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2007年03月27日

第20話 『サザンカの咲く頃』


相棒 5th season 第20話 『サザンカの咲く頃』 (07/03/14放送)
 特命係も捜一も小野田氏も、何だかとっても慌ただしい様子でスタートした、『相棒』最終夜。
 皆がバタバタと動き回るそんな夜に、1人の男性が揉み合いの末、転落死しました。
 名前は瀬沼 優。 コンピュータプログラマーです。
 例によって、米沢さんを含む鑑識班が、証拠となる足痕その他を採取したわけですが……



 Σ(゜Δ゜*) おぉ……新しい………
 鑑識の証拠資料が盗難されたというのは、初めての事件ですね。
 米沢さんの言うとおり、確かに普通ならあり得ない…。
 犯人は、順当に考えれば警察関係者です。

 …………ん?
 (^・ω・^) また双子?
 前も最終回に双子ネタ持ってきてましたよね。
 んー……新しいと思ったのも束の間か?
 被害者・瀬沼 優の双子・瀬沼 翔が登場しました。
 こちらも同じ会社で働くコンピュータプログラマです。
 そして、冒頭の掴み合いシーンを見る限り、被害者・加害者はこの双子みたいですね。
 ……どっちがどっちかは知りませんけど。

 そして更に事件は続きます。
 今度は、かつて小野田氏の部下だった嶋村 雅弘さんが、小野田氏への電話を最後に死亡。
 死の間際、彼が握っていたのは何故かサザンカの花………。
 ふーむ、今回は1つの事件を徹底的に追うのではなく、幾つもの事件が絡み合っている感じですね。
 そもそもこの人、瀬沼優殺害事件の現場検証を物陰から見てた人……のような気が。









 小野田氏に依頼されて、嶋村さんの自宅を捜索する特命係。
 ところがこの部屋、盗聴・盗撮されているというデンジャラスっぷり。
 2人がカメラを探しているところを、リアルタイムで見ている監視者が不気味ですな。
 それにしても、盗撮されている部屋のテレビに、その映像が映るって……どういう仕組み?(´・ω・`)

 さっぱり理由が判らないまま、今度は瀬沼翔の顧客が、防衛省の関係者であることが判明。
 しかし、瀬沼兄妹の勤める会社が請け負うのは民間からの依頼のみです。
 不審に思う中、何と使途不明金審議中継の真っ最中に防衛省幹部・佐々木 勝久が死亡しました。
 瀬沼翔と関与しており、尚かつ佐々木部長の死亡直前に接触していた若い女性。
 彼女の発言からして、彼女・嶋村さん・瀬沼翔は同じ何らかの目的を持って行動していたもよう。
 そして、嶋村さんと佐々木部長は、同一の方法で彼らに殺害されたとみて間違いないようです。

 病死に見える死に方って何だろう?
 心臓発作を起こさせる方法なら、以前に出てきたことがあったけども……。
 と思っていたら、右京さんがあっさり喋ってくれちゃいました。
 何でもかつて小野田氏が担当していた事件に、これとそっくりなものがあったんだとか。
 非常に代謝が早く、解剖時には残っていないような毒物だそうな。










 壮大な話になってきたね……(´Д`;)
 件の毒物が用いられた事件当時、公安の嶋村さんは国際ラジオの電波に乗せられた暗号が
 3人の民間人の名前及び勤務先であることを解読したのだと言います。
 そして、その3人こそが体に残らない毒物で殺害された被害者である…と。
 結局10年前の事件はお蔵入りに終わったようですが、3人の職業からして国内の事件ではないみたいですね。

 そんな話を聞きながら、小野田氏のお宅にお邪魔した特命係。
 そこへ送られてきた嶋村さんからの小包…。
 中に入っていたのは、鑑識から盗まれた瀬沼優殺害事件の証拠品でした。
 やはり盗み出したのは嶋村さんだったんですね。
 などと話していたら、またまた盗聴されてますよぅ、右京さん~(;´Д`A
 おまけに襲撃までされちゃって、まぁまぁ…。
 久々に、2人揃っての大乱闘ですが……薫ちゃんのアクションが有り得ない…(´Д`;)
 しかし、常とは違って証拠品も身の安全も守り抜きましたよ!
 タクシー止めるときのわたわたした動きが可愛らしい…(*´∇`*)

