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2008年03月08日

第17話 『新・Wの悲喜劇』


相棒 6th season 第17話 『新・Wの悲喜劇』 (08/03/05放送)
 夫・白鳥 晋三の殺害を妄想する主婦・寿々美
 包丁で刺すか、首を絞めるか、はたまた……。




寿々美は、階下に住む刑事に、警察の検挙率について尋ねてみます。
すると、刑事の妻を見舞いに来ていた彼の上司から、31.2%という驚くべき数字を聞かされました。
物思いにふける寿々美を見て、その上司は、こう付け加えます。
「殺人事件については96.8%です」

 これから殺ろうってときに、こんなこと聞くかね、おい(;´Д`A
 万一、本当に旦那が事故か何かで死んだって、これじゃ疑われちゃうんじゃなかろうか。
 そして、美和子さんのお見舞いには角田課長も登場。
 なるほど、Wの悲喜劇のときと同じメンツが同じ場所に揃った、と。
 しかし、亀山家が室内禁煙になったため、課長は哀れベランダの住人に…。


亀山家で食事会が開かれているとき、寿々美は着々と夫殺害の準備をしていました。
帰宅した夫と食事を済ませ、彼が風呂に入ったところを見計らって、浴室に乱入。
驚く夫を尻目に、大量のドライアイスを浴槽内に投入します。
風呂場の扉を外から押さえ、待つことしばし……。
二酸化炭素中毒で意識朦朧としている夫を浴槽に入れたら、追い炊き開始です。
そして響き渡る救急車のサイレン。
右京さんたちが様子を見に行くと、白鳥さんが全身火傷で運ばれていくところでした。

 ほほぅ…確実に死んでいない状態で救急車を……。
 奇跡的に助かってしまったら、大変なことになりますね。
 そんで、検挙率のこと聞いたその直後に殺すってのは凄い話だ。
 疑ってくれと言わんばかりな…。






留守番と称して、勝手に白鳥家へ上がり込み、室内を捜査する特命係。
そこで右京さんは、濡れた足跡に注目します。
足跡は風呂場から玄関へ続いており、電話のあるリビングにはありません。
だとすると、寿々美は足が濡れる前に電話をしたということでしょうか?
白鳥さんが運ばれた病院へ向かい、寿々美本人に問いただしてみると、証言は二転三転。
到底信じられる内容ではありません。

 救急車呼んでから水を入れたんだった、で良いんじゃないの?
 黴ならまず、「大変だ、救急車!」 で、そのあと 「何かすることは…」 となる気がします。
 言い訳もぐだぐだで、かなり自棄になっている寿々美ですが、ここからどうなるのか…。


翌日、通夜の場に現れた特命係は、出棺前の寿々美を捕まえて、再び追求開始。
ドライアイスによる二酸化炭素中毒の可能性を示唆しました。
証拠があるのかと憤る寿々美に、右京さんは淡々と目撃者の存在を告げます。
あの夜、ベランダで煙草を吸っていた角田課長は、上階の排気口から出る煙が
上空へではなく、下へ下へと向かっているのを見ていたのでした。
遺体を解剖し、二酸化炭素中毒の痕跡が在ればすべては明らかになります。
特命係は、そのための礼状も所持していました。
夫の体を切り刻むか、その前に自白するかを迫られる寿々美。
殺人事件の検挙率は96.8%。
残りの3.2%になれると信じていた寿々美ですが………

 (; д )  ゚ ゚  夢かよ!?
 今までの内容はすべて寿々美の夢だったみたいです。
 チャイムの音で目を覚ますと、テーブルの上には、まだ夕食が並んでいました。
 意外すぎる展開ですな。






ちょうど夫が帰ってくる頃だったので、何の躊躇いもなくドアを開ける寿々美。
すると、突然黒ずくめの男がナイフを手に襲いかかってきます。
死にものぐるいで抵抗すると、そこへお裾分けを手にした薫ちゃんと右京さんが…。
助けを求められ、薫ちゃんはその不審人物に躍りかかりますが、男は階下の
ベランダへ逃走し、そのまま亀山家に乱入し、外へ逃げていきます。
課長と共に男を追う薫ちゃんと、寿々美を保護する右京さん。
そこへ白鳥さんが帰ってきました。

 薫ちゃん、暴れすぎ……(;´Д`A
 逃走先のスーパーが、しっちゃかめっちゃかです。
 あれを片付けるであろう店員さんの苦労を思うと、涙が止まりませんね。


右京さんは、白鳥さんが帰宅すると予告した時間に、偶然暴漢が襲ってきたことや、
鍵を忘れたはずの白鳥さんが、チャイムも鳴らさず、すんなり入ってきたことに疑問を抱きます。
これは、もしかすると寿々美を殺害するための計画だったのでは…?
…薫ちゃんと課長に取り押さえられた男は、インターネット上で “平成仕置き人” と称して
殺人依頼を請け負っていたことと、白鳥さんから依頼を受けたことを白状しました。
捜査一課に引き渡された白鳥さんは、「これは正当防衛だ」 と主張します。
妻の寿々美が自分に殺意を抱いていたからこそ、先に殺さなければならなかったのだ、と。

 寿々美大爆発です。
 ドスのきいた声で、夫の気に食わない点を次々挙げていき、
 結論としては、「なんもかんもが気に障る」 だそうな。


連行されていく白鳥さんと、取り残された寿々美。
右京さんは、室内の断片的な証拠から、彼の感じていた殺気は本物だろうと囁きます。
寿々美の言うとおり、殺意を抱くのは自由。
けれどもそれは、実行に移さない分別があればこそ、なのです。

【総評】
 変わった話でしたねー。
 1時間に感じないほど、あっさりした話でしたが、それなりに面白かったです。
 夢オチにしては納得のいかない部分も多々ありますけどね。
 でもどっちかと言えば、旧の悲喜劇の方が好きでした。
 



【来週の相棒】 白い声
 娘は殺されたんだ、と主張してビラ配りをする男性。
 警察は急性心不全と判断しているが……ってな話。
 重くなりそうですね。

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Posted by 黴 at 17:13│Comments(0)相棒
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