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2007年04月13日

Review 『moon』


Review 『moon』
総合評価 ★★★★

 発売元:アスキー(開発:ラブデリック)
 ジャンル:RPGアドベンチャー
 発売日:1997年10月16日

ゲームが大好きな少年は、勇者が活躍し、モンスターをやっつけるRPGに夜遅くまで熱中する。
母親に促され、眠りに付こうとした少年はテレビの中に吸い込まれ、落ちた先はどこかで見たような不思議な世界。
その世界で自らを勇者と信じる男は、無害なモンスター達を相手に傍若無人の限りを尽くす。
少年は勇者に殺されてしまったモンスターを救ったり、個性豊かな住民の悩みを解決したりと
様々な行動で “ラブ” を集めながら、世界を回るのだが…

このレビューは、黴の完全なる独断と偏見でお送りしています。
各項目の評価は★×1~5と☆=0.5で為されていますが、こちらも勝手気ままに付けておりますので、御承知くだされ。




システム ★★★★☆
 ジャンルにRPGと銘打ちながら戦闘はないという当時話題になったこのシステム。
 経験値の代わりに主人公が集めるのは、ラブ。
 ラブが増えるとレベルが上がり、主人公が行動できる時間が増加していく仕組みになっています。
 ラブを集める方法は大きく分けて2つ。
 この世界で生活する住民たちの悩みや願いを解決してあげることと、モンスターを生き返らせることです。
 戦闘パートとイベントパートに分かれるのが通常のRPGですが、moonはそれがイコール関係にありますから
 内容も多彩なら、それを解決する方法も凝った造りになっています。
 住民たちは非常にしっかりと “生活” しており、曜日や時間の概念を持って動いているのが大きな特徴。
 イベントをこなすには、彼らの生活を知り、よく考えて行動する必要があるわけです。
 またメインシステムではありませんが、MDも黴が大好きな要素の1つ。
 このゲームにはBGMがほとんどない代わりに、MDを収集して、好きな音楽をかけることができます。
 曲数も多いうえ、LRボタンで簡単にチェンジできるので、移動中も楽しさ倍増。
 地味ですが、非常に良いシステムですよ、これ。
 他のRPGでも採用されないかな、とすら思います。


操作性 ★★★
 もの凄く鈍足です。
 初めてプレイしたときは、走ろうと必死に×ボタンを押したものです。
 特に、時間による行動制限がなされているわけですから、初めのうちはイライライライラ…。
 でも、凄いスピードで駆け回れたら、時間制限が設けられている意味がないわけですし、
 これがmoonの世界なんだと思えるようになったら、どっぷりこのゲームに浸かっています。
 逆に言うと、いつまで経ってもこのスピードに苛々しているなら、フィーリングが合わないのかもしれません。


ストーリー ★★★★★
 非常に難しいテーマを扱っているうえに、ラブイベントの内容もどこか哲学的なものが多くなっています。
 それでも楽しくプレイしてきたプレイヤーの気持ちを激しく打ちのめすかのようなエンディング。
 エンディングをどう解釈するかは、moonの世界を正しく理解しているかにかかっているでしょう。
 素晴らしいストーリーですが、詳しく語ってしまうと、このゲームの魅力を損なってしまうのでこれくらいで…。 
 

グラフィック ★★★★
 奇妙な世界の奇妙な人々を実に絶妙な表現で描き出しているグラフィック。
 彼らの話す奇っ怪な言語も、その外観とぴったりマッチしているから不思議です。
 更にはゲーム上、重要な役割を果たしているのが、刻々と移り変わる日の高さ。
 昼と夜では同じ街並みでもまったく違う姿を見せてくれます。
 絵本の挿絵のような風景には引き込まれること請け合い。





黴のお気に入りポイント
 ◆MDシステムでお気に入りの曲を聴きながら冒険
 ◆ラブイベントの多彩さ
 ◆個性豊かな住人達とその生活模様
 ◆切なさとおかしみの入り交じったストーリー


黴のイマイチポイント
 ◆アイテムの一括整頓が出来ないので面倒
  受け取ったときから種類順に並んでくれるとありがたい
 ◆?の出る範囲が狭い
 ◆部屋を漁る勇者を揶揄しておきながら、主人公が部屋を物色できる場合が多い

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