、学校のトイレも遠くからですが、泣き声がするそうです。
 相変わらずの作り話を小馬鹿にしてからトイレを出たサンゴは、廊下でユアサたちが
 多摩川の下水道に潜り込む算段を立てているところに遭遇しました。
 どうやら、多摩川に逃げたワニが下水に住みつき、白くなってしまったという都市伝説を信じているもよう。
 サンゴは、下水に居るのはミズコの霊だと言ってユアサたちを脅かします。
 強気なことを言いつつも、半分以上信じてしまったユアサたちは、証拠を見せろと言い出しました。





 信憑性のない2つの噂は信じていないし、排水の流れているところなど入っても良いことはない。
 そうは解っていても、好奇心に勝てないサンゴは、ワニが見たいクルミを賛同者に引き込み、
 今日の散歩先を多摩川の排水にしてしまいました。
 暗く汚く、酷いにおいのする下水道を、ペンライトの明かりを頼りに進む3人。
 中は曲がりくねっているうえ、分岐しており、うっかりすると迷ってしまいそうです。
 妙な水音を頼りに、狭い道も身をかがめて進んでいくと、進行方向に格子がはまっていました。
 これ以上は進めないようですが、この先から明かりが漏れています。
 サンゴは障害物を蹴り破り、強引に突破することにしました。
 格子の奥は行き止まりになっていましたが、上から光が差し込み、一帯が照らし出されています。
 そして何故だか、きつい消毒薬のにおいが充満していて…。
 その空気に耐えられなくなったサンゴは、ついに気を失ってしまいました。



 翌日、無事に帰れて良かったと話すサンゴですが、ナオの様子が変です。
 ナオは、あの光が差し込む場所で、何とも言えない懐かしさを感じたと言いました。
 珍しく再訪を提案するナオを先頭に、3人はもう1度、下水道へと向かいます。
 穴の中へ入ると、ナオの耳に、どこからか赤ん坊の泣き声が聞こえてきました。
 昨日と同じ道を辿っていくと、泣き声はどんどん大きくなっていきます。
 目的の地点へ辿り着くと、何故か辺りにはオルゴールメリーのような音が…。
 温かい懐かしさを覚えるナオは、足下の水の中で、石が光っていることに気が付きました。
 ナオは何とはなしに、その石を持ち帰ってしまいます。

 しかし下水道から出たナオは、石の表面に赤ん坊の顔にも見える模様があることが、気になり始めました。
 赤ん坊の泣き声がした場所に、赤ん坊の顔をした石がある…。
 自分で持ってきておきながら不安になったナオは、石の対処に困ってしまいます。
 河原にでも捨ててくれば良いというサンゴに、石をカスカへのおみやげにしたいと言うクルミ。
 ナオは元の場所に戻したいようですが、それが出来ないなら、せめて川へ返したいと言います。



 翌日、光る石を手にカスカを訪ねたクルミは、石を耳に当ててみるよう言われました。
 言うとおりにしてみると、石から泣き声が聞こえてきます。
 カスカ曰く、ミズコは見ずの子。
 暗くて温かなところを、ゆっくり溶けて流れていくのだとか。
 光る石を手渡すと、カスカはもう泣かないように、とおまじないをしてくれました。
 これで石の件は片づきましたが、ナオはまだあの場所のことが気になっているようです。
 何故、あの場所には光が差し込んでいたのでしょうか?
 サンゴは、上のマンホールから光が漏れていたに決まっているというのですが…。



 あのとき進んだ方向と距離から考えて、病院付近と当たりを付けるサンゴ。
 ナオは、その言葉を信じて病院通りのマンホールに、そっと耳を当ててみます。
 しかし、あのときのような音は聞こえません。
 そこへお腹の大きな女性が、声を掛けてきました。
 何をしているのか問われたナオは、ここの下水が多摩川に繋がっているかどうか尋ねてみます。
 すると女性は、下水は下水処理場行きで、川には生活排水や雨水が流れ込むだけだと教えてくれました。
 おかしなことを聞くナオを不思議そうに見る女性。
 赤ちゃんの泣き声がした…と言いそうになって慌てたナオは、女性の赤ちゃんについて口にします。
 産まれてくるのは待ち遠しいかと尋ねられた女性は、心底嬉しそうに肯定しました。

 その場を去ろうとする女性の身体を気遣ったナオは、坂上地蔵付近まで荷物持ちをすることに。
 お礼を言う女性と別れたナオは、ここから病院通りが見下ろせることに気が付きました。
 ふと見れば、総合病院の隣には、イトウ産婦人科があります。
 あの光る石があったのは、ちょうどあの場所ではないでしょうか…?





 3人が潜っていたのは、産婦人科のちょうど真下でした。
 それならば、サンゴが嗅いだ消毒薬のにおいも、ナオの聞いた泣き声も、そこから聞こえてきたもの。
 ナオが拾ったのも、単なる石に過ぎないと断定するサンゴ。
 あの石を使ってユアサを脅かしてやれば良かった、と悪巧みをするサンゴを余所に、
 ナオは先ほど会った女性が、良いお母さんだったことが嬉しそうです。




【ミズコの噂】 総評
 サンゴとナオで穴に潜ると、それほどのことでもないような気がしますが、
 クルミで突入すると、巨大なミズコに遭遇します。
 お暇なら、是非是非、見ておくと良いでしょう。
 しかし、結局の所、あの場所は産婦人科の何処に繋がっていたのでしょうか?
 そして、何故あの場所に赤ん坊の宿った石が…?
 病院についての詳しいことが解らないので、その辺りは判断の使用もありませんが、
 とにかく見ず子となってしまった赤ん坊が、あの暗い穴で泣いていたのは事実のようです。
 そう言えば、【河原の幽霊の噂】 では、多摩川の河原にミズコの兄弟が現れましたね。
 あの子たちは、母親に憑いていたわけではなく、ずっとあの場所にいて、
 母親が来てくれることを喜んでいたようでした。
 だとすると、ミズコの兄弟も、あの場所から多摩川へやってきたのかもしれません。

 ヒントは相談で充分に与えられるので、特に解決方法に困ることはないと思います。
 あまり関係ありませんが、この噂は黴にとって思い出深い噂の1つ。
 初回プレイの際、入手が遅れたことと、噂解決に時間が掛かったこと、そして強制イベントが
 発生してしまったことで、検証期間を過ぎてしまい、未解決になってしまったのです。
 それまで入手できなかった噂はあれど、未解決になった噂はなかったのでショックでした(;´Д`A





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Posted by 黴 at 23:59│Comments(0)夕闇通り探検隊
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