2005年12月02日
『OZ-オズ-』バッドエンド 【滅びの歌】
ネタバレ全開。
『OZ-オズ-』プレイ日記 バッドエンド編 vol.9の続きになります。
ノーマルエンド同様、非常に間延びしています(´Д`;)
『OZ-オズ-』プレイ日記 第1周終章
【最期の願い:ノーマルエンディング】
『OZ-オズ-』プレイ日記 バッドエンド編 vol.9の続きになります。
ノーマルエンド同様、非常に間延びしています(´Д`;)
『OZ-オズ-』プレイ日記 第1周終章
【最期の願い:ノーマルエンディング】
至高神と対峙する一行、そして神の子と化すドロシー……とここまではすべてのエンディング共通です。
「ウソだ…ウソだ、こんなの…」
呆然とするフィールに駆け寄るアルミラ。
「フィール!」
一方でレオンは神の子となったドロシーに一撃を加えます。
「フィール!しっかりしろ! お前がやらなければならないんだぞ!」
強い口調のアルミラに対し、うつろに呟くフィール。
「や、やる……? やるって…何を……?」
それに答えずフィールを見つめるアルミラ。
「ま……まさかっ!?」
フィールは身を起こし、信じられないようにアルミラを見やります。
「そんな事できるわけないだろっ! ぼくは! ドロシーを助けに来たんだぞ!!」
「だからだっ!!」
そんなフィールの肩を掴み、説き伏せようとするアルミラ。
「あの子を助ける方法は…もう、それしかないんだ……」
「そんな……そんな!!」
動けないフィールに、レオンも強い口調で言います。
「見ろよ!ボウズ!!」
ドロシーを示し、レオンが指摘するには、
「さっきから少しずつ変わってるだろ?」
「神々の子の…本来の姿に近づいているんだ……」
「早く…楽にしてやろうぜ…。 神の道具に…なりきっちまう前によ……」
顔を覆い、小さく身を縮めたフィールは、次の瞬間、天を仰いで絶叫します。
「ドロシいいぃぃーーー!!」
戦闘突入……とは言っても、ドロシーはまったくの無抵抗です。
せいぜい瞬間移動するくらいのもの。
そんなドロシーを3人がかりで殴りつけるときの息苦しさと言ったら……。
あっという間に減っていく体力ゲージが0になると、神々の子であったものは、小さなドロシーへ戻るのでした。
倒れ伏したドロシーを前に息を詰まらせるフィール。 2人はそんなフィールの背中を見守ります。
膝を突いてドロシーを抱え上げたフィールの口から、堪えきれない嗚咽が漏れ始めました。
「ゆ…るさない……」
ドロシーを抱えて絶叫したフィールが小さく呟いた瞬間、右手のレクスから黒いエテリアが舞い上がりました。
異変に気づいたアルミラとレオンが顔を上げますが、
「ゆるさない………」
フィールの声は、かつての少年らしいものではなく、低くくぐもった禍々しいものに変化していきます。
床に叩きつけた拳から、どんどんと黒いエテリアが放出されていきます。
「許さない……」
「許さない!」
「許さないっっ!!」
脳裏をよぎる数々の情景に、フィールが頭を抱えたとき、既に周囲の空気は様変わりしていました。
何かに苦しむような声をあげ始めるフィール。
「なんだ……?」
「フィーーーール!!」
時既に遅し。
フィールの体は異様な変貌を始めています。
両手両足は鋭い爪を携えて大きく張り出し、耳は尖り、顔面には黒い紋様が刻まれています。
アルミラとレオンを振り返ったのは、もはや人とも呼べない異形の者でした。
BAD END TRY AGAIN!
の文字が出て、『滅びの歌』終了でございます。
凹む凹むという前評判ほど凹まなかったのは、カビがノーマルエンディングで凹み放題凹んだせいかも…。
こちらも確かに辛いのですが、冒頭から不穏な空気が過剰なほど漂っていますし、
何より島村君が、突如としてペルソナみたいな変身を始めてしまったことに驚いたこともあって
それほどショックは大きくなかったんですよね…。
「ゆるさない…」を聞いたあたりでは、島村君が2人を殺すんじゃなかろうかとまで思ってたせいもある。
いや、あの後どうなったかは判らないけども。
さて、これで心おきなくハッピーエンディングに向けて旅立てるってものですよ!
