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2008年02月22日

第16話 『悪女の証明』


相棒 6th season 第16話 『悪女の証明』 (08/02/20放送)
 場所は、飯田橋ニュープレジテントホテル。
 平成未来派の定期集会が開かれています。
 今回マスコミの注目を一身に浴びているのは、公民党議員・藤竹 清英氏。
 スピーチで不正流用の証拠を提出するのではないかと、専らの噂なのです。




続いて現れたのは片山 雛子
その傍らには、加東 倫恵という女性記者が、べったりくっついていました。
片山議員は、スピーチを終えると、活動報告をまとめたVTRに場を任せます。
彼女自身の音声で解説がなされていますが、それはすべて録音されたもの。
そっと会場を抜け出した片山議員は、ホテルの廊下を走り、大急ぎで何処へか向かうのでした。

 以前は、初々しさと美しさを売りにした議員のようでしたが、すっかり貫禄がついてますね。
 着々と地位を築いた分、ちょっとばかし、言動がオバサンくさくなっているような気もしますが…(;´Д`A
 今度は一体、何を企んでいるのやら。


外務省 東アジア二課長・草場 成彦さんが飯田橋ハイネスビルで転落死を遂げました。
死亡したのは15:20、非常階段から何者かに突き落とされたと見られています。
一方、藤竹議員の告発で窮地に陥った外務省事務次官の山浦 幹治氏。
草場課長は、山浦事務次官と同じ大学出身で、派閥も同じだったようです。
そして、この山浦事務次官と片山議員は、人事を巡って対立中。
互いに悪感情を抱いているとされています。

 政治関係の登場人物には、テロップで身分と名前が表示されますね。
 やっぱり判りにくいからでしょうか、ゴチャゴチャ出てきて。
 山浦事務次官は、藤竹議員を操っているのが、片山議員と睨んでいるみたいですな。
 そして、右京さんは片山議員が草場課長の死に関わっていると言わんばかりの口ぶり。






帝都新聞から得た情報を元に、右京さんは1つの推測を立てました。
草場課長は内部告発者であり、彼から不正流用の証拠を手に入れた片山議員は、
野党の藤竹議員を操り、それを告発させることで、山浦事務次官を追い落とそうとしたのではないか、と。

 珍しく、捜一トリオが小芝居してますね。
 片山議員に名刺を渡し、口八丁でそれを手元に戻させ、指紋を採取…。
 可哀相な芹沢くんは、先輩2人の意図に気づいていなかったようですが(´Д`;)


採取された指紋と、現場に落ちていた金属片の指紋は一致しました。
捜一トリオは、片山議員が犯人であると部長に強く進言します。
片山議員犯人説を後押ししたのは、何と角田課長のおしゃべり。
彼女のアリバイが崩れる可能性をペラペラ話してしまったようです(;´Д`A

 特命係の部屋で、小さく縮こまる課長が可哀相(´・ω・`)
 肩身が狭い狭い。
 でも、既に右京さんたちは、片山議員犯人説を捨てているんですよねぇ。
 益々、可哀相。






特命係に匿名で送られてきたのは、山浦事務次官と腕を組んで歩く、加東記者の写真。
美和子さんに確認したところ、彼女は片山議員の講演前に会場を出て行ったそうです。
更に、現場の防犯カメラを細かくチェックしていくと、反射して映り込んだ人影が…。
それは、耳にイヤホンを付け、防犯カメラを避けて歩く山浦事務次官でした。

 山浦事務次官は、誰かに指示を受けて動いていたということ?
 脅迫でもされていたんでしょうか。
 それとも、あの女性記者との不倫で揉めたりしたのかな。
 草場課長を通じて、別れ話を持ちかけたとか?
 でもそうなると、山浦事務次官が現場にいる必要はないですよねぇ…。


片山議員が会場を抜け出したのは、ホテルの部屋で草場課長と会い、
藤竹議員の告発に必要な証拠を受け取るためだった、と推測する右京さん。
しかし、草場課長は約束の時間、片山議員の部屋にはいませんでした。
一方、加東記者は山浦事務次官の指示で草場課長を誘惑し、不正の証拠を入手していました。
ホテルの窓から、裏切ったはずの上司と、裏切らせたはずの女が、
密会している場面を見た草場課長は、すべてを悟ります。
不正を告発するように仕向けたのは、山浦事務次官本人であること。
そして、自分の持つ決定的な証拠が偽物であること。
現場に乗り込んだ草場課長は加東記者と揉み合いになり、非常階段から……。

 非常に元ネタの判りやすい事件ですが、面白いですな。
 してやったりと思っていたら、相手の罠だった…と。
 しかし、片山雛子もただでは転ばないですね。
 …というよりも、どこからどこまで知っていたんでしょう、この女。
 草場課長が死んだ時点で真相を知ったのか、それとももっと前からか…


新聞で報じられたのは、山浦事務次官と草場課長、そして加東倫恵記者が、
三角関係のもつれの末、事件を起こしたという部分のみでした。
すべては片山議員の思うがまま。
彼女は、自分に近づいてくる加東記者を端から疑っており、
鹿手袋さんに依頼して、不倫の証拠を入手していたようです。
しかし、それも知らないと言われてしまえばそれまで……。

【総評】
 山浦事務次官の手の中で踊らされそうになった片山雛子ですが、
 草場課長の死で、間一髪それを免れたばかりか、
 邪魔な山浦事務次官を葬り去ることにも成功します。
 しかし、彼女自身は罪に問われるようなことをしていない…と。
 朱雀の事件と違って、今回の彼女は黒とは言い難い立場にありますね。
 それでも、彼女の恐ろしさは充分に発揮されていたようですが。
 政治絡みにしては、背景がすっきりしていたので観やすいストーリーでした。
 



【来週の相棒】 新・Wの悲喜劇
 しっかし、6th seasonは別のseasonと関わり持たせるのが好きですねー。
 ただ、今回はWの悲喜劇が起きたあの部屋で、別の事件が…というパターンみたいです。
 前作も結局Wが何だったのか判らなかったんですけど、何なんでしょ。
 前回は、WeightかW.C.かで悩みました。

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Posted by 黴 at 15:05│Comments(0)相棒
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