 話は更に壮大になっていきますよ。
 嶋村さんの小包を奪うべく公安調査庁が動いていたことが判明。
 小野田氏の口添えで、公安幹部と接触しますが、まったくもって話になりません。
 …が、嶋村さん宅の監視映像を見ていたのは恐らくこの部屋。
 しかも、昨夜特命係を襲ったと思しき人物を1人、発見しました。
 うへぇ~、ドキドキするねぇ~(^・ω・^)
 時々、公安から見張られることはありますけど、特命が公安を嗅ぎ回るのは初めてじゃなかろうか。
 2人揃って、怒濤の勢いで公安の人を問いつめるシーンは非常に胸躍ります。
 …ただ、公安を追いつめてはいますが、あの女性は一体何者なんでしょうか?
 10年前の事件を考えると、犯人は例の女性が所属する何らかの組織とする方が妥当かな?
 彼女の発言からすると、組織…というよりは思想で集まってる感じがするんですけどね。







 おっと、ここで瀬沼優編は解決ですか?
 殺人を認めた瀬沼翔ですが、右京さんは更に、彼の手がけたプログラムの依頼主について追求します。
 それに関しては、がんとして口を割らない瀬沼翔。
 と言うか、どこまで盗聴すれば気が済むのよ…((( ;゚Д゚)))
 瀬沼翔との会話すら盗聴されていますよぉ~。

 一方、嶋村さんから送られてきたメモリースティックの解析を進める米沢さん。
 ところが、パスワードでロックされており、解析がストップしてしまいました。
 そこで右京さんが思いついたのが、“sasanqua”。
 嶋村さんが今際の際に掴み取った物… “山茶花”です。
 ちなみにこれ、元はそのまま 「サンサカ」と言います。
 それがいつの間にか 「サザンカ」になったわけですね。
 「新しい」が、「あらたしい」から「あたらしい」になった例もありますから、そのうち 「雰囲気」も
 「ふいんき」として生まれ変わるかもしれませんな。

 信じられないことに、逮捕したはずの瀬沼翔が居なくなってしまいました。
 どうやら公安が乗り出してきて、瀬沼翔を引き取ったもよう。
 瀬沼翔を公安が庇う理由は、彼のプログラムが原因です。
 では、それはどんなプログラムだったのか…?
 再度の公安庁訪問を提案する薫ちゃんですが、右京さんは現段階でこれ以上情報を引き出すのは無理と判断。
 うーん、この辺り、黴の携帯に入ってる推理ゲームを彷彿とさせます。
 『J・B・ハロルドの事件簿#2 マンハッタン・レクイエム』
 正直、総当たりしてれば攻略できるゲームですが、結構面白いです。
 雰囲気と捜査方法は、今回の事件にちょっと似ていますよ。








 あの謎の女性水原 塔子は防衛省情報本部の人間でした。
 更に、瀬沼翔の会社で水原塔子と共に目撃されたのは外務省の江良 司
 特命係を襲った公安調査庁の南 蒼一朗、そして嶋村さんは、いずれも合同情報会議の実務官です。
 尚かつ、彼ら4人ともが同期…となると、これはもう偶然ではなさそうですね。

 合同情報会議当日、水原・江良・南の3人を待ち伏せする特命係。
 どこまでも白を切る彼らですが、米沢さんが解析した情報を右京さんが小出しにすると
 向こうもとんでもないものを出してきました。
 ((( ;゚Д゚))) こわっ!!
 美和子さんとたまきさんの盗撮写真を持ち出して、脅しをかけてきやがりましたよ。
 静かに怒る右京さんと、あからさまに怒る薫ちゃん。
 女性両名を正月のときのホテルに移し、捜一トリオの警護をつけました。

 ホテルを出た後、別行動を始める特命係。
 ここで薫ちゃんは情報部の手に掛かり、誘拐されてしまうわけですが……何だか罠っぽいですね。
 散々、盗聴・盗撮・発信器とやられてきたわけですから、そろそろ右京さんも反撃してほしいな。
 ……って、Σ(゜Δ゜*) トムとジェリー!!!
 生活安全部のトムとジェリーが右京さんと一緒に乱入ですよっ。
 捕まった薫ちゃんに駆け寄る右京さんの背後で、情報部を取り押さえてます。
 しかも、やっぱり右京さんが薫ちゃんに持たせておいたのは情報部の使っていた発信器のようで(*´∇`*)