断章やおまけシナリオについても、そちらで紹介していきたいと思います~。
次回は是非是非、レオン兄+ガルさんの獣系パートナーを手に入れたいものです(*´∇`*)
【ストーリーモード総合評価】
エテリア獲得数:C(116,547)
クリア時間:C(11:26:25)
瀕死回数:C(490)
総合評価:C
・EXでガルム、ヴィティス使用可
・鼓舞の腕輪入手
・『第35小隊かく戦えり』追加
「ウソだ…ウソだ、こんなの…」
呆然とするフィールに駆け寄るアルミラ。
「フィール!」
一方でレオンは神の子となったドロシーに一撃を加えます。
「フィール!しっかりしろ! お前がやらなければならないんだぞ!」
強い口調のアルミラに対し、うつろに呟くフィール。
「や、やる……? やるって…何を……?」
それに答えずフィールを見つめるアルミラ。
「ま……まさかっ!?」
フィールは身を起こし、信じられないようにアルミラを見やります。
「そんな事できるわけないだろっ! ぼくは! ドロシーを助けに来たんだぞ!!」
「だからだっ!!」
そんなフィールの肩を掴み、説き伏せようとするアルミラ。
「あの子を助ける方法は…もう、それしかないんだ……」
「そんな……そんな!!」
動けないフィールに、レオンも強い口調で言います。
「見ろよ!ボウズ!!」
ドロシーを示し、レオンが指摘するには、
「さっきから少しずつ変わってるだろ?」
「神々の子の…本来の姿に近づいているんだ……」
「早く…楽にしてやろうぜ…。 神の道具に…なりきっちまう前によ……」
顔を覆い、小さく身を縮めたフィールは、次の瞬間、天を仰いで絶叫します。
「ドロシいいぃぃーーー!!」
戦闘突入……とは言っても、ドロシーはまったくの無抵抗です。
せいぜい瞬間移動するくらいのもの。
そんなドロシーを3人がかりで殴りつけるときの息苦しさと言ったら……。
あっという間に減っていく体力ゲージが0になると、神々の子であったものは、小さなドロシーへ戻るのでした。
倒れ伏したドロシーを前に息を詰まらせるフィール。 2人はそんなフィールの背中を見守ります。
膝を突いてドロシーを抱え上げたフィールの口から、堪えきれない嗚咽が漏れ始めました。
「ゆ…るさない……」
ドロシーを抱えて絶叫したフィールが小さく呟いた瞬間、右手のレクスから黒いエテリアが舞い上がりました。
異変に気づいたアルミラとレオンが顔を上げますが、
「ゆるさない………」
フィールの声は、かつての少年らしいものではなく、低くくぐもった禍々しいものに変化していきます。
床に叩きつけた拳から、どんどんと黒いエテリアが放出されていきます。
「許さない……」
「許さない!」
「許さないっっ!!」
脳裏をよぎる数々の情景に、フィールが頭を抱えたとき、既に周囲の空気は様変わりしていました。
何かに苦しむような声をあげ始めるフィール。
「なんだ……?」
「フィーーーール!!」
時既に遅し。
フィールの体は異様な変貌を始めています。
両手両足は鋭い爪を携えて大きく張り出し、耳は尖り、顔面には黒い紋様が刻まれています。
アルミラとレオンを振り返ったのは、もはや人とも呼べない異形の者でした。
BAD END TRY AGAIN!
の文字が出て、『滅びの歌』終了でございます。
凹む凹むという前評判ほど凹まなかったのは、カビがノーマルエンディングで凹み放題凹んだせいかも…。
こちらも確かに辛いのですが、冒頭から不穏な空気が過剰なほど漂っていますし、
何より島村君が、突如としてペルソナみたいな変身を始めてしまったことに驚いたこともあって
それほどショックは大きくなかったんですよね…。
「ゆるさない…」を聞いたあたりでは、島村君が2人を殺すんじゃなかろうかとまで思ってたせいもある。
いや、あの後どうなったかは判らないけども。
さて、これで心おきなくハッピーエンディングに向けて旅立てるってものですよ!
断章やおまけシナリオについても、そちらで紹介していきたいと思います~。
次回は是非是非、レオン兄+ガルさんの獣系パートナーを手に入れたいものです(*´∇`*)
【ストーリーモード総合評価】
エテリア獲得数:C(116,547)
クリア時間:C(11:26:25)
瀕死回数:C(490)
総合評価:C
・EXでガルム、ヴィティス使用可
・鼓舞の腕輪入手
・『第35小隊かく戦えり』追加
Posted by 黴 at 00:00│Comments(0)