 情報部3人は捕まりましたが、まだまだ時間は40分くらいあるんですよね。
 ここからどういうストーリー展開になるんでしょ?
 ともかく、情報部が瀬沼翔を庇った理由は、軍事衛星プログラムを開発させていたからでした。
 軍事衛星の情報を狂わせるという兵器にすらなりかねないプログラム。
 その倫理観を巡って優を殺害してしまった翔が逮捕されれば、プログラムは無に帰してしまう。
 そこで、公安を使って瀬沼翔の殺人を隠蔽しようと画策したようです。
 またプログラム開発の費用を防衛省の使途不明金に紛れ込ませたことを佐々木部長に知られてしまい
 殺害せざるを得なかったという水原塔子。
 彼らは、殺人まで犯したチームから離反する決意を固めた嶋村さんをも手に掛けていきます。 

 ここまでは現在起きた3つの事件の真相。
 そしてここからが10年前の事件の真相です。
 防衛省の水原・外務省の江良・法務省の南はそれぞれの理由で3人の男を調査していました。
 この3人は、某国の軍事に図らずも関与しており、そのために工作員に殺害されたのですが、
 当時、嶋村の所属する警察庁が3人の死が殺人であることを秘密裏にしていたために、彼らの調査は中断。
 ふとしたことで真相を知った4人は、各省庁の情報を1つにするための組織が必要だと考え
 自らその組織を設立しようと、瀬沼兄弟を巻き込んで動いていたのだと言います。

 自分たちの崇高な目的を力説し、同意を求める3人に
「目的のために工作員と同じ方法で殺人を犯した、あなた達こそが今、テロリストだ」
 と右京さんの厳しい言葉が飛びます。
 右京さんに遮られなかったら、確実に 「仕方ない」って言おうとしましたよね、この人たち(;´Д`A
 強い意志と揺るぎない思想は、ときに暴力ですよ。








 さてさて、やっと事件が終わったと思いきや、またも一波乱。
 情報部3人を支持していた警視庁長官によって、事件が有耶無耶にされようとしています。
 動いたのは、捜査を依頼した張本人のはずの小野田氏。
 それに疑問を抱いた右京さんは何だか凄いこと言い出しました。
 薫ちゃんに 「警察をクビになってもらえますか」 と言うので、一緒にクビになる覚悟で……と
 いう意味かと思いきや、「クビになるのは君だけです」と。
 Σ(゜Δ゜*) こ、今度は何の作戦なんでしょう…?
 策略が似合う人ですね、右京さんは。


 (*´ェ`) 面白い………
 薫ちゃんが美和子さんに記事を書かせるという職務規程違反を行い査問委員会にかけられる。
 薫ちゃんに指示を出したのは右京さんで、薫ちゃんを査問委員会にかけさせたのは小野田氏…。
 これで何も起こらないはずがありませんよね。
 しかし、薫ちゃんが居なければ右京さんは死に体も同然とは…薫ちゃんも出世したなぁ…(´m`)

 査問委員会にて、内村部長が薫ちゃんの懲戒免職を宣言した途端、会議室に現れた小野田氏。
 しれっとした顔で、薫ちゃんが人事院に訴えを起こしたと言い出しました。
 地方公務員法49条および50条に基づき、不服申し立てをした薫ちゃんには公開審理が待っています。
 その場で万一、情報部3人が起こした連続殺人について漏らせば、組織ぐるみでの隠蔽も水の泡。
 これを狙った右京さんは、地方公務員である薫ちゃんだけがクビになるよう仕向けたのだそうです。
 あ、あくどい……(´Д`;)
 更にあくどい小野田氏が、警察庁長官を蹴落として、事件は幕を閉じました。








 山茶花の花言葉 「困難に打ち勝つひたむきさ」 そして 「理性と謙虚」

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Posted by 黴 at 21:24│Comments(0)相棒